バリゴヤの頭(1580m)稲村ヶ岳(1725.9m)

 

★ひとこと   「母公堂から稲村ヶ岳を経てバリゴヤノ頭ピストン」

稜線からバリゴヤノ頭越しに弥山を望む


★行った日   2012年5月24日(木) 晴時々曇 単独

★コース

 高槻3:39(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R309、県道21)=5:38母公堂5:48→法力峠6:41→7:50山上辻8:02→8:40(1725.9m)稲村ヶ岳8:48→9:51ドンブリ辻9:58→11:07(1580m)バリゴヤノ頭11:36→12:18休憩12:25→ドンブリ辻12:44→13:13休憩13:20→14:11稲村ヶ岳14:21→山上辻14:44→法力峠15:30→16:08母公堂16:15(県道21、R309、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻18:52

 バリゴヤノ頭(かしら)は大峰山系の峰々から眺めるときに大日山と共に目印になり、大川口(おおこぐち)から鉄山(てっせん)に登る際には、常に後ろ正面に立ちふさがっている岩峰だ。稲村ヶ岳(いなむらがだけ)から正規の登山道がなく難路が予想されたので余裕を見て4時前発出発、6時前に母公堂(ははこどう)から登り始めた。
 母公堂登山口からなだらかな杉植林帯の道を黙々と進み、法力峠(ほうりきとうげ)からは落葉広葉樹のトラバース道を歩き、ミヤコザサが現れると山上辻(さんじょうつじ)だ。小屋前の稲村ヶ岳登り口から笹原樹林帯をなだらかに登って稜線に達し、正面に大日山を見て笹原稜線の西側斜面を南下するとオオミネコザクラの咲くキレットだ。大日山登り口を右に見てしばらく登ると稲村ヶ岳展望台があり、その下に三角点が鎮座している。展望台からは360度の大展望だ、きょうは霞んで見通しが利かないが、東には山上ヶ岳から弥山へ連なる奥駈の峰々が並んでいる。展望台のすぐ下の薮っぽい所が南尾根入口だ。薮コギを予想していたが意外にはっきりとした踏み跡があり、シャクナゲ林に迷い込まないようにテープが要所に付いているので助かる。笹原の踏み跡をしばらくたどるといよいよ岩稜下りだ。岩稜西側を下ると太い黒いロープがぶら下がっており、それを利用させてもらって岩稜の下へ下った。

  (母公堂の稲村ヶ岳登山口)  (なだらかな杉植林帯を登る)       (法力峠)

(なだらかな広葉樹林帯を行く) (ミヤコザサが現れると山上辻は近い)   (山上辻))

    (山上辻から稲村ヶ岳へ)  (大日山を正面に笹原稜線を行く)    (キレットを進む)

                  (稲村ヶ岳の南の稜線から西方を望む)

                  (稲村ヶ岳展望台から東北を望む)

 (展望台下の稲村ヶ岳三角点)    (山頂から南尾根入口)   (シャクナゲをかき分けて進む)

  (笹原のはっきりした踏み跡)   (岩稜の急斜面を下る)   (黒い太いロープの助けで下る)

 広葉樹がまばらに生えた気持ちのよい笹原尾根を正面にバリゴヤノ頭を樹間からちらちら眺めながら下り、シャクナゲが煩わしいP1559を過ぎて、モミやツガの笹原尾根を下ると最低鞍部のドンブリ辻だ。ここから疲れた足に鞭打ってまた上りだ。シャクナゲの茂る急坂を登り、木の根の絡まったヤセ尾根を越えて、倒木を越えてまた下る。この辺りの様子は、すぐお隣の鉄山の頂上付近とそっくりだ。次に現れるのはまたまた岩稜越えだ。岩をよじ登ると太いロープの付いた岩稜が現れ、ロープを利用して正面突破だ。しばらく滑り易い急坂があり、木の根を掴んで急坂をよじ登るとシャクナゲの茂る小山がバリゴヤノ頭らしい。小空間もなく見通しも殆んど利かないピークだ。山名表示も見当たらなかったので、一つ南のピークまで足を伸ばしてみたが樹木で覆われた小ピークで、樹間から鉄山や弥仙が望めた。計画通り、昼前に山頂を辞去し、疲れた身体を引きずって往路通りに下山した。
 行動時間が10時間を超えるしんどいルートだったが、好天に恵まれて念願のピークを踏むことができた。母公堂から稲村ヶ岳までは急坂もなくなだらかな遊歩道のような道が続くが、稲村ヶ岳からはアップダウンの激しい岩尾根が続き、おまけにシャクナゲが行く手を阻む歩き難いルートだ。しかし、多くの人に踏まれた跡が登山道のようになり、テープも絶え間なく付いていたので秘境のイメージはない。疲れた身体で、帰りの稲村ヶ岳への上り返しが一番しんどかった。

 (バリゴヤノ頭に向かって下る)    (癒しの稜線を下る)    (シャクナゲが煩わしいP1559)

(シャクナゲ越しのバリゴヤノ頭) (モミ、ツガ林の稜線を下る)   (最低鞍部のドンブリ辻)

  (シャクナゲ尾根を登り返す) (木の根を掴んで急坂を登る)    (西に見える観音平)

  (倒木を小越えて急坂を下る)     (岩稜を登る)       (太いロープを頼りによじ登る)

  (滑り易い急坂を登る)     (おなじみの標識が現れる)(シャクナゲの茂るバリゴヤノ頭)

(先のピークへ行くが視界悪し)  (やっと樹間から見えた鉄山)  (帰りの稜線から稲村ヶ岳)

(稜線からバリゴヤノ頭を振り返る)   (山上辻を通過)         (母公堂へ戻る)

★道で出会った花

   ミヤマシキミ(法力峠)     スズシロソウ?(法力峠)     タチツボスミレ(法力峠)

  オオミネコザクラ(キレット)     ムシカリ(キレット)      ツクシシャクナゲ(P1559)

  ミヤマカタバミ(バリゴヤ)    ワチガイソウ(P1559)    コバノミツバツツジ?(P1559)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       大峰山脈
・2万5千分の1地形図  洞川(どろかわ)、弥山

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