初詣を兼ねて麓に鹿嶋神社が鎮座する播磨の山だ。高御位山(たかみくらやま)は標高が300メートルそこそこの低山だが南に播磨灘、西に姫路城が望める展望の岩山だ。3連休にメタボ対策にきた娘とかみさんとで出掛けた。播磨では人気の初詣の神社らしく2号線の阿弥陀交差点から鹿島神社にかけて車が数珠つなぎなので、途中の公園墓地にとめさせてもらった。
霊園から車の列に沿って進み、大鳥居をくぐって出店の並ぶ参道を大勢の参拝者に混じって行くと拝殿だ。今年も安全に登れるよう祈願し、拝殿の右からハイキングコースに入る。遊歩道をそのまま進み、間違いに気付いて少し戻り、途中の別れ道から左の急坂を上ると展望台だ。ここから硬くて滑らない百間岩と言う一枚岩の急坂を上る。ギブアップしそうなかみさんをけしかけてやっと鉄塔へたどり着く。鉄塔の建つ稜線から西方に姫路城が小さく望めた。アップダウンしながら展望のよい稜線を上ると鷹ノ巣山のピークで、すぐ隣が東峰だ。馬の背登山口への道を右に分け、桶居山に続く道を左に分けつつ稜線を下る。市の池公園への分岐を過ぎて鞍部から登りかえし、長尾奥登山口分岐を過ぎて岩場を上りきると反射板の建つ高御位山頂上は直ぐだ。大勢の登山者が憩っている岩場の山頂は高御位神社の建物横の三角点より少し高い304メートルだ。西播磨の展望台のような山頂を辞して長尾への下山道を下る。ちょっとした岩場の急坂もある道を30分も下ると長尾登山口、そこから田園地帯を1キロほど戻ると公園墓地だ。帰りは山陽道で渋滞にも会わず順調に帰阪した。
汗ばむような暖かい日和に恵まれ、沢山の人に混じって初詣をかねた山歩きを楽しむことができた。少し霞んで遠望はきかなかったが、周回する展望尾根は何回訪ねても素晴らし所だ。
(大渋滞の鹿嶋神社への道)
(鹿嶋神社拝殿) (百間岩を上る)
(百間岩から竿池) (まだ遠い高御位山ピーク) (鉄塔付近の岩尾根を行く)
(鷹ノ巣山と東峰) (好展望の稜線を行く) (高御位山頂上)
(高御位山から西播磨、東北〜東〜南〜西南を望む)
(中塚山へ向かって稜線を下る) (展望岩稜を下る) (長尾から高御位山を望む)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 加古川
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