★コース
高槻5:36(府道46、府道407、R372、舞鶴若狭道、北近畿豊岡道)=和田山IC(R312、林道)=7:52立雲峡駐車場8:05→林道終点8:13→8:47鉄塔23
8:54→鉄塔22 8:59→鉄塔21 9:28→鉄塔20
9:44→10:04鉄塔19 10:12→10:40P684
10:45→11:04(756.5m)朝来山→11:22展望広場11:39→林道出合12:05→立雲峡池12:17→12:32愛宕神社12:40→12:45立雲峡駐車場12:50(林道、R312)=和田山IC(北近畿豊岡道、舞鶴若狭道、R372、府道407、府道46)=高槻15:26
晴れとの予報だったので朝霧に浮かぶ竹田城を眺めようと立雲峡(りつうんきょう)へ出かけた。いつものコースで和田山を経てR312をちょっと南下、竹田から与布土(よふど)へ向かい、途中の表示に従って少し林道を進むと立雲峡駐車場だ。朝霧を期待したが生憎すっきりと晴れ渡り、天空の城ならぬ山上の城砦だ。10台位の車が来ていたが山へ登る人は皆無で、雲上の城を撮るべくカメラを担いで落胆しつつ車へ戻る人が多かった。
高圧線ルートで朝来山(あさごやま)へ上るべく駐車場から右の林道に入り、途中の休憩舎から竹田城址を眺めつつ10分ほど進むと行き止まりだ。龍神の森はそこから左へ上るが、そのまま藪へ突入して杉林を少し下ると薄い踏み跡に出合う。梢越しに見える電線から離れる方向だがそのまま進むと火の用心マークがあって一安心だ。小さい沢を渡ってしばらく進むと鉄塔23だ。次の鉄塔22を過ぎても直進の電線下の道しかなかったので、少し戻り鉄塔22手前の上り易そうな枯れ沢を強引に登る。梢越しに時々見える頭上の電線を確認しながらちょっとした藪を突破すると、右下から来ている巡視路に合流しほっとする。鉄塔21からは荒れた林道を登る。途中で二股に別れた林道の左の道を上るが、鉄塔21へ向かう巡視路は右の林道から上がって来ているようだ。従って、巡視路を通らずに鉄塔22から21へショートカットしたこととなる。鉄塔20を過ぎ、広葉樹林帯をプラ階段で上る気持ちのいい道が続く。鉄塔19を過ぎて枝尾根を登り、右の枝尾根に鉄塔18の姿を眺めながらそのまま上り、途中にあるテープを目印に急坂を上ると再びプラ階段が現れ、P684まで続く。P684は東南の視界が開け青倉山や雲頂山が望めた。気持ちの良い稜線を少し進むと朝来山頂上だ。一部東側の木が伐採されてちょっと視界があるが愛想のない三角点広場だ。
(駐車場から右の林道を進む) (城址を見ながら林道を進む) (林道終点から前の藪に入る)
(杉林を一旦下る) (薄い踏み跡を見つけてたどる) (鉄塔23が現れて安心する)
(鉄塔22手前の枯れ沢を上る)(鉄塔21を過ぎて林道を進む)(鉄塔20を過ぎて雑木林を行く)
(鉄塔19で一休み)
(雑木林をプラ階段で上る) (登りきるとP684)
(気持ちの良いP684)
(P684から雲頂山と青倉山) (朝来山頂上)
山頂から稜線を東進し、見晴しの良い岩尾根を過ぎて少し下ると展望広場だ。東には粟鹿山(あわがやま)から笠形山へ続く山並みが、北には蘇武岳(そぶだけ)や東床尾山(ひがしとこのおさん)が望め、山配置図やベンチもある見晴しの良い広場だ。ここから南但馬自然学校へ下る「くまコース」と「むささびコース」の2つの遊歩道があるが、立雲峡への最短コース、「むささびコース」で下った。急坂を少し下った所にある展望所からの眺めが雄大だ。あとは視界のない樹林帯をジグザグになだらかに下ると林道出合だ。右へ下ると迫間(はさま)の自然学校なので左へ向かい、林道をちょっと上って下ると立雲峡のおおなる池だ。この辺りから竹田城を正面に眺めながら疎林帯の北斜面を愛宕神社前を経て駐車場へ下るが、踏み跡が辺り一面についている所を見ると天空の城の撮影ポイントらしい。僕の車しか残っていない駐車場に帰り着き、往路通りに順調に帰阪した。
きょうは天空の城に巡り合えなかったがもう少し秋も深まった朝霧のシーズンに再訪したいものだ。ちょっとした藪コギもあったが変化に富んだ高圧線ルート、展望広場からの景観などが素晴らしかった。また、いつも下から眺めるだけだったが立雲峡には桜が群生し、シーズンには素晴らしい景観が満喫できそうだ。
(山頂から稜線をたどる) (見晴し岩稜を通る)
(広々とした展望広場)
(展望広場から東方の峰々を望む)

(むささびコースを少し下った展望所から北方の峰々を望む)

(ジグザグコースを下る)
(林道出合)
(少し色づいたおおなる池)
(斜面に点在する休憩舎)
(愛宕神社辺りが撮影ポイント)
(撮影ポイントから竹田城址)
★道で出会った花(花はなし)