笠形山(939.4m)


★ひとこと   「氷の華、扁妙の滝から雪の笠形山へ」

扁妙の滝

★行った日   2010年2月7日(日)  晴   単独
 
★コース

高槻6:12(中国道)=福崎IC(R312、県道8)=8:03グリーンエコー笠形8:16→9:00扁妙の滝9:13→東屋9:58→稜線出合10:49→11:00(883m)笠の丸11:15→稜線出合11:25→11:40(939.4m)笠形山12:00→稜線出合12:10→東屋12:41→13:02滝見台13:07→キャンプ場駐車場13:23→13:35グリーンエコー笠形13:42(県道8、R427、県道311、R372、県道407、県道46)=高槻16:15

 ここ数日来寒波襲来、今朝は高槻でも今冬初めて薄っすらと雪化粧だ。道路凍結を心配しながら、滝の凍結を期待して勇躍出発。チェーン持参ながら、ノーマルタイヤで行ける所まで行こうと、凍った路面にひやひやしながら何とかグリーンエコー笠形にたどり着いた。
 入村料(200円)を払って歩いて出発だ。4WDであればキャンプ場まで行けそうだが、雪景色を楽しみながら歩くのも悪くない。キャンプ場から山道に入り、雪の爆弾に見舞われながら15分も進むとオウネン滝だ。この滝は凍らないようだ。丸太階段を上り、岩がごろごろする河原のような所を滑らないように慎重に登ると氷の華が咲いた扁妙の滝だ。数人のカメラマンが氷瀑を狙っている中を数枚撮ってすぐ退却だ。笠形山は滝のすぐ下の表示に従って急坂を登り、最後に鉄階段を上りきると支稜線だ。左は滝見台なので右へ進み、急な山道を登ると、登山道の三合目に合流する。ここで簡易アイゼンをつけるが皮肉にもなだらかな道がしばらく続き、すぐダンゴになるアイゼンに辟易しながら進む。五合目の東屋を過ぎて急な杉林を登るとなだらかな道が稜線出合まで続く。山頂は左だが、右へ深さ20センチ位の処女雪面の道を気持ちよく進むと10分位で笠の丸展望台だ。周りの木々が成長して展望はいまいちだが、足跡のない真っ白な広場を独占だ。ここで片方の足がダンゴにならないので調べたところ、鈍感にも片方のアイゼンがないことにやっと気付いた。

   (グリーンエコー笠形)    (林道から雪景色を振り返る)   (キャンプ場駐車場)

      (山道を進む)            (オウネン滝)          (丸太階段を上る)

   (滝を撮るカメラマンたち)        (扁妙の滝)           (赤い鉄階段を上る)

 
  (三合目で登山道に合流)     (なだらかな道を行く)       (五合目の東屋)

     (雑木林を行く)        (植林帯の急斜面を登る)        (稜線出合)

  (アセビのトンネルを行く)       (笠の丸展望台)     (あまり展望のよくない笠の丸)

 次に向かった笠形山頂上はさえぎるもののない360度の大展望だ。遠方は雪雲に覆われて見えなかったが、但馬、播磨の山々の展望台だ。山頂では僕のアイゼンを拾って下さった方がいて大感激だ。下山途中で僕と同じ型のアイゼンが落ちていたが、布バンドで締め付ける型と違ってゴムバンドを引っ掛けるタイプは気をつける必要がありそうだ。滝見台から扁妙の滝を眺めたが、滝のすぐ下から見るの方が迫力満点だ。登山口まで下るとあらかた雪も消え、露出した舗装道路を歩いてグリーンエコー笠形に帰り着いた。まだ早かったので、一般道で篠山を経て景色を楽しみつつ帰阪した。
 1等3角点の笠形山からは播州平野や但馬、播磨の山々が望め、適度な積雪があって素晴らしい雪景色を堪能した。初めて訪れた、氷結した扁妙の滝は自然の造形の妙を感じさせる氷の芸術だ。

 (笠の丸から山頂へ向かう)      (尾根道を登る)      (360度展望の笠形山頂上)


                (笠形山から西〜北〜東北を望む)

                 (笠形山から東北〜東〜南を望む)


   (山頂から笠の丸)            (滝見台)        (滝見台から扁妙の滝)

  (下り道からいこいの村)    (すっかり雪の解けた登山口)   (グリーンエコー笠形)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・山と高原地図       氷ノ山・鉢伏・神鍋
・2万5千分の1地形図  粟賀町

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