(八ヶ尾山から西〜北〜東を望む)
(八ヶ尾山から東〜南〜西を望む)
(八ヶ尾山三角点) (三岳方向へ急坂を下る) (展望岩稜が続く)
しばらく展望のよい岩稜のやせ尾根が続くが、安全な踏み跡や目印テープがある。鞍部を過ぎて2つ目のピークで南へ下ると筱見四十八滝へ向かう遊歩道始点があり、遊歩道を無視して南の稜線を登るとサルガイチ山だ。山頂から八ヶ尾山からたどってきた稜線が正面に見えている。少し藪っぽい東南稜を下ると何処からともなく現れたしっかりした山道に合流する。途中で山道がなくなることもあったが東南稜を忠実に下ると、上筱見と小原を結ぶ峠の鞍部だ。そのまま稜線の踏み跡を上るとP484のピークだ。ここでポツリときたので稜線を早足で歩き、ピークを少し過ぎると農林寺城跡らしい平地のある三角点P520だ。雑木尾根の東南稜をなだらかに下るとTV共聴アンテナの下方に展望岩があり、足下に小原集落、その北側に八ヶ尾山から櫃ヶ岳まで山並みが見渡せた。雨が小雨模様になってきたので急いで下ろうとしたが、踏み跡が薄くなりヤブを劇下りすると電気柵だ。左へ移動すると柵が途切れて国道のそばへ飛び出し、小雨の国道を小原へ帰り着いた。帰途、林道をちょっと西進してつまご坂登山口を確認後、往路通りに帰阪した。
八ヶ尾山は同じ山塊の三岳や小金ヶ岳に比べてあまりポピュラーではないが、山頂からの360度の展望、山頂から西へ続くやせ尾根の岩稜、雑木の尾根筋など、静かな山旅が味わえる所だ。
(展望岩稜から三岳方面) (分岐ピーク手前の鞍部) (分岐ピークで南へ下る)
(さわやかな尾根を下る) (サルガイチ山)
(少し藪っぽい稜線を下る)