★コース
高槻4:00(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、京奈和道、R370、R480)=高野山6:06(R371、R425)=7:39アリノ越7:45(R425)=8:16五味垣内橋8:38→林道出合9:16→9:22休憩9:32→林道終点10:04→11:04大峠山下11:13→11:49(1206.5m)牛廻山11:57→林道出合12:18→アリノ越12:38(R425)=自転車(14.5km)=13:43五味垣内橋13:50(R425、R371)=高野山14:56(R480、R370、京奈和道、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿道)=高槻17:40
牛廻山(うしまわしやま)は果無(はてなし)山脈から護摩壇山(ごまだんさん)系へ伸びる山脈の中ほどに位置し、旧龍神村と十津川村の間にある和歌山・奈良県境の山だ。旧龍神村の小又川(こまたがわ)から牛廻山を経て十津川村の迫西川(せいにしがわ)へ通じる古道歩きだ。橋本からくねくね道で早朝から白装束の人達をちらほら見かける高野山を通り、高野龍神スカイラインで3時間かかってやっと竜神温泉だ。竜神温泉からR425で十津川方面へ向かい、天誅倉(てんちゅうぐら)の建物の近くを通るとすぐに古道登り口の五味垣内橋(ごみがいとばし)だ。東ノ河谷にそって細い七曲の道を30分ほど走り、アリノ越でチャリンコをデポしてとんぼ返りし、先ほどの五味垣内橋の近くに路駐だ。
橋を渡って寺垣内(てらがいと)の集落に入り、古道登り口の標識に従って山道を進む。ジグザグに植林帯を登り、左から来た林道に合流して以降、杉林の林道歩きだ。途中、何度か林道が分岐するが尾根を外さないように進めばOKだ。P905の大クボ山付近で林道は終わって、しばらく道なりに尾根道を進む。P956を過ぎた辺りから広葉樹林となり、ミノ又山の巻道に入る辺りから笠塔山(かさとうやま)以西の果無山脈が望める。再び稜線に戻るが、大峠山手前の県境尾根を過ぎた所から巻道に入る。山抜けもある荒れた小さな沢筋を過ぎて稜線に近づいた所から展望が利き、果無山脈の笠塔山以東が望める。
(五味垣内橋を渡って集落へ)
(登山口標識)
(植林帯を登る)
(トラバース道を進む) (林道出合) (林道を進む)
(植林帯が続く)
(広葉樹の尾根道が始まる) (ミノ又山自然林尾根)
(ミノ又山自然林尾根から笠塔山以西の果無山脈を望む)
(ミノ又山のトラバース道を行く)
(爽やか新緑広葉樹林を行く)
(大峠山辺りの見晴しポイント)
(大峠山辺りから笠塔山以東の果無山脈を望む)
しばらく爽やかな新緑の広葉樹林尾根を進み、古道から別れて稜線の小径をたどると牛廻山三角点だ。展望はないがまわりの滴るような緑が素敵だ。山頂から切り開かれた東尾根を下り、稜線から外れてトラバース道に入って杉植林帯になると林道出合はすぐだ。林道出合のブッシュにカモシカが1頭たたずみ、近づいても逃げずにじっとこちらを見つめていた。時々姿を見せる大峰山脈を眺めながら林道を下るとアリノ越だ。峠から標高差400メートル弱の新緑サイクリングだ。歩行距離は9.5キロだったが、「転落死」の看板もあるくねくね道を14.5キロ下ってやっと駐車地点だ。復路も往路通りに順調に帰阪した。
古道の前半は植林帯の林道歩きだがミノ又山を過ぎると爽やかな自然林の稜線となる。牛廻山の周辺は素晴らしい広葉樹林帯で、新芽を食んだカモシカも満足げな顔だ。峠からのサイクリングは曲がりくねった狭い道で油断は出来なかったが、緑滴る下り道が快適だった。
(樹林帯のトラバース道を行く) (広葉樹の尾根道が続く) (牛廻山三角点)
(東尾根を下る)
(東尾根を下る)
(植林帯を下る)
(林道出合)
(じっとこちらを見つめるカモシカ) (林道を下る)
(林道から大峰山脈を望む)
(R425のアリノ越)
(R425をサイクリング)
(新緑サイクリング) (通ってきた山稜を望む)
(五味垣内橋に帰着)
★道で出会った花