★コース
阪急高槻駅6:53(阪急)=祇園四条7:28(京阪)=出町柳7:45(京都バス)=葛川中村バス停8:45→1本目の鉄塔9:02→9:19小滝9:27→10:16
6本目の鉄塔10:21→最後(8本目)の鉄塔10:41→明王橋11:14→11:25休憩11:34→ピーク11:55→(1051m)比良岳→縦走路合流12:12→葛川越12:20→烏谷山下12:40→荒川峠12:58→牛コバ分岐13:12→13:13南比良峠13:24→(1057m)堂満岳13:49→ノタノホリ14:53→林道始点15:09→JR比良駅15:37(JR)=JR高槻駅17:00
きょうは4日前のリベンジだ。天気予報が晴の日曜日とあって出町柳のバス停は登山者でいっぱいだ。朽木(くつき)行き2台のバスも殆んど満員、途中の平(だいら)まで立ちんぼ、到着前に疲れてしまった。葛川中村(かつらがわなかむら)で降りたのは一人だけだ。
集落を抜け樹林帯を進むと眼前に切り開きの斜面が広がっている。斜面をジグザグに登って1本目の鉄塔を過ぎるとオシロ谷右岸の樹林帯に入り、やがて小滝を横切って急斜面をトラバースすると2本目の鉄塔だ。中村の集落や小中学校が安曇川(あどがわ)沿いに白く輝き、対面には伊賀谷山が丸く盛り上がっていた。切り開きに沿って、樹林帯に入ったりしながら急坂を登りつめると7本目の鉄塔だ。ここからなだらかな斜面に入り、美しい広葉樹の疎林帯の巡視路を進むと最後の8本目の鉄塔だ。ここから巡視路は汁谷(しるたに)へ向かっているが、稜線を南下すると森本岳、北へ進むと長池の横を通って伊藤新道に出合う。この辺りの地形は特徴がなく、池が点在する準平原の広葉樹の疎林帯なので迷い易い所だ。長池から北上するとニシヤ谷源頭に出て、そのまま谷筋を東へ下ると明王橋の休憩小屋だ。夫婦滝を省略し、牛コバへちょっと進んだ所から比良岳へ続く枝尾根に入る。藪は殆んどなく、シャクナゲが初めの間だけ行く手をさえぎるが、歩き易い稜線を登り続ける。
(集落を抜けて樹林帯を進む)(切り開きの斜面をジグザグに上る) (最初の鉄塔)
(最初の鉄塔から振り返る) (オシロ谷右岸の樹林を登る) (小滝を横切って左岸へ)
(斜面をトラバース) (次の鉄塔下を上る) (切り開きを振り返る)
(稜線が見え始める)
(広葉樹の尾根を上る)
(最後の鉄塔付近の紅葉)
(長池付近を行く)
(地形複雑な美しい樹林帯)
(ニシヤ谷を下って明王橋へ)
(夫婦滝上流の明王橋)
(比良岳へ枝尾根を上る) (歩き易い稜線を上る)
標高1000メートルを超えると殆んど裸の木々となり比良岳手前のピークだ。不注意にも北の尾根に入ったが間違いにすぐ気付き、東尾根を下って登り返すと比良岳だ。東西に長い山頂なのでどこがピークだか判り難いが縦走路出合に比良岳の標識が立っている。ここから葛川越、烏谷山(からとやま)、荒川峠を経て南比良峠まで丁度1時間だ。南比良峠からちょっとした藪もあるがショートカットの踏み跡をたどると30分足らずで堂満岳山頂だ。山頂から広葉樹林の続く急坂下りだ。初めは裸の木々だが下るにつれて黄色になり、更に下ると緑になる変化が興味深い。標高580メートル位で沢を下るが、すぐに植林帯を行く水平道となり、たんたんと進むとやがて山頂から1時間強でノタノホリだ。急坂を下り、荒れ果てた別荘地を過ぎ、湖西道路の高架下、R161を横切るとJR比良駅だ。すぐにやってきた電車に飛び乗ったが、人身事故のため新快速は運転されず各停で帰阪した。
鮮やかな紅葉には出会わなかったが、落ち葉絨毯を敷きつめた長池付近のブナやカエデ、ミズナラの森が素晴らしかった。また、明王橋から比良岳へ続く稜線も清々しい広葉樹林で覆われた所だ。
(標高千米を超えると落葉済み) (比良岳頂上の古木)
(縦走路へ合流)
(烏谷山へ稜線を行く)
(荒川峠へ)
(堂満岳が左に現れる)
(南比良峠から堂満岳へ) (南比良岳の石仏)
(堂満岳へショートカット)
(石楠花茂る堂満岳頂上)
(堂満岳から霞んだ琵琶湖)
(急坂を下る)
(徐々に黄葉した木々が現れる)
(緑の葉も現れる) (水平道を進む)
(満水のノタノホリ)
(別荘地を下る)
(比良駅付近から望む堂満岳)
★道で出会った花(花はなし)