★ひとこと 「トンネル西口から青崩道で湧出岳を経て石ブテ尾根へ」
霧氷の華が咲きつつある仁王杉
★行った日 2012年2月26日(日) 曇時々あられ 単独
★コース
高槻6:06(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R309)=7:18水越トンネル西口7:32→セト8:44→9:20国見城跡9:32→(1112.2m)湧出岳9:58→10:16山頂広場10:25→(1094m)大日岳10:39→六道ノ辻10:54→石ブテ尾根端11:18→林道出合11:42→11:55水越トンネル西口12:05(R309、R170、府道31)=松原IC(近畿高速)=高槻13:37
この数日暖かい日が続いていたが今日から寒波襲来、手軽に行ける金剛山へ霧氷見物だ。いつもの通り柏原から金剛山塊の東の山麓を南下、二上山は見えているが大和葛城山や金剛山の中腹以上は雲の中だ。いつもはR309名柄(ながら)交差点を左折して大峰方面に向かうが、ここを右折して富田林方面に行くのは初めてだ。水越(みずこし)トンネルを出た所の旧道との合流点付近に路駐だ。旧道の少し先にはトイレもある。
旧道から石ブテ林道へ入るとすぐに右手に「金剛山へ2時間」の角柱があり、ここが青崩(あおげ)道入口だ。時には尾根筋から富田林の市街が望めるが、殆んどは視界のない杉林の中を延々と丸太階段のなだらかな道が続く。千早から上ってきた黒栂谷(くろとがたに)道とセトで合流し、この辺りから霧氷が付き始め、白くなった笹薮の中に落葉広葉樹が増えてきた尾根道を登る。大木のブナやミズナラの林立する残雪の凍った道を滑りながらこわごわ上りきると国見城跡広場だ。草木に咲く霧氷の華は見事だが展望は全くない。ここでアイゼンをつけ展望ベンチのある裏山へ階段を上る。転法輪寺(てんぽうりんじ)の裏を通り、大日岳から六道ノ辻(ろくどうのつじ)へ下る道を左に分け、山道をたどると仁王杉の所で縦走路に出合う。一の鳥居を過ぎて湧出岳(ゆうしゅつだけ)三角点に立ち寄るが林立するアンテナ群の下にひっそりたたずんでいる。
(青崩道は石ブテ林道先を右へ)
(杉林に延々と続く丸太階段)
(尾根から垣間見える富田林)
(どこまでも続く杉林)
(セトで黒栂谷道と合流) (標高900メートルから霧氷)
(国見城跡下の凍った道を行く) (国見城跡広場) (枯れ草に咲く霧氷の花)
(城跡広場から葛木岳裏山へ)(霧氷が成長している山道を行く)(一の鳥居付近から湧出岳へ)
(アンテナ裏の湧出岳三角点) (杉大木林を戻る)
(成長する霧氷)
三角点から元へ戻り、葛木神社下、転法輪寺、−3℃の山頂広場を経て、大日岳のススキ原から見事なリョウブ林を通って六道ノ辻へ向かう。六道ノ辻で東北へ下る尾根道と別れて西北の石ブテ尾根を下る。左は杉林、右は笹原林床の落葉広葉樹林の美しい尾根道を時々樹間から大和葛城山を眺めながらアップダウンしながら下る。笹深い道がしばらく続く、綺麗に刈り払われているが少し手入れを怠ると笹薮の道になりそうだ。尾根突端から標高差約300メートルの急坂尾根下りだ。上りには使いたくない道だ。尾根突端から笹薮の急坂に石ブテ谷に直接下る薄い踏み跡もついていた。石ブテ林道出合からしばらくぶらぶら林道を下ると、青崩道登り口前を通ってトンネル西口の路駐場所だ。帰途はR309で山頂付近を薄く雪化粧した金剛山を眺めながら富田林を経て順調に帰阪した。
初めて通る青崩道と石ブテ尾根道だったが、前者はなだらかでよく整備された道だが後者は急坂の続くしんどい道だ。大阪の霧氷の人気スポットらしく、寒風をものともせず老若男女で賑わっていた。
(最高地点の葛木神社下) (転法輪寺)
(−3℃の山頂広場)
(大日岳へ向かう)
(ススキ原の大日岳)
(六道ノ辻へリョウブ林を行く)
(六道ノ辻から左へ尾根を下る)(刈られた笹薮の石ブテ尾根道)
(標高差300米の急坂下り)
(石ブテ林道出合) (砂防ダム休憩施設)
(石ブテ林道を下る)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図 御所(ごぜ)
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