飯道山(664.2m)庚申山(406.9m)
★ひとこと 「水口から飯道山を経て好展望の庚申山周回」
庚申山展望台から飯道山を望む
★行った日 2011年3月27日(日) 晴時々曇 単独
★コース
高槻7:07(名神、新名神)=信楽IC(R307)=8:08広徳寺分岐8:15→堀越林道入口8:23→林道登り口8:45→林道出合9:03→9:07飯道神社9:17→飯道山登り口9:24→(664.2m)飯道山9:37→9:48杖の権現休憩所(迷)10:00→10:21岩壺不動尊10:28→貴生川分岐10:31→車道出合10:44→庚申山登り口10:58→11:20(406.9m)庚申山三角点11:30→広徳寺→車道出合14:56→11:53広徳寺分岐12:01(R307、広域農道、県道4、県道119)=長壽寺駐車場12:20
最近たて続けに訪れた湖東の山々から南に目にした山塊が飯道山(はんどうざん)と阿星山(あぼしやま)だ。野洲川に沿って開けた甲賀(こうか)の里の西南に位置し、歴史は古く、山裾には紫香楽宮(しがらきぐう)、山頂には奈良時代創建の飯道神社が建ち、飯道山は修験の山でもある。また、庚申山(こうしんざん)は真鍮の元祖とも言われる広徳寺(こうとくじ)が建ち山頂からの展望に優れた山だ。新名神の信楽ICからR307を5分も東へ走れば左手に広徳寺の入口標識があり、小野地蔵尊の祠もあって数台分の駐車スペースがある。
堀越(ほりこし)林道が舗装工事中なのでガードマンに許可を得てゲートを通る。信楽高原鉄道に沿ってしばらく進み、道標に従って右折して林道を進む。出発して30分ほど歩くと左側に巡視路マークが現れ、山道に入る。昨日降ったらしい薄く雪化粧した雑木林をたどると間もなく古ぼけた墓地が現れ、その上が先ほどの林道の続きだ。林道に出合った少し先に鳥居があり、信楽の里が望める。飯道神社は参道の奥に大石に囲まれて拝殿が建ち、行場もある奈良時代創建の古刹だ。林道を元きた方へ戻り、表示に従って山道をしばらく進むと飯道山三角点だ。三上山や琵琶湖、これから訪れる予定の阿星山が望めるが木々が視界をさえぎり展望はあまり良くない。
(R307の広徳寺分岐付近)
(信楽高原鉄道に沿って進む)
(堀越林道入口)
(巡視路入口から山道へ) (薄化粧した雑木林を登る)
(林道出合から飯道神社へ)
(見晴しの良い飯道神社参道) (飯道神社拝殿)
(飯道神社から信楽の里)
(尾根伝いに飯道山へ)
(飯道山三角点) (山頂から阿星山(左))
山頂から貴生川(きぶがわ)方面へ尾根筋を下る。展望の良い岩棚を経てしばらく下ると林道に出合う、杖の権現(つえのごんげん)休憩所だ。ここで失敗、地図にない林道をちょっと下ったが怪しいので引き返し、貴生川方向へ山道を下った。垢離坂(こりざか)、左羅坂(ざらざか)の呼び名のある坂道をしばらく下ると林道に合流し、道路そばにトイレや休憩所の建つ岩壺(いわつぼ)不動尊だ。すぐ下方で貴生川を左に分け、谷に沿って三大寺林道を直進して町道に合流する。町道を右に行けば小野峠を経て広徳寺分岐へ通じているが通行止めだ。町道を左折して信楽高原鉄道とR307の陸橋をくぐる。本当は地図通りに人家のある所まで直進すべきだったが、途中で近道をしてR307の庚申山登り口へたどり着いたが、藪こぎもあるのでお勧めできない。コンクリート丸太階段が延々と続く遊歩道を登りきると庚申山三角点だ。鐘楼の先に展望台があり、甲賀の里の彼方に連なる鈴鹿山脈の絶景ポイントだ。山頂に建つ広徳寺は縁起によれば真鍮の元祖に関連があるそうだ。広徳寺から庚申山林道を下り、小野峠から通じている町道に合流してしばらく下るとR307の広徳寺分岐点の広場だ。午後、阿星山へ登るべく登山口の長壽寺(ちょうじゅじ)へ向かった。
飯道山から庚申山を周回する道は道標も完備したハイキングコースだ。飯道山は近江の大峰山とも云われる修験の山、庚申山は真鍮の元祖とも言われる展望の山だ。
(杖の権現休憩所)
(左羅坂を下る)
(岩壺不動尊)
(植林帯の三大寺林道を下る) (庚申山登り口) (信楽高原鉄道の陸橋を渡る)
(丸太階段が続く) (絶景の庚申山展望台)
(真鍮元祖の広徳寺)
(庚申山展望台から甲賀の里の彼方に鈴鹿の山々を望む)
(庚申山林道を下る)
(駐車場もある庚申山登山口) (広徳寺分岐へ戻る)
★道で出会った花(阿星山に記載)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 三雲、水口
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