(丸太階段の尾根道を行く) (見晴台から安土城跡) (雨宮龍神社)
(見晴台から春霞の西方を望む)
(地獄越) (ヤマツツジ咲く尾根を登る) (展望尾根を登る)
(繖山から霞む東方を望む)
道標に従って尾根をなだらかに下ると車道と合流し、少し西進すると参拝者で賑わっている西国三十三ヶ所札所の観音正寺だ。本堂の下を西に向かい、竹薮を過ぎて石段を上るとサザンカが満開の観音城跡だ。寺へ戻る途中から道標通りに繖山へ戻る。山頂から尾根を外さないように数箇所ある分岐点を過ぎて観音霊場の石仏が次々と現れる遊歩道を下る。東海道線のトンネルの上を過ぎると北腰(きたこし)峠だ。県道を西進し、工事中の駐車場奥が大手門跡の安土城跡の入口だ。拝観料500円を払って大手道の石段を上る。今まで城跡の看板を車窓から眺めただけだったが、立派な石垣や石段が残っている。礎石の並ぶ天主跡からハ見寺(そうけんじ)の三重塔、仁王門を経て百々橋(どどばし)へ出ようとしたが道は閉鎖、仕方なく大手門跡まで戻り、百々橋を渡って安土駅へ帰り着いた。近く安土町の町議選挙があるらしく合併問題を騒がしくがなりたて、繖山の静寂を破っていたのが印象的だった。
湖東の低山にもかかわらず展望に恵まれた山だ。麓に古墳や社寺があり、安土城跡に代表される戦乱の史跡もあって、山歩きと両方楽しめる所だ。
(繖山三角点) (尾根道を下る)
(西国三十三所の観音正寺)
(本堂下の細道を行く) (観音城跡)
(繖山へ戻る)