愛宕山(890.5m) ★ひとこと 「清滝から山頂を経て岩ヶ谷、米買道で嵐山へ」 ★行った日 2011年12月10日(土) 曇時々晴 単独
★コース
阪急高槻駅7:23(阪急)=7:56阪急嵐山駅8:17(京都バス)=清滝バス停8:37→月輪寺登り口9:08→橋手前分岐9:13→10:04休憩10:14→月輪寺道出合10:31→ジープ道出合11:03→岩ヶ谷源頭11:20→府道出合12:23→米買道入口12:37→12:52東の田んぼ13:00→長坂峠13:18→13:49清滝川出合13:56→落合13:58→六丁峠14:14→鳥居本14:24→15:05阪急嵐山駅15:14(阪急)=阪急高槻駅15:50 今年最後の紅葉狩りに嵐山の風景を楽しもうと今月2度目の愛宕山だ。清滝から大杉谷左岸から山頂を経て岩ヶ谷で水尾へ下山し、米買道から嵐山へ戻るつもりだ。殆ど枯葉になった清滝バス停から出発だ。 定番の赤い橋を渡り、殆どの人が登っていく赤い鳥居の表参道を横目に東海自然歩道を高雄方向へ進む。月輪寺(つきのわでら)登り口前から空也(くうや)滝へ谷筋をたどり、左岸から右岸へかかる橋の手前から山道に入る。廃村八丁でお世話になった長岡京のTさんが整備された白紐がついているので判りやすい分岐点だ。山肌をぬうように植林帯を上る。作業道としばしば交差するが目印の白紐が導いてくれるが、ついうっかり白紐なしの小径をたどってしまい谷筋で道がなくなってしまった。戻るのも面倒なので、常日頃、迷うと尾根方向へ向かう習性がついているので、ちょっとした藪をこぎながら斜面をよじ登ると尾根道が現れた。尾根をそのまま登り続けると月輪寺道と出合う地形図にある点線の道のようだ。予想通り、月輪寺道に合流し、薄化粧した道を登り続け、京都市街や光った桂川が見える岩稜帯を過ぎるとジープ道出合だ。ジープ道からは真っ白な武奈ヶ岳や蓬莱山が綺麗だ。首無地蔵(くびなしじぞう)分岐を過ぎ、愛宕山三角点分岐の先の地形図の岩ヶ谷(いわがたに)源頭と思しき地点から樹林を下り始めた。少し下ると、先ほどのジープ道の小屋の手前から分岐している林道に下り立った。結局遠回りしてきただけだ。この林道の先に仏塔があり、この下から続く岩ヶ谷はガレ場が多く、白く薄化粧しているので踏み跡は判別できなかった。歩きやすい所もあるが概してガレ場の多い歩き難い沢筋を何度か渡渉しながら1時間ほど下ると嵯峨から越畑(こしはた)へ通じている府道出合だ。出合から府道を水尾(みずお)へ向かう。 (岩ヶ谷を下る) (何度か渡渉しつつ下る) (府道出合) 収穫中のゆず畑や暖かいゆず茶の店の前を通り、道標通りに水尾の集落に入ると米買道入口だ。表示によれば清滝では米がとれないため水尾や越畑へ米を買いに通った道だそうだ。ほぼ平坦な植林帯や雑木林が交互に現れる遊歩道を、東の田んぼや大岩などを眺めながら進むとツツジ尾根道との交差点の長坂峠だ。峠を直進すると、植林帯の下り坂が続き、椿地蔵(つばきじぞう)を過ぎて何度か沢を渡ると清滝川出合だ。少し下流方向へ行くと府道出合の落合(おちあい)だ。落合から車道歩きだ。西に保津峡を見下ろしながら坂を上り、六丁峠を越えてしばらく下ると鳥居本(とりいもと)の赤鳥居だ。ぼつぼつ増えだした観光客に混じって小さな店の並ぶ道を進む。化野念仏寺(あだしのねんぶつでら)まで来ると人の群れで身動き取れないくらいだ。二尊院(にそんいん)から落柿舎(らくししゃ)と人力車とタクシーと人がごっちゃに通る道に辟易しながら渡月橋へ戻ってきたが残念ながら紅葉は終焉を迎えていた。この時刻はいつもはガラ空きだが多くの観光客を乗せた阪急で嵐山を後にした。 (人の多い落柿舎付近) (天竜寺の名残の紅葉) (渡月橋から終盤の紅葉) ★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
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