阿星山(693.1m)


★ひとこと   「長壽寺から阿星山を経て展望の尾根道へ」

石部から長壽寺への道すがら阿星山を望む

★行った日   2011年3月27日(日)  晴時々曇  単独
 
★コース

広徳寺分岐12:01(R307、広域農道、県道4、県道119)=12:20長壽寺駐車場12:36→林道出合12:57→登山口駐車場13:07→林道登り口13:10→13:36展望台13:42→13:54(693.1m)阿星山14:00→林道始点14:19→林道分岐14:33→登山口駐車場14:49→15:08長壽寺駐車場15:14(県道119、県道113、県道55)=栗東IC(名神)=高槻16:35

 阿星山(あぼしやま)は湖南の山々の北限に位置し、山頂に林立する電波中継塔が目印の山だ。麓には2寺とも国宝の長壽寺(ちょうじゅじ)と常楽寺(じょうらくじ)があり双方とも近くに阿星山登り口がある。飯道山(はんどうざん)登り口の広徳寺(こうとくじ)分岐点からR307の東回りでほぼ30分の距離だ。長壽寺の参拝者駐車場にとめさせて頂く。
 長壽寺の山門前から林道で登山口駐車場まで行けるが、舗装林道歩きがつまらないので、山門前を直進して山道に入る。枯葉絨毯の灌木帯を登ると、長壽寺から続く林道に合流し、ちょっと林道を進むと登山口駐車場だ。ここで舗装林道と別れて道標に従って地道林道を進む。やがてハイキングコース入口の表示が現れ、丸太階段もある稜線道に入り、しばらく登り、道標通りに少し尾根から外れると三景展望所だ。琵琶湖の彼方に真っ白な蓬莱山や武奈ヶ岳が輝き、三上山の右には湖東の山々が箱庭のように望めた。元に戻って笹原林床の尾根をしばらくたどるとアンテナ塔が林立する阿星山三角点だ。

  (長壽寺山門前を通る)      (直進して山道に入る)        (雑木林を登る)

  (林道駐車場を登り口へ)       (阿星山登り口)       (薄化粧の尾根道を行く)

   (好展望の三景展望台)     (展望台から琵琶湖)       (笹原林床の尾根を登る)

                (三景展望台から湖東の雄大な眺め)

 三角点小広場はアンテナ塔の裏にあってあまり展望はない。尾根を下る途中で西北に伸びる尾根に入り、湖東平野を眺めつつ下る爽やかな灌木疎林帯の尾根をくだる。しばらく遊歩道を下ると林道終点に出合う、休憩舎もある展望広場だが周りの小木が成長して展望は殆んどない。ここから稜線を林道で下るが三上山から琵琶湖が広がる絶景の連続だ。谷間に入って、常楽寺へ下る道を左に分け、トラバース気味に右へ山腹を進むと、登山口駐車場で舗装林道に合流だ。ここから往路通りに下山し、栗東ICから帰阪した。
 当初、山頂近くまで林道が伸び、山頂にはアンテナ群が林立する山なのであまり期待しなかった。しかし、山頂付近の里山風景や三景展望所からの眺望は素晴らしく、復路の湖東平野を眺めつつ下る尾根道が良かった。山麓の国宝の長壽寺や常楽寺と組み合わせると贅沢な山歩きができそうだ。

  (アンテナ林立の阿星山)  (アンテナ群の裏の三角点広場)   (見晴し尾根を下る)

               (見晴し尾根から湖東や湖西の山々を望む)

  (小灌木帯の尾根道を下る)    (林道始点に合流)       (休憩舎もある展望広場)

 (景色を眺めつつ林道を下る)  (常楽寺分岐付近を下る)    (駐車場前の十王寺まで到着)

★道で出会った花

   ヤブツバキ(庚申山)      サザンカ(阿星山登り口)       ウメ(展望広場)

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  三雲

Homeへ