夜鷹山(1056.0m)雄岡山(241.2m)雌岡山(249m)


★ひとこと   「波佐利山を登り損ねて帰りに蒸し暑いお手軽登山」

雌岡山から雄岡山(左)と播州平野を望む
   
★行った日   2009年7月31日(金)  曇後晴   単独
 
★コース

高槻4:56(中国道)=山崎IC(R29、林道)=7:25音水渓谷8:00(林道、R29、R429、県道)=(福知渓谷)=(砥峰高原)=夜鷹山登山口9:30→9:58(1056.0m)夜鷹山10:11→夜鷹山登山口10:30(林道、県道、R312)=福崎(県道、R175、県道)=雌岡山駐車場13:00→(249m)雌岡山→雌岡山駐車場(県道)=雄岡山空地13:30→13:48(241.2m)雄岡山13:53→雄岡山空地14:08(県道)=三木東IC(山陽道、中国道)=高槻15:25

 日本列島に梅雨前線が長らく停滞して各地に豪雨禍を残しているが、きょうは前線が弱まり近畿中部では晴のご宣託なので、長らく気にかかっていた奥播磨の三室山の東隣の波佐利山(はさりやま)へ向った。赤西渓谷キャンプ場から尾根伝いに北上し、山頂を往復して音水渓谷の林道へ下り、チャリンコでキャンプ場へ戻る計画だ。青空ののぞく山崎ICからR29を北上、引原ダムの手前から音水渓谷に向う林道に入るが、周りの山々は雲の中だ。音水集落から舗装のきれた悪路を約8キロ最徐行で進み、林道分岐点の少し先でチャリンコをデポして引返し始めたがとうとう霧雨だ。きょうのルートは薮も予想されるゆえ雨の薮コギを嫌って中止に決定。再度、チャリンコをゲットし、ブナ林の中に古びた休憩所もある、かつて整備された感じの音水渓谷沿いの林道を倒木や落石に注意しつつR29まで戻る。R429で一山(ひとつやま)の登山口のある高野峠を越え、増水している福知渓谷を眺めながら1車線の県道を上りつめると砥峰(とのみね)高原だ。目の前に広がる緑の草原が目に染みる様だ。ここから峰山林道を進み、途中に夜鷹山(よたかやま)登山口の表示があったので山頂をピストンした。
 何度もネットの扉を開け閉めしながら杉林を登ると展望台のある山頂だ。西には峰山高原の建物が望め、東には揚水発電所の上部調整池が足下に見えたがその他は雲の中だ。立派な展望台の割りに最近手入れがままならないのか周りの樹木が伸び放題て視界があまりよくない。車へ戻り、上部調整池の大田池から高星山の西麓を通り、長谷を経て福崎へ。加西、小野、三木と播州平野を西進してやっと雌岡山(めっこさん)到着。山頂の駐車場に車をとめすぐ先の山頂へ向う。立派な神出(かんで)神社の広場から東の展望が開け、新しく開けた神戸西北部の家並みの彼方に明石海峡大橋や六甲の山々が望めた。東に小さく見えている平らな円錐形の山が雄岡山(おっこさん)だ。県道を西へ向い、団地横の住宅地の奥から雑木林の山道を上るとすぐに小さな祠のある山頂だ。東側だけ切り開かれて明石大橋が見えている。そのまま西へ下るとデイサービス「なんきんまめ」の横に出て、そのまま下ると県道だ。真夏のように照り付ける日射に辟易しながらやっと車に帰り着き、山陽道で帰阪した。
 きょうは悪天候を嫌って計画通りではなかったが、緑の砥峰高原や夜鷹山、人家に囲まれて2っポコンと並ぶ雄雌岡山の低山を楽しむことができた。

     (緑の砥峰高原)       (峰山へ向う林道を行く)        (夜鷹山登山口)

   (何度もネットを通る)       (ネット伝いに上る)         (夜鷹山展望台)

 
  (夜鷹山から峰山方面)      (雌岡山の神出神社)      (雌岡山の山頂広場)

             (雌岡山の山頂広場から播州平野を望む)


  (県道わきの雄岡山標識)    (団地横の道に入ると登山口)  (雑木林をなだらかに上る)

     (雄岡山頂上)         (雄岡山から明石大橋)    (県道の雄岡山下山口曲り角)

★道で出会った花

 ヤマホトトギス(夜鷹山)      オカトラノオ(夜鷹山)       トリアシショウマ(夜鷹山)

   ヨツバヒヨドリ(夜鷹山)      ヤマホトトギス(夜鷹山)     オトギリソウ(夜鷹山)

★ルート断面図
(1)夜鷹山       (2)雄岡山


★地  図
(1)夜鷹山

(2)雄岡山、雌岡山
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  長谷(夜鷹山)、三木、淡河(雄岡山、雌岡山)

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