向山(569.0m)譲葉山(594m)金山(540m)
★ひとこと 「分水界尾根でヒカゲツツジ満開の向山連山から金山へ」
向山から三の山(左)四の山(右)を望む
★行った日 2012年4月24日(火) 晴時々曇 単独
★コース
高槻6:04(府道46、府道407、R372、R176)=7:52追入神社7:58(R176)=8:16水別れ公園駐車場8:25→9:35四の山9:44→不動の滝分岐9:55→深坂北峰10:03→(569.0m)向山10:12→10:24五の山10:32→蛙子峰10:47→水別れ公園分岐11:01→野村峠11:08→梅堺11:25→棚原峠11:52→12:02(541.4m)権現山三角点12:12→(594m)譲葉山12:29→北金ヶ山13:03→13:18(431.8m)奥町三角点13:27→瓶割峠分岐13:48→上小倉・追入分岐14:09→14:34(540m)金山城址14:44→追入神社15:13(R176)=自転車(8.7km)=15:52水別れ公園駐車場16:00(R176、R372、府道407、府道46)=高槻18:14
ヒカゲツツジ満開の時期を迎えた丹波市柏原(かいばら)の向山(むかいやま)だ。低標高の分水界が通る水別れ公園を起点に向山連山から譲葉山(ゆずりはさん?)を経て金山城址へ縦走の計画だ。篠山からR176を北上、鐘ヶ坂(かねがさか)トンネル手前の金山登山口の追入(おいれ)にチャリンコをデポ、さらにR176を北上して水別れ(みずわかれ)公園駐車場に止める。
花房が膨らみ始めたフジを横目に観音堂登山口から登りはじめる。ネット扉を2度開け閉めして植林帯を抜けると雑木林尾根となり、新緑の広葉樹の間に点在するピンクのコバノミツバツツジが素晴らしい。二の山を過ぎると岩頭が突き出た岩座(いわくら)展望所から西の視界が開け、きょうは黄砂で遠望はだめだが石生(いそう)の里が眼下に広がっている。三の山を過ぎるとヒカゲツツジが姿を現しはじめ、四の山周辺からあたり一面満開のヒカゲツツジだ。ピンクに比べて薄緑色の花は多少ジミーだ。向山手前のツツジが岡展望所ではヒカゲツツジのトンネルだ。向山頂上からヒカゲツツジ越しに二の山から四の山へたどってきた稜線が望め、その背景に石生の里が広がっている。東北に春日町が望める五の山を過ぎると蛙子(かえるこ)展望所のあるちょっとした岩稜地帯だ。
(観音堂登山口から登る)
(ネット扉を2度通る)
(雑木林を登る)
(二の山(滝山古墳)) (コバノミツバツツジのトンネル) (岩座展望所)
(四の山から春日町方面) (ヒカゲツツジのトンネル)
(ツツジが岡展望所)
(向山から黄砂に霞んだ西方を望む)
(向山頂上)
(五の山) (ヒカゲツツジのトンネルを行く)
蛙子峰から間違って東尾根を進んだがすぐに引き返してちょっと水別れ公園の方に下ってから東の尾根道を下ると四叉路の野村峠だ。東へ下ると春日町野村、西へ下ると柏原町東奥(ひがしおく)だ。ヒカゲツツジを全く見かけなくなった雑木林の稜線をしばらく進むと林間の譲葉神社の祀られた山頂だ。譲葉山から急坂を下り、アップダウンを繰り返しながら進み、北金ヶ山を過ぎると間もなく縦走路から少し離れた奥町三角点だ。この少し先で春日町国領(こくりょう)へ下る瓶割峠(びんわりとうげ)を左に分け、稜線を進む。新鐘ヶ坂トンネルの上付近で西に上小倉、東に追入を分けて稜線を直進すると金山城址の山頂広場だ。光秀の建てた割合大規模な山城で、山頂付近に建物跡の平地や石垣があちこちに残っている。山頂から道標完備の遊歩道を30分ほど下ると追入だ。ここでチャリンコをゲット、歩道の広い下り坂の新鐘ヶ坂トンネルを抜け、下り坂主体のR176を約40分で水別れ公園だ。
生憎、黄砂のため山頂付近からの展望は利かなかったが、ヒカゲツツジが落花寸前の満開時期を向かえ、少し遅れて咲く満開のピンクのコバノミツバツツジとともに全山を彩っていた。譲葉山から金山にかけてツツジの派手さはないが城跡もある静かな里山歩きがよかった。
(白とピンクのコラボの尾根)(蛙子峰からこれから向かう稜線)
(野村峠)
(清々しい稜線を行く) (権現山)
(譲葉山頂上の神社)
(ヤブツバキの多い稜線を行く) (奥町三角点)
(瓶割峠分岐)
(自然林の稜線を行く) (上小倉・追入分岐の峠)
(植林と自然林の尾根を行く)
(金山城址) (黄砂に霞む黒井城址) (表示の多い登山道を下る)
(寺院跡) (追入神社近くに下る)
(金山城址登り口)
★道で出会った花
コバノミツバツツジ(二の山)
アセビ(四の山) ヒカゲツツジ(四の山)
タチツボスミレ(野村峠) ヤブツバキ(野村峠)
シハイスミレ(野村峠)
★ルート断面図
★地 図
(1)水別れ公園〜譲葉山 (2)譲葉山〜追入
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 柏原(かいばら)
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