イチゴ谷山(892.1m)経ヶ岳(889m)三国岳(959.0m)
★ひとこと 「平良から絶景のP909を経て丹波越えをかすめて滝谷へ」
P909の見晴し稜線
★行った日 2011年10月20日(木) 晴時々曇 単独
★コース
高槻5:13(名神)=京都東IC(湖西道路、R367、県道783、林道)=6:58滝谷登山口7:02(林道、県道783)=7:13南平良取付き7:24→8:23P694
8:31→稜線出合9:15→9:26P909 9:38→稜線出合9:48→(892.1m)イチゴ谷山10:05→11:06(889m)経ヶ岳11:18→12:01P885
12:08→12:35(959.0m)三国岳12:49→P686 13:17→滝谷登山口13:40(林道、県道783)=自転車(5.1km)=14:10南平良取付き14:19(県道783、R367、湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻16:06
久しぶりに久多(くた)の山奥を歩きたくなり、三国岳(さんごくだけ)から経ヶ岳を経て東南へ伸びる京都と滋賀の県境尾根歩きだ。針畑川沿いの南平良(みなみへら)から枝尾根を登り、イチゴ谷山、経ヶ岳、三国岳を経て滝谷登山口へ下る計画だ。R367を北上、坊村を経て梅ノ木で久多方面へ左折、さらに川合で右折して針畑川に沿って北上、桑原橋バス停前を左折して林道に入り、滝谷登山口に自転車をデポ、同じ道を引き返して南平良の道路わきに路駐だ。
反射鏡の辺りが取付き易そうなので山へ分け入り、植林帯の急坂を適当に登る。やがて広葉樹林帯になり、更に急坂が続く。少しなだらかになった自然林の稜線に薄い踏み跡らしきものが現れ、明るい稜線の歩きやすそうな所を選んで歩く。P694を過ぎて、時には芦生杉も現れる稜線を出発して2時間も登ると大きな芦生杉が鎮座する稜線出合だ。ここから南へ美しい稜線を少したどると展望のよいP909だ。東に武奈ヶ岳から蓬莱山に続く山並みが見え、南には展望稜線が続いており、更に南下する誘惑にかられそうだがここから引き返した。先程の稜線出合を過ぎてそのまま稜線を北上、しばらく藪っぽい自然林尾根を進むとイチゴ谷山だ。三角点がぽつんとあるだけだ。
(南平良の取付き点) (踏み跡なき植林帯を登る) (広葉樹林帯の急坂を登る)
(なだらかになった稜線を登る) (P694付近の自然林) (時々現れる芦生杉)
(稜線出合のモニュメント)
(気持ちの良い稜線を行く) (先がP909)
(P909から東方の武奈ヶ岳や蓬莱山を望む)
(稜線出合から尾根筋を行く)
(何もないイチゴ谷山) (ブナ尾根を行く)
山頂から北尾根を間違えて、倒れたネット沿いに植林帯の藪を急下降、稜線から外れたことに気がついて藪をコイで東側の稜線へ戻り、ブナ林の尾根筋を外さないように登り続けると経ヶ岳だ。薄暗い林間の経ヶ岳からは明確な踏み跡が続き、以降、道を間違えることはなかった。一旦鞍部まで下り、丹波越えのお茶屋跡の平地で桑原橋を右に分け稜線を進むと小木帯の明るいP885だ。ピークから東南に武奈ヶ岳や今たどってきた経ヶ岳が望めた。しばらく稜線を進み、岩谷峠を右に見送ってちょっと西の稜線を進むと近江・山城・丹波国境の三国岳だ。樹間から東の蛇谷ヶ峰が見える程度であまり視界はよくない。稜線の急坂を南へ下れば岩屋や天狗岳だがここから引き返した。先程の岩谷峠分岐から縦走路を少したどってから、岩谷峠を左に見送って桑原へ下る。ちょっと藪っぽい所もあるが明確な枝尾根道をどこまでも下ると林道に出合う、滝谷登山口だ。ここで自転車をゲット、快調に南平良の路駐場所へ戻り、往路通りに帰阪した。
ミズナラやカエデの広葉樹の尾根、P909の展望稜線などが素晴らしかった。平良から経ヶ岳まではしっかりした踏み跡はないが、殆んど藪コギはなく静かな稜線歩きが楽しめる。
(植林帯で道迷い) (右の稜線へ藪コギ)
(経ヶ岳)
(稜線を北上) (桑原橋分岐、お茶屋跡の平地)
(杉林の尾根を行く)
(明るいP885付近) (岩谷峠分岐)
(三国岳頂上)
(滝谷登山口分岐) (下り稜線から百里ヶ岳)
(P686付近)
(雑木林を下る)
(滝谷登山口) (林道入口)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 京都北山
・2万5千分の1地形図 久多(くた)
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