青根ヶ峰(857.9m)


★ひとこと   「吉野の紅葉を訪ねて青根ヶ峰から西行庵へ」

西行庵の紅葉

★行った日   2010年11月8日(月)  曇   かみさんと娘
 
★コース

高槻(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R24、京奈和道)=橋本IC(R24、R370、R169、県道15、林道)=金峯神社下広場12:42→13:09(857.9m)青根ヶ峰13:15→13:35西行庵13:53→14:13金峯神社下広場14:20(林道、県道37、R169、R309、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻

 きょうは途中で驟雨に見舞われるようなはっきりしない曇り空だが、家族の要望に応えて吉野山の紅葉見物だ。上市から県道を進み下千本から蔵王堂の横を通り上千本へと通り抜けたが、桜の色付きはいまいちでくすんだ黄色だ。杉林の中、くねくね道の舗装林道をしばらく進み、金峯(きんぷ)神社の前を左へ少し進むと広場があってそこに駐車だ。
 広場のすぐ上の展望台から天気がよければ吉野川の向こう側に大宇陀の竜門岳や音羽山の山塊が間近に見渡せるが、きょうは全く真っ白だ。義経が追手のため屋根を蹴破って逃げたという隠れ塔の先が金峯神社だ。神社横から杉大木の茂る石畳の奥駈道をたどり、道標通りに進むと宝塔院跡の西行庵分岐だ。吉野杉の稜線を進み、丸太階段をしばらく登ると吉野山最高点の青根ヶ峰だ。枯れ葉に覆われた林間の小空間だ。先程の西行庵分岐まで戻って、薄暗いだらだら坂を下ると苔清水だ。この辺りから薄く色付いた桜が目立ってくる。奥千本だ。しばらく水平道をたどると、色付いたカエデと桜の庭園に小さな庵、西行庵が現れる。ここの紅葉はこの一、二週間が見頃と思われる。古木の上で昼食後、カエデの見事な坂道を登り、ガスがかかり始めて薄暗くなってきた見事な吉野杉の遊歩道にて広場へ帰り着き、順調に帰阪した。
 平日にもかかわらず蔵王堂付近には大勢の観光客が紅葉狩りに訪れていたが、今年の桜紅葉はもう一つの感じだ。西行庵の広場では赤、黄、緑の落葉樹が渾然一体となって見事な紅葉風景だった。

   (金峯神社下の展望台)    (義経に因縁のある隠れ塔)       (金峯神社)

   (大峰奥駈道の入口)     (奥駈道の道端の石仏道標)   (宝塔院跡の西行庵分岐)

    (青根ヶ峰三角点)          (苔清水付近)          (もうすぐ西行庵)

      (西行庵)            (西行庵を後に)         (吉野杉の道を戻る)

★道で出会った花(花を見かけず)

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       大峰山脈
・2万5千分の1地形図  新子(あたらし)

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