ポンポン山(678.7m)釈迦岳(631.0m)天王山(270m)


★ひとこと   「紅葉を求めて空谷橋からポンポン山を経て天王山へ」

善峰寺へ下る途中の展望台から京都方面を望む

★行った日   2011年11月7日(月)  曇  単独
 
★コース

JR高槻駅北口7:53(高槻市バス)=空谷橋8:29→9:34東海自然歩道出合9:40→10:01(678.7m)ポンポン山10:14→東海自然歩道分岐10:28→(631.0m)釈迦岳10:39→大杉10:50→11:05展望台11:11→大沢11:39→大沢の大杉11:45→12:16休憩12:27→天王山入口12:38→小倉神社分岐13:01→13:21(270m)天王山13:32→14:09JR山崎駅14:16(JR)=JR高槻駅14:25

 紅葉を期待して近場のポンポン山へ向かったが、結果的には少し早過ぎたようだ。きょうは無計画に足の向くまま歩くつもりだ。久しぶりにバスを利用し、高槻側の定番登山口のある出灰(いづりは)より1つ手前の空谷橋(そらたにばし)バス停下車だ。
 バス停から少し戻ると車道山側壁面に入口があり、半分土砂をかぶった丸太階段が斜面を斜めに上っている。しばらく道なりに登ると平坦な稜線に達するが、そのすぐ先から石段もある急な斜面を登り続けると、やがて、なだらかな稜線上の雑木林の道となる。登山口から1時間も登ると、本山寺から来ている立派な遊歩道の東海自然歩道と合流だ。少し色づき始めた広葉樹もある平坦な尾根道をしばらく進むとポンポン山頂上広場だ。山頂付近はすっかり雰囲気が変わり、頂上直下に人工物もあって付近は丸坊主だ。山頂の標高がそれほどでもない上に足下から低山が続くので見晴しはあまり期待できず、僕は以前の山頂の雰囲気が好きだ。山頂から綺麗な広葉樹林尾根道を東進する。自然保護の一環として、カタクリの食害保護のためのネットが稜線北側に新設されている。善峰寺方面を左に分け、右へ行くとほどなく釈迦岳だ。山頂には真新しいTAKE CAREと印字されたテーブルが新設、付近の林間にもベンチが置かれ、施設にお金をかけている様だ。稜線をしばらく下ると川久保と大沢の分岐点のベンチも新設されている大杉だ。ここからまだ通ったことのない善峰寺方向へ下ることにした。

 (空谷橋バス停から少し戻る) (道路壁面の切れ目が登り口) (土をかぶった丸太階段を上る)

    (平坦な尾根を進む)      (すぐに急な石段が続く)  (稜線に達してなだらかに進む)

   (東海自然歩道に合流)     (美しい遊歩道を行く)        (紅葉はまだだ)

  (すっかり丸坊主の山頂)   (広葉樹林尾根をなだらかに下る)   (釈迦岳分岐)

 (釈迦岳頂上の新設テーブル)        (大杉)         (大杉から善峰寺方面へ下る)


 以前は伐採後の丸坊主の姿だった斜面には植林され、若木保護ケースが卒塔婆のように林立している。斜面を下って、大沢から来た道と合流し、峠を越えた所の展望台から京都方面の市街地の展望が見事だ。ここで善峰寺へ下るのを止めて、多少藪っぽい稜線を下って大沢へ向かう道と合流、県道に合流後大沢の大杉へ立ち寄った。久しぶりの大杉の姿だが立ち枯れが進み余命いくばくもない感じだ。ベニーCCの前から細い県道を下って柳谷観音の横をかすめて竹薮の道を下ると西山の大仏(おおぼとけ)が祀られている浄土谷だ。浄土谷の先から天王山へ向かう山道に入り、気持ちの良い稜線の道を竹薮を通ったりしながらどこまでも進むと、ちょっと右へ登った所が天王山城跡広場の山頂だ。山頂から酒解神社(さかとけじんじゃ)前を通り、展望台から大山崎を俯瞰したりしながら山を下るとJR山崎駅だ。
 残念ながら期待した紅葉はまだだったが、久しぶりの里山散歩だ。ポンポン山付近の東海自然歩道の稜線の道、など紅葉が手軽に楽しめる山だ。

                 (展望台から東北の市街地を望む)

  (展望台の前方はベニーCC)   (大沢へ向かって下る)   (至る所にある若木保護ケース)

  (衰えが目立つ大沢の大杉)    (浄土谷の竹林を下る)     (天王山へ稜線を行く)

    (天王山の竹林を進む)       (天王山の城跡)          (天王山頂上)

   (下山途中の展望台から)     (山崎の天王山登り口)     (JR天王山駅へ帰着)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図



(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  法貴(ほうき)、京都西南部、高槻、淀

Homeへ