三岳(793.4m)小金ヶ岳(725m)

 

★ひとこと   「大タワから三岳と小金ヶ岳へリハビリ雪道ピストン」

三岳東峰から小金ヶ岳を望む


★行った日   2012年1月31日(火) 晴たり曇ったり一時小雪 単独

★コース

 高槻8:58(府道46、府道407、R372、県道301)=10:43大タワ10:53→11:45(793.4m)三岳12:00→12:29大タワ12:41→13:34(725m)小金ヶ岳13:43→大タワ14:23(県道301、R372、府道407、府道46)=高槻16:20

 きょうは2回目のリハビリとして昨日より少ししんどそうな篠山の三岳(みたけ)だ。陽光に誘われて、真っ白な愛宕山を眺めながら亀岡からR372を篠山方面へ向かう。篠山の大タワ越え県道の積雪によっては麓の火打岩(ひうちわん)から三岳南尾根を登るつもりだったが、峠越えの雪も解けてノーマルタイヤで大タワまでなんとか上がる事ができたので楽な三岳と小金ヶ岳(こがねがだけ)のピストンだ。
  先行車1台きりの大きな駐車場から三岳へ続く雪の尾根道に入る。小鳥の声を聞きながら陽の光が目にしみる積雪10センチ位の尾根道を快調に進む。葉を落とした明るいリョウブ林を過ぎると丸太階段がしばらく続く。最後に鎖場もある岩場を越えるとなだらかな稜線だ。深い所でも20センチ位の積雪なのでアイゼンは必要なく、所々で広がる視界を楽しみながら進むと展望の良い東峰だ。雪雲のため遠望は利かなかったが、北摂、多紀、但馬の峰々が望めた。東峰から石室を通って少し西へ行くと三岳本峰の三角点広場があるがあまり展望は良くない。雪景色を楽しみながら稜線を往路通りに大タワへ戻り、昼食だ。昼を過ぎると午前中の快晴がウソのように雲が広がりはじめた。

     (大タワの休憩所)      (休憩所横から尾根道へ)   (常緑樹の雪の尾根道を行く)

(明るいリョウブの尾根道を行く)   (長い丸太階段を登る)     (最後に岩稜が現れる)

 (明るいなだらかな稜線を行く) (山頂付近の雑木林の尾根道)   (三岳の一等三角点)

                   (三岳東峰から小金ヶ岳方面を望む)

     (東峰下の祠)       (東峰から火打岩方面を望む)      (大タワで一服)

  小金ヶ岳登山口からしばらく杉林の中を登り、稜線に出ると雑木林の丸太階段が始まる。雑木林を過ぎると眼前に小金ヶ岳の岩山が目に飛び込んでくる。幾つか鎖場もある雪の付いた展望のよい岩稜を上り下りする。岩に湿った雪が付いているだけなので容易に登れるが、氷の場合は難物だ。岩角や木の根を掴んでなんとか急坂をよじ登ると小金ヶ岳山頂広場だ。夏場の岩稜帯も良いが、雪化粧した岩場も素晴らしい景観だ。小金ヶ岳は殆んど全方位の景観が楽しめるが、折からの雪しぐれのため三岳周辺の山々しか望めなかった。山頂から筱見四十八滝(ささみしじゅうはちたき)と小金口へ下るルートがあるが雪に埋もれていた。往路通りに岩峰からの展望を楽しみながら下山し、大タワ越えの県道の雪も完全に消え、順調に帰阪した。
 三岳への上りに、小鳥のさえずりを聞きながら木々の影を映す雪面を歩くのも良かったが、小金ヶ岳の雪が付着した岩峰群をたどるのも素晴らしかった。これら2山は前者は女性的、後者は男性的であり、対照的な山容だ。この2回のリハビリ登山で1月9日以降の体調不良の完治を確認した。

   (大タワの小金ヶ岳登山口)    (杉植林帯を登る)     (雑木林尾根の丸太階段を上る)

   (小金ヶ岳岩稜を望む)      (岩稜の鎖場を上る)      (雪の付いた岩稜を進む)

 (壁面を鎖を頼りにトラバース)    (小金ヶ岳山頂)        (山頂から三岳を望む)

                   (小金ヶ岳から但馬の山々を望む)

    (これから下る岩峰群)      (岩峰を巻いて下る)     (大タワから播磨の山を望む)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  宮田、村雲

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