八ヶ峰(800.1m)中山谷山(791.8m)


★ひとこと   「堂本から知井坂で八ヶ峰を経てブナ林の中山谷山へ」

中山谷山のブナ林尾根

★行った日   2010年5月16日(日)  晴   単独
 
★コース

高槻6:00(府道46、R423、R9、府道19、府道38、林道)=五波峠8:18(林道、県道224)=8:39堂山8:50→9:50鉄塔10:00→林道出合10:12→八ヶ峰分岐10:23→鉄塔10:33→10:54峠11:03→11:18(800.1m)八ヶ峰11:26→染ヶ谷分岐11:41→12:23五波峠12:30→杉尾峠分岐12:53→13:11(791.8m)中山谷山13:20→杉尾峠分岐13:34→五波峠13:49=自転車(9.8km)=14:24堂山14:35(県道224、R162、府道368、府道19、R9、府道407、府道46)=高槻17:30

 きょうは若丹尾根の八ヶ峰だ。若狭へ通じる古道の知井坂から八ヶ峰を経て中山谷山へ立ち寄ってから五波峠へ下る計画だ。美山町のかやぶきの里から佐々里峠方向へ進み、田歌(とうた)から五波谷川に沿った林道を上ると五波峠だ。チャリンコをデポして福井県側へ下り家族旅行村を過ぎて染ヶ谷川に沿ってしばらく下ると石碑コース登山口のある堂本だ。道の広い所に駐車して知井坂めざして出発だ。
 尾根端に着くまでジグザグに付けられたなだらかな遊歩道が続き、アップダウンの少ない稜線を緩やかに上る。U溝の道が複線ある所もあるが、長年の間に踏み固められた道のようだ。約1時間も歩くと樹林を抜けて視界が開がり、鉄塔の横を久須夜ヶ岳(くすやがだけ)や飯盛山を背に切り開かれた稜線を進む。高圧線下を横切ると樹林に入り、右の小松谷から来た林道に合流する。林道を道なりに進み、分岐点で八ヶ峰を左に分け右の細い林道を進む。清々しい広葉樹林をなだらかに上るが、所々で古道のU溝が現れては消えている。八ヶ峰への道を2ヶ所左に分け直進すると知井坂(峠)だ。直進は美山町へ下るので、少し戻って稜線を東進すると鉄塔があって、丸太階段を上ると八ヶ峰三角点広場だ。周りの木々が成長して南から西の視界が悪いが、ほぼ270度の大展望だ。
   (石碑コース登山口)    (自然林のなだらかな遊歩道)   (木漏れ日の遊歩道を行く)

 (久須夜ヶ岳を背に稜線を行く)     (林道に合流)        (林道の八ヶ峰分岐)


  (清々しい広葉樹林を行く)    (八ヶ峰稜線分岐付近)       (知井坂(峠))

     (稜線を東進)       (鉄塔を過ぎると山頂はすぐ)       (八ヶ峰三角点)

              (山頂手前鉄塔から北方の久須夜ヶ岳方面を望む)


 展望を楽しんでから南尾根をしばらく下り、ブナ林の中で染ヶ谷を左に分け、アップダウンしながら約1時間稜線を下ると五波峠だ。数台の車がとまっているが途中で行き交った登山者のものらしい。峠を過ぎてブナ尾根に入ると薄いながら踏み跡が続いている。しばらく進むとお手製の小さな表示があって、杉尾峠は左へ下っているが、中山谷山は直進だ。P747を過ぎ、美しいブナ尾根を登ると中山谷山三角点だ。視界はないが美しいブナ尾根が素敵だ。来た道を戻り、五波峠でチャリンコをゲット、下り道を快調にとばして堂本へ帰り着いた。晴天の休日のための渋滞もなく順調に帰阪した。
 上りに使った知井坂はなだらかな遊歩道が続く散歩道だ。八ヶ峰から五波峠へと続く若丹尾根のブナ林も美しいが、五波峠から中山谷山までの稜線は静かなブナの森が素晴らしい。踏み跡が薄いので戻る際の尾根に注意が必要だ。

              (八ヶ峰山頂から東方の百里ヶ岳方面を望む)

              (八ヶ峰山頂から西方の頭巾山方面を望む)

   (山頂から南尾根を下る)   (ブナ林をなだらかに下る)      (染ヶ谷分岐)

 (P708から染ヶ谷川と飯盛山)(左下に林道が見えると五波峠)      (五波峠)

  (ブナ尾根をなだらかに上る)       (杉尾峠分岐)          (ブナ林尾根を進む)

    (中山谷山三角点)          (五波峠に戻る)       (見てる間にこんな形に)

★道で出会った花

   ムラサキサギゴケ(知井坂)     イワカガミ(知井坂)       ミツバツチグリ(八ヶ峰)

     チゴユリ(八ヶ峰)       フデリンドウ(中山谷山)      ガマズミ?(五波峠)

★ルート断面図


★地  図
(1)堂本〜八ヶ峰

(2)八ヶ峰〜中山谷山

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       京都北山
・2万5千分の1地形図  久坂(くさか)

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