七種槍(577.3m)七種山(683m)七種薬師(616.2m)


★ひとこと   「野外活動センターを起点に反時計方向に七種三山を周回」

展望ピークから南を望む

★行った日   2010年11月21日(日)  晴   単独
 
★コース

高槻5:29(中国道)=福崎IC(県道406)=7:07青少年野外活動センター7:13→稜線出合7:49→P393 8:23→8:31展望ピーク8:40→9:28(577.3m)七種槍9:35→展望台9:53→林道分岐10:10→市川町分岐10:37→10:54七種山分岐10:59→11:11(683m)七種山11:23→七種山分岐11:32→七種神社分岐11:45→12:33七種山展望ピーク12:41→十字峰13:06→地獄尾根分岐13:09→13:28(616.2m)七種薬師13:38→野外活動センター分岐13:44→板坂峠分岐14:06→(538m)そうびろ山14:21→見晴しポイント14:29→15:03青少年野外活動センター15:09(県道406)=福崎IC(中国道)=高槻17:40

 紅葉の季節に播磨の展望の山、七種(なぐさ)三山だ。青少年野外活動センターを起点に、岩尾根から七種槍、七種山、七種薬師を周回する計画だ。好天の紅葉シーズンの日曜日とあって早朝から混雑する中国道を通り、福崎ICから野外活動センターはすぐだ。すでに4、5台先着している駐車場から朝靄の池畔の道へ出発だ。
 七種池の水鳥を眺めながら池畔の道を進むと七種槍登山口だ。急坂を標高差で200メートルほど登ると稜線に達し、真っ青な空に朝日に輝く七種三山がくっきりと望めた。鉄塔まで少し下るが、以降、小さな岩峰を越えつつ七種槍まで上りばかりだ。P357の岩峰を越えると紅葉に包まれた展望ピークだ。登ってきた紅葉に包まれた稜線を中心に、東に市川の向こうに笠形山が望めるとともに播但線の列車の音が響き、西に野外活動センター、七種薬師や七種山が連なっている。

(野外活動センターの池の畔へ)      (池の縁を進む)      (周回コースの登山口)

      (急坂を登る)      (稜線から七種薬師、七種山)  (稜線から野外活動センター)

                    (稜線から七種三山を望む)

     (P357の岩峰)        (岩尾根から七種薬師)      (展望ピークの紅葉)

  (展望ピークから七種薬師) (展望ピークから歩いてきた稜線)  (展望ピークから七種山)

                (展望ピークから東の市川沿いの山々を望む)

 松や落葉樹がまばらに生えたしっかりした見晴しの良い岩稜を越え、最後に雑木林の急坂を登ると七種槍三角点だ。少し手前の岩稜からは展望がよいが、山頂は東北に笠形山が見えるだけだ。山頂から急坂の雑木尾根を下り、七種薬師と七種山の見える展望台を過ぎて、鞍部で小滝林道へ下る道を左に分け、標高差約200メートルの急坂を登るとP552の市川町分岐だ。少し先の七種山分岐で稜線から別れ、倒木の道を少し登ると七種山だ。小さな広場で展望はないが、ロープを頼ってちょっと下ると深い割れ目の先の岩棚が展望抜群だ。播磨の山々の展望台がつなぎ岩だ。

  (次々に現れる岩尾根)     (岩尾根の先が七種槍)       (七種槍三角点)

                (七種槍手前から南の姫路方面を望む)

  (七種槍山頂から笠形山)     (雑木林の尾根を下る)      (ロープ場の急坂を登る)

 (標識の多い七種山分岐)   (倒木の多い支稜線を行く)      (七種山頂上)

                (つなぎ岩から北の播磨の山々を望む)

 先程の分岐まで戻り、稜線をたどる。七種神社を左に分け、しばらく進むと尾根が複雑に絡み合った地形を通る。赤テープを頼りに踏み跡をたどると徐々にはっきりした尾根道になる。展望のないアップダウンを繰り返す樹林の道が続き、七種山が見えるピークを過ぎると西に格好の良い明神山が望める。十字峰で西尾根を右に分け、すぐに地獄尾根を右に分けてしばらく樹間から地獄尾根を眺めながら進むと七種薬師だ。地形図の通り険しそうな地獄尾根だ。山頂の祠には柔和なお顔の石仏が祀られている。山頂からは、松ノ木の間から北に七種槍、七種山が望め、南にはこれから下る尾根筋が板坂峠まで続いている。山頂のすぐ下で野外センターに下る道を左に分け、尾根筋を直進し、次のピークで直進が板坂峠なので左折してそうびろ山へ向かう。そうびろ山は整備中らしく、伐採中の木々が折り重なった一通過点だ。七種槍がよく見える次のピークを過ぎると、いよいよ雑木林の劇下りが続く。第1のネット扉まで赤テープ通りだが、それ以降は目印がなくなり倒木を越えて下り、第2のネットの扉を探して、やっと車道へ出ることができた。逆にそうびろ山へ登る場合は、標識がないので案内所建物の前からネット扉を探して登ることだ。帰りは中国道の宝塚で休日恒例の大渋滞のため1時間余分にかかって帰阪した。
 好天に恵まれ、標高はあまりないが高度感ある岩尾根と紅葉に染まった稜線が素晴らしかった。岩尾根からの大展望は云うに及ばず、七種山つなぎ岩からの播磨の山々、七種薬師付近から見える地獄尾根は招いているようだ。標高はないがアップダウンが多いので余裕をもった計画が望ましい。

   (この下がつなぎ岩)        (七種神社分岐)    (判りにくい稜線には標識がある)

 (西に見える格好良い明神山)    (十字峰で西峰分岐)     (少し先で地獄尾根分岐)

  (雑木尾根を進む)        (手前から地獄尾根と西尾根)    (七種薬師三角点)

     (山頂の石仏)           (柔和な石仏像)      (これから下るそうびろ山)

      (七種槍展望所)       (野外活動センター分岐)       (板坂峠分岐)

   (展望のないそうびろ山)    (ネット扉を探してうろうろ)     (そうびろ山登山口へ)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  寺前、前乃庄

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