とんがり山(620m)白髪岳(721.8m) ★ひとこと 「四斗谷からとんがり山を経て白髪岳周回」 ★行った日 2009年5月5日(火祝) 晴後曇 単独
★コース
高槻7:00(府道、R372)=8:37四斗谷薬師堂登山口8:45→妙見宮跡9:00→9:38(620m)とんがり山9:50→西寺山分岐9:58→P570 10:20→見晴し岩稜10:42→P607 10:51→町界尾根11:17→11:32P644下11:43→P689 11:55→松尾山分岐12:01→12:15(721.8m)白髪岳12:21→13:05展望大岩13:16→稜線別れ13:25→林道出合13:39→14:09四斗谷薬師堂登山口14:15(R372、府道)=高槻16:30 篠山の四斗谷から丹波富士とも呼ばれるとんがり山を経て白髪岳周回だ。前回、西寺山からとんがり山まで半周したが降雨のため中断、今回はそのリベンジだ。R372の上小野原交差点を右折し、道なりに進んで四斗谷公民館の前を左折すると鳥居の建つ薬師堂だ。近くの空地に駐車した。 薬師堂前の鳥居をくぐって参道とおぼしき幅広い山道を上ると大杉に囲まれた広場がある。小さな祠のある妙見宮跡だ。祠の左奥から急な山道を上り、尾根に出ると雑木林のなだらかな上り道が続く。最後に常緑樹の急坂を上ると360度の展望が広がるとんがり山頂上だ。山頂は小さな祠のある小広場だ。東北にこれからたどる稜線が白髪岳へ続き、更にその山頂からP432へ下山予定の尾根が下っている。とんがり山から岩稜混じりの急坂を下り、西寺山へ続く尾根を左に分けて北尾根を進む。殆どが見通しのきかない松の混じった雑木林の尾根道だが、P607手前の岩稜ピークからたどってきた稜線が望める。P607や町界尾根ピークでは視界がないので誤った尾根を下らないように方位に注意して進む。P689では北側が少し切開かれて味間(あじま)の集落が眼下に望める。このピークから南へ稜線を少し下ると左の松尾山から来た正式な登山道と合流する。 (四斗谷薬師堂登山口) (幅広い参道を上る) (妙見宮跡) 道の両側にロープを張った岩稜の急坂を上ると白髪岳山頂だ。山頂からの展望は360度だ。西にはとんがり山から歩いて来た稜線が俯瞰でき、東には篠山盆地が箱庭のように鎮座していた。小木の生えた岩のある狭い山頂は食事中の登山者で満員なので早々に下山、正式な登山道から離れて松の点在する美しい岩稜を下ったが、再び住山へ下る登山道と合流した。そのまま下ると大回りになるので、急坂の雑木林に入り込んで薮を西へトラバースし、目標の尾根にでるとテープ付きの杣道が続いていた。所々に展望のよい岩稜があり、雑木や松の疎林が続く快適尾根だ。赤黒のプラ杭や青黄テープをたどってP432めざして南へ尾根を下る。最後の好展望の大岩の左を巻いて、感覚的には右の稜線を下る。P432手前の鞍部で、東は薮がきつそうだったので西の谷筋を下った。途中、薮を避けるためぬかるんだ谷を少し下るがすぐに杉林に入る。林を抜けると田圃の縁に出て林道に出合う。約2キロの林道歩きで四斗谷薬師堂だ。幸運にも、下山時泣き出しそうな空模様だったが四斗谷に近づいてからポツリときた。帰りにはとうとう降り出したが連休渋滞に会うこともなく往路通りに順調に帰阪した。 とんがり山から白髪岳までの稜線は薮も殆どなくテープ印のある杣道が続いている雑木林主体の尾根道だ。このルートの白眉は白髪岳から南へ下る稜線だ。山頂直下のやせ尾根の岩稜、自然味豊かななだらかな尾根道や点在する展望岩稜など、住山分岐辺りで少し薮コギがあったが快適な山歩きだった。 (このすぐ先で稜線を西へ下る) (林道出合) (逆さとんがり山) ★道で出会った花
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