繖山(きぬがさやま)(432.7m)


★ひとこと   「能登川から稜線をたどり観音正寺を経て安土城跡へ」

繖山から歩いてきた稜線を望む

★行った日   2010年3月12日(金)  晴時々曇   単独
 
★コース

高槻7:12(JR)=能登川駅8:27→北向十一面岩屋観音9:00→(267.5m)猪子山9:02→9:27P336 9:36→見晴台9:48→雨宮龍神社9:53→地獄越10:06→10:46(432.7m)繖山10:53→観音正寺11:17→観音城跡11:27→11:41繖山11:52→桑実寺分岐12:03→北腰峠12:30→大手門跡12:40→12:57天主跡13:06→大手門跡13:29→13:57安土駅14:23(JR)=高槻15:29

 湖東に点在する里山のひとつ、能登川の猪子(いのこ)山から繖山(きぬがさやま)を経て安土城跡へ社寺や城跡も多い稜線をたどる計画だ。きょうは春霞のためせっかくの展望尾根だが見晴しは期待できそうにない。
 能登川町を南へ進み、小さな橋を過ぎると猪子山公園だ。案内板でルートを確認後丸太階段の遊歩道を上ると上山天馬天神社があり、さらに、車道を横切って登り続けると北向十一面岩屋観音だ。観音堂から北の視界が開け能登川の市街が俯瞰できる。すぐ上の自然岩が磐座(いわくら)と呼ばれるご神体だ。すぐ隣に猪子山四等三角点がある。これから進む尾根道は殆どが丸太階段なので一見歩きやすそうだが足にこたえる道だ。P336で石馬寺(いしばじ)集落を左に分け、直進すると見晴場があって西の視界が開け、安土城跡へ続く尾根が伸びている。すぐ先の雨宮龍(あまみやりゅう)神社を過ぎると鞍部の地獄越だ。琵琶湖側から五個荘町へ抜ける旧道の峠で石仏がある。ここから気持ちのよい展望の尾根歩きだ。春霞がたなびきはっきり見えなかったが、蓬莱山や武奈ヶ岳が西に、伊吹山や霊仙山から御在所岳へ伸びる稜線が東に、薄く白く望めた。近くでは、振り返ると北に猪子山へ続く稜線が、西に安土山へ下る稜線が見えていた。繖山近くの稜線ではあわてもののヤマツツジが咲き始めていた。北尾根と西尾根との合流点が繖山だ。

    (能登川駅を出発)      (猪子山公園の案内板)    (遊歩道を猪子山へ上る)

   (猪子山の磐座(いわくら))   (頂上から能登川を俯瞰)      (猪子山三角点)

  (丸太階段の尾根道を行く)     (見晴台から安土城跡)       (雨宮龍神社)

 
                 (見晴台から春霞の西方を望む)

      (地獄越)         (ヤマツツジ咲く尾根を登る)      (展望尾根を登る)


                    (繖山から霞む東方を望む)

 道標に従って尾根をなだらかに下ると車道と合流し、少し西進すると参拝者で賑わっている西国三十三ヶ所札所の観音正寺だ。本堂の下を西に向かい、竹薮を過ぎて石段を上るとサザンカが満開の観音城跡だ。寺へ戻る途中から道標通りに繖山へ戻る。山頂から尾根を外さないように数箇所ある分岐点を過ぎて観音霊場の石仏が次々と現れる遊歩道を下る。東海道線のトンネルの上を過ぎると北腰(きたこし)峠だ。県道を西進し、工事中の駐車場奥が大手門跡の安土城跡の入口だ。拝観料500円を払って大手道の石段を上る。今まで城跡の看板を車窓から眺めただけだったが、立派な石垣や石段が残っている。礎石の並ぶ天主跡からハ見寺(そうけんじ)の三重塔、仁王門を経て百々橋(どどばし)へ出ようとしたが道は閉鎖、仕方なく大手門跡まで戻り、百々橋を渡って安土駅へ帰り着いた。近く安土町の町議選挙があるらしく合併問題を騒がしくがなりたて、繖山の静寂を破っていたのが印象的だった。
 湖東の低山にもかかわらず展望に恵まれた山だ。麓に古墳や社寺があり、安土城跡に代表される戦乱の史跡もあって、山歩きと両方楽しめる所だ。

      (繖山三角点)         (尾根道を下る)      (西国三十三所の観音正寺)

   (本堂下の細道を行く)        (観音城跡)           (繖山へ戻る)

 (西尾根を安土城跡へ下る)    (しばらく続く展望尾根)     (数箇所ある桑実寺分岐)

       (北腰峠)        (北腰峠から安土城跡へ)        (大手門跡)

    (大手道を振り返る)        (天主跡の礎石)           (三重塔)

     (仁王門(楼門))          (繖山を振り返る)          (安土駅)

★道で出会った花

   ヤマツツジ(繖山稜線)     オオイヌノフグリ(繖山稜線)  タチツボスミレ(繖山稜線)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  能登川、八日市

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