御在所岳(1212m)


★ひとこと   「国見尾根から登って寒い山頂に震え上がって表道で下山」

御在所岳山上公園

★行った日   2011年12月18日(日)  晴時々曇  単独
 
★コース

高槻5:25(名神、新名神)=四日市IC(R477)=7:07国道ゲート7:26→裏道登り口7:45→藤内小屋8:23→8:56休憩9:06→天狗岩10:22→国見岳分岐10:36→(1171.8m)国見岳→国見岳10:45→国見峠11:00→朝陽台11:19→11:22山頂公園11:33→11:49(1209.8m)御在所岳三角点12:00→御嶽神社→表道入口12:26→12:54休憩13:02→国道出合13:24→14:09国道ゲート14:20(R477)=四日市IC(新名神、名神)=高槻駅16:22

 鈴鹿山系の盟主、御在所岳(ございしょだけ)へ先週に引き続いて霧氷見物だ。雪の薮コギは苦手なのでR477から人のよく通る登山道で往復する計画だ。鈴鹿山脈三重県側の湯ノ山温泉入口からR477を西進、すぐ先でゲートがあって冬季通行止めだ。すでに10台位路駐している後ろに駐車だ。
 国道から四日市方面を眺めたり、湯ノ山温泉街を見下ろしたりしながら車道を進み、トンネル手前の裏道登り口へ入る。北谷に沿って30分ほど登ると台風被害から復旧なった藤内(とうない)小屋だ。裏道を左に分け、橋を渡って岳不動(だけふどう)を右に分けて国見(くにみ)尾根道を登る。しばらく樹林帯の急坂が続き、岩面に界と彫られた境石の碑までくると岩稜帯に入り、一気に視界が広がる。景色を楽しみながら雪の付いた岩稜を上ったり下ったりしながら高度を上げ、危険通行止め表示のある岳不動からの道とザレ場で合流、天狗岩の下を抜ける。なだらかな霧氷の付いた雑木林となり、すぐに稜線に達し、右へ少し行った所の国見岳岩頭で360度の大展望を楽しむ。数十人の団体さんが山頂を占領中なので、早々と山頂を後にした。

  (冬季通行止めのゲート) (トンネル手前の裏道登り口を右折)    (裏道登り口)

 (橋を渡って北谷をさかのぼる)   (北谷に沿って進む)        (藤内小屋)

   (国見尾根道の分岐点)    (雑木林の急坂を登る)    (境石の碑から視界が広がる)

    (絶景の岩場が続く)       (天狗岩を見上げる)   (ガレ場の岳不動へは通行止め)

  (雪のついた岩場を登る)        (天狗岩)        (なだらかな霧氷樹林を行く)

      (国見岳分岐)       (国見岳から天文台を望む)  (国見岳から御在所岳を望む)

                 (国見岳の岩頭から360度の大展望)

 人の多い稜線の道を鞍部の国見峠を経て上り返すと天文台下の林道出合だ。あまり人の滑っていないゲレンデを横目に遊歩道を進み、階段を上ると御在所岳三角点だ。積雪は10センチほどしかないが風が少しあるので寒く、望湖台(ぼうこだい)での景色鑑賞を早々に切り上げ御嶽神社(みたけじんじゃ)へ向かった。山頂付近を周遊後、表道から下り始めた。急な岩場の斜面から雲母峰(きららみね)や鎌ヶ岳(かまがだけ)を眺めながら下り、樹林帯に入っても急斜面が続く。やがて国道の改修された壁面上の百間滝見晴台に出るが今は枯れ滝だ。ここから4キロの長い長い車道歩きでやっとゲートだ。時刻が早かったせいか比較的閑散とした高速で順調に帰阪した。
 国見尾根の岩尾根ルートの展望が素晴らしく、透明度のよい冬景色が一番だ。薄い霧氷だが尾根筋のキラキラ光る雑木林も圧巻だった。積雪を予想してしっかりした冬靴とアイゼン、ヤッケを準備したが幸か不幸かアイゼンの出番なしだった。

 (天文台下の林道へ合流)   (モニュメント化した三角点)    (琵琶湖が見える望湖台)

                 (望湖台から北方の山々を望む)

    (御嶽神社へ向かう)     (御嶽神社から公園へ戻る)       (表道下り口)

                 (御嶽神社から南方を望む)

 (表道は雲母峰を正面に下る) (格好のよい鎌ヶ岳も見える)  (改修された国道の上に出る)

  (間もなく国道に合流)    (長い国道歩きで市街を眺める)    (やっとゲート到着)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図

(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       御在所・霊仙・伊吹
・2万5千分の1地形図  御在所山

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