朝起きると快晴だったので急遽近場の展望の山へ出かけた。京都北部に位置する山頂からの眺め抜群の長老ヶ岳だ。下山後まだ昼前だったので近くの信仰の山、弥仙山にも足を伸ばした。舞鶴に向うR27から美山方向へ右折し、しばらく進んでから府道で登山口のある仏主(ほとす)へ向った。仏主から林道へ入り、権現谷から右の林道を進むと広い駐車場で一般車は通行止だ。
駐車場の奥から遊歩道に入り灌木帯を丸太階段で上る。すぐ崩れかけた展望台があるが下の木々が成長して見晴しはあまり良くなく、樹間から長老ヶ岳のアンテナが望める程度だ。更に、山腹をトラバースする道を上ると見晴しのよい休憩所だ。なだらかに上り、さわやかなブナ林を過ぎると稜線に達し、右下方に東屋があるが、左のほぼ水平道の新緑の稜線を進むとアンテナ群の建つ広場だ。上乙見からの道を合わせて広葉自然林をひと登りすると長老ヶ岳三角点だ。北には青葉山や大江山が望め、東には薄く武奈ヶ岳が望めた。往路通りに下山し、まだ早かったので綾部から舞鶴方面へ向う山間の道に入り、途中から弥仙山登山口へ向った。
(登山道から左の遊歩道へ) (雑木林の丸太階段を上る) (展望台跡)