うぐい谷高(1291.3m)中井高(1233.0m)

 

★ひとこと   「宮川発電所から中井高、うぐい谷高を経て県道へ周回」

うぐい谷高へ向かう稜線から霞んだ仙千代ヶ峰を望む


★行った日   2012年6月1日(金) 曇時々晴 単独

★コース

 高槻3:34(近畿高速、西名阪)=針IC(R369、R370、R166、R422、県道53)=6:51第1乗船場(宮川第3発電所手前)7:00→送水管出合7:48→8:29送水管別れ8:39→9:24更地9:32→10:00P1143(ホウノキ平)10:06→10:51(1233.0m)中井高11:03→P1215 11:30→12:08(1291.3m)うぐい谷高12:17→12:52P1152 13:09→小屋14:11→14:34 13/14鉄塔分岐14:42→13鉄塔15:00→県道出合15:25→16:16第1乗船場16:22(県道53、R422、R166、R370、R369)=針IC(西名阪、近畿高速)=高槻19:50

 宮川貯水池と台高山脈との間に位置し、正規の登山道がなく、静かな森が残された山域の山だ。県道53の終点、大杉谷登山口の宮川第3発電所近くの第1乗船場から取付き、中井高からうぐい谷高を経て巡視路で第4乗船場付近へ戻る計画だ。久しぶりの宮川貯水池は渇水状態だ。ダムの右岸を進み、前方にP1153手前の岩峰を眺めながら新大杉橋で左岸へ渡り、しばらく進むと第1乗船場手前に10台分位の駐車場がある。
  第1乗船場手前の県道からスロープを入り、尾根端をジグザグに登る。予想外のはっきりした登山道だ、律儀に赤テープも付いている。尾根上に達し、なだらかな稜線を進むと送水管と並行するモノレールに出合い、立入禁止の表示があったが他に道がないので送水管横の階段を登る。怖い位の急な鉄板階段から振り返ると、眼下の尾根上を伸びる送水管の彼方に仙千代ヶ峰(せんちよがみね)が望める。最上部で送水管はトンネルに入り、梯子を上ると貯水タンクがあり、その横のプラ階段を上る。地形図によると不動谷や大杉谷の上流部で取水され、ここへトンネルで送水されている。所々に補助ロープやプラ階段のある広葉樹の稜線をたどり、急坂を上がるとCa980の更地だ。ここまでケーブル暗渠も設置され、道も整備されているので何らかの設備が最近撤去されたようだ。ここから踏み跡程度の稜線を登り、シャクナゲの残り花が目立ってくると明るいP1143のホウノキ平だ。ここから西北に向きを変えた稜線を進み、時折現れる満開のシロヤシオを愛でながら、うぐい谷高へ向かう稜線を右に分け、少し進むとP1233の中井高だ。

(新大杉橋からP1153近くの岩峰)    (第1乗船場)       (第1乗船場手前の登り口)

 (尾根端をジグザグに登る)    (なだらかな稜線上を進む) (送水管モノレールは立入禁止)

(道がないので送水管横を登る)(登ってきた送水管を振り返る) (送水管は最上部で隧道へ)

  (送水管上部の貯水タンク)    (急なプラ階段を登る)      (広葉樹の稜線を行く)

   (古木はブナの苗床)       (岩稜越のプラ階段)    (岩稜に張られた補助ロープ)

  (更地、ここまで道は整備)    (シャクナゲ咲く稜線を行く)      (大岩を越える)

  (P1143、ホウノキ平)       (広い稜線を行く)     (標高が上がるとシロヤシオ満開)

 視界のない山頂から西へなだらかな稜線が台高縦走路へ続いているがここでUターンだ。先程の分岐点から北尾根を進む。この辺りはあちらこちらに真っ赤なツツジ、ピンクのシャクナゲや真っ白なシロヤシオが咲き、ヒメシャラの大木林が美しい稜線だ。樹間から、登ってきた尾根筋の北側のうぐい谷の彼方に望める筈の熊野灘は霞んで見えなかった。P1215を過ぎて、アップダウンしながら高度を上げ、最後に急登するとうぐい谷高だ。山頂から下り稜線の道迷いに注意しながら稜線を下り、帰り道から少し北へ進むとP1153ピークだ。新大杉橋から見上げると岩峰が立ちはだかっているが、頂上はなだらかなピークだ。元の分岐ピークへ戻ったが、この辺り地形が複雑で、間違い尾根を下りかけてGPSの助けで事なきを得たが、地形図だけだと自信がないところだ。しばらく木の根を掴む劇下りが続くと見事なミズナラの大木だ。ちょっとしたシャクナゲの薮コギもある稜線を下ると、椅子とテーブルでいっぱいになりそうな小さな丸太小屋だ。ここから落ち葉の堆積した急坂がしばらく続く。よく滑るため数回尻餅だ。平坦になると巡視路の13と14鉄塔分岐点だ。結果論としては第4乗船場付近に下れる14鉄塔へ下ったほうが近道だったが、13鉄塔方向へ下った。鉄塔の先の稜線から巡視路をたどり、数回谷筋の鉄板橋を渡って、最後に急坂を下ると県道出合だ。約4キロの車道を、14鉄塔の巡視路の入口や六十尋(ろくじゅうひろ)滝の休憩舎を確認しながらテクテク、やっと車へ帰り着いた。
 きょうは曇がちで霞んでいたため遠望はだめだったが、たいした薮コギもなく台高の秘境の山を楽しむことができた。特に、P1143のホウノキ平からうぐい谷高を経てP1153へ至る稜線は、この時期、ツツジ、シャクナゲ、シロヤシオなどが咲き、新緑の落葉広葉樹の森が素晴らしかった。

   (P1233、中井高)      (なだらかに稜線を下る)      (シャクナゲの岩稜もある)

   (P1215付近を行く)      (P1215付近を行く)        (P1215付近を行く)

      (うぐい谷高)        (曲がりヒメシャラもある)         (P1153)

            (うぐい谷高下り稜線から霞んだ北方の国見山方面を望む)

 (間違い易い幅広尾根を下る)    (木の根を掴む劇下り)        (ミズナラ大木)

  (シャクナゲ尾根を下る)      (何の小屋?)         (滑り易い落ち葉堆積の急坂)

       (13鉄塔)         (尾根から巡視路を下る)       (やっと県道出合)

★道で出会った花

   ニシキゴロモ(送水管)        ウツギ(送水管)       コオニタビラコ(送水管)

     ホウノキ(送水管)      ホンシャクナゲ(P1143)     シロヤシオ(中井高)

   ツクバネウツギ(中井高)     オンツツジ(P1215)       ガクウツギ(県道)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図              大台ケ原・高見・倶留尊山
・2万5千分の1地形図                    宮川貯水池、大杉峡谷

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