長老ヶ岳(916.9m)弥仙山(664m)


★ひとこと   「お手軽登山で展望の長老ヶ岳と信仰の弥仙山へ」

於与岐集落から丹波槍の弥仙山を望む

★行った日   2009年5月14日(木)  晴   単独
 
★コース

高槻6:54(府道、R9、R27、府道、林道)=8:47仏主、林道駐車場8:53→展望台跡9:06→9:18休憩所9:24→東屋分岐9:38→10:14(916.9m)長老ヶ岳10:29→東屋分岐10:53→休憩所11:02→展望台跡11:09→林道駐車場11:17(林道、府道、R27、府道)=弥仙山登山口駐車場12:35→於成神社13:11→13:52(664m)弥仙山13:58→於成神社14:12→14:32登山口駐車場(府道、R27、R173、R172、府道)14:40=高槻16.45

 朝起きると快晴だったので急遽近場の展望の山へ出かけた。京都北部に位置する山頂からの眺め抜群の長老ヶ岳だ。下山後まだ昼前だったので近くの信仰の山、弥仙山にも足を伸ばした。舞鶴に向うR27から美山方向へ右折し、しばらく進んでから府道で登山口のある仏主(ほとす)へ向った。仏主から林道へ入り、権現谷から右の林道を進むと広い駐車場で一般車は通行止だ。
 駐車場の奥から遊歩道に入り灌木帯を丸太階段で上る。すぐ崩れかけた展望台があるが下の木々が成長して見晴しはあまり良くなく、樹間から長老ヶ岳のアンテナが望める程度だ。更に、山腹をトラバースする道を上ると見晴しのよい休憩所だ。なだらかに上り、さわやかなブナ林を過ぎると稜線に達し、右下方に東屋があるが、左のほぼ水平道の新緑の稜線を進むとアンテナ群の建つ広場だ。上乙見からの道を合わせて広葉自然林をひと登りすると長老ヶ岳三角点だ。北には青葉山や大江山が望め、東には薄く武奈ヶ岳が望めた。往路通りに下山し、まだ早かったので綾部から舞鶴方面へ向う山間の道に入り、途中から弥仙山登山口へ向った。

 (登山道から左の遊歩道へ)  (雑木林の丸太階段を上る)       (展望台跡)

   (展望台跡から山頂)      (山腹の急坂を上る)      (見晴しのよい休憩所)

 
   (山腹をなだらかに上る)    (さわやかなブナ林を行く)   (なだらか尾根道を行く)

  (頂上直下の上乙見分岐)      (頂上への最後の上り)     (長老ヶ岳三角点)

               (長老ヶ岳から大江山〜青葉山方面をを望む)

 (山頂から西の武奈ヶ岳方面)  (アンテナ中継所下を下る)    (休憩所めがけて下る)

 丹波槍とも呼ばれる弥仙山は信仰の山で、登山口に水分神社、中腹に於成神社、山頂に金峰山神社が建っている。地図を持ってなかったので表参道ピストンだ。駐車場から左の林道を上り、鳥居から道標に従って登山道に入る。道端の大木には名札がかかり、谷筋に沿って整備された山道を進む。途中水呑場もある苔むした急な石段を上ると赤い鳥居の建つ於成神社だ。しばらく上ると稜線を巻くようにブナ林を進む。南尾根の改心の道を合せ、すぐ先が金峰山神社の建つ弥仙山頂上だ。西南方向のみ視界が開け綾部市方面が俯瞰できる。小休止後、往路通りに下山した。帰途は亀岡市内の渋滞を避けて篠山経由、R173、R172を通って帰阪した。
 快晴に恵まれ、丹波の名峰、長老ヶ岳の展望やイワカガミの残り花を楽しむことができた。また、丹波槍の弥仙山も見知らぬ大木に名札が付けられていて再認識した。

   (弥仙山登山口駐車場)     (登山口横の水分神社)     (鳥居の先が山道入口)

   (杉林をなだらかに上る)     (水場のある石段を上る)    (中間点に建つ於成神社)

  (名札のついた大きな樹木)  (広葉樹林をなだらかに進む)    (山頂の金峰山神社)

   (直下から綾部市方面)       (於成寺跡の石仏)        (登山口に戻る)

★道で出会った花

   ハナニガナ(仏主林道)     イワカガミ(長老ヶ岳)     シハイスミレ(長老ヶ岳)

  コバノガマズミ(展望台跡)  ムラサキサギゴケ(水分神社)  ミツバツチグリ(水分神社)

    シャガ(水分神社)       キンポウゲ(水分神社)      ムシカリ於成神社)

  クルマバソウ(於成神社)     ホウチャクソウ(於成神社)  ツボスミレ?(於成神社)

  エンレイソウ(於成神社)     ヒメバライチゴ(弥仙山)     ナルコユリ(於成神社)

★ルート断面図
(1)長老ヶ岳

(2)弥仙山

★地  図
(1)長老ヶ岳

(2)弥仙山

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  和知、梅迫、丹波大町

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