寒い日が続いているが天気が良かったので、顔を見せた娘の何処かへ連れて行けとの要望に応えて一番安上がりで健康的な低山へ出かけた。近くで簡単に登れて展望の優れた山の一つが亀岡の半国山だ。亀岡からR372を篠山方面へ向かい、R477との合流点を左折して直ぐに右折し、亀岡宮前郵便局の角を左折して西へ直進すると2基の灯篭があり、その前に数台分の駐車スペースがある。
灯篭の建つ階段を上り、宮川神社を横に見ながら害獣防止扉を開閉して金輪寺の参道を進む。丸太で補修されているが、猪が掘り返して畑のようになった九十九折れの参道をしばらく登ると車道に合流し、直ぐ先の石段を上ると金輪寺本堂だ。先程の合流点まで戻ってから車道を少し下り、半国山の表示通りに山道に入る。松の多い自然林をなだらかに登ると稜線の鞍部だ。約1時間、稜線に沿ってなだらかな道が雑木林を貫いて伸びている。やがて強風に唸っている高圧線の下を通ると井出分岐点のある平地だ。真っ暗な植林帯を左に見て少し進み、右へ急な道を登ると半国山三角点のある頂上広場だ。山頂周辺は切り払われていて北を除いて、抜群の展望広場だ。南には大阪湾が白く輝き、東北には武奈ヶ岳などの比良連峰が白い峰々を連ね、近くでは北摂の山々が望めた。風があって寒いので早々に来た道通りに下山した。帰途、つたやに寄って見逃していた「点の記」をゲット、期待に胸を膨らませて帰宅した。
宮前コースはなだらかな雑木主体の稜線歩きが殆どで、道標も完備した登り易い山だ。山頂は風が少しあって寒かったが、さながら北摂地方の展望台だ。
(宮前登山口)
(金輪寺へ向う参道) (金輪寺本堂)
(車道から山道に入る表示)
(なだらかに自然林を登る)
(落ち葉絨毯の雑木林を行く)
(井出分岐辺りの平地)
(半国山三角点) (絶景の半国山頂上)
(半国山から長老ヶ岳や蓬莱山など、北〜東〜東南を望む)
(半国山からポンポン山や六甲山など、東南〜南〜西を望む)
(夕日に照らされて自然林を下る)
(金輪寺参道を下る) (登山口案内図)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図 埴生
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