土倉岳(1049.4m)

 

★ひとこと   「ノタノ坂から三筋滝を経て土倉岳経由T字尾根で周回」

茨川から真ノ谷を遡る


★行った日   2012年10月21日(日) 晴 単独

★コース

高槻5:23(名神)=八日市IC(R421、県道34、御池林道)=7:07茨川分岐7:17→7:58ノタノ坂8:08→茨川渡渉8:38→蛇谷分岐→9:36蛇谷引き返し点9:44→蛇谷分岐9:56→三筋滝10:18→10:36鉄塔分岐10:43→見晴し鉄塔11:21→11:31ノタノ坂分岐11:37→(1049.4m)土倉岳10:53→T字尾根出合12:16→12:58P918 13:058→P878 13:21→林道出合13:47→13:57茨川分岐14:02(御池林道、県道34、R421)=八日市IC(名神)=高槻16:30

 紅葉の季節になってきたので、鈴鹿山脈中部に位置する御池岳南側のまだ訪れたことのない真(しん)の谷とT字尾根だ。茨川(いばがわ)から真の谷を進み三筋(みすじ)滝の先から土倉岳(つちくらだけ)を経てT字尾根で下山の計画だ。君ヶ畑(きみがはた)から御池(おいけ)林道をさかのぼると、茨川分岐点に駐車場がある。なお、御池林道はこのすぐ先の崖崩れにより通り抜けできない。
 ゲートを越えて小又谷を進み、茨川の表示通りに沢沿いの山道に入って、しばらく登ると稜線出合のノタノ坂だ。峠を越えて山腹のなだらかな木漏れ日の道を進んでから支尾根伝いに下ると小沢に降りる。やがて茨川の古い建物を茶屋(ちゃや)川ごしに見下ろす崖上に達し、坂を下って流れにかけられた丸太を渡る。そばにかつてのコンクリの橋が流れの中に放置されている。半分埋もれた鳥居などを眺めながら広い河原を上流へ歩く。小さな流れを渡渉しつつ、鮮やかに紅葉した木々が緑の中に目立つ小石を敷き詰めたような河原をぶらぶら散歩だ。時々現れる倒木の陰になって左へ分岐している本流を見逃して直進し、蛇谷(へびたに)へ入ってしまった。だんだん荒れ沢になってきたので方向確認すると北へ進むべきところを東進していることが分かり、あわてて逆戻りだ。本流へ戻って正面上方に藤原岳の天狗岩を見ながらしばらく直進、流れがなくなって涸れ沢になるとすぐに滝だ。三筋の滝だが現実は一筋滝だ。

  (茨川分岐の林道入口)      (林道からノタノ坂へ)       (沢に沿って登る)

       (ノタノ坂)       (紅葉しかかった支尾根を下る)     (V溝の道を下る)

       (沢を下る)         (茶屋川の崖の上にでる)     (茨川の古い橋の残骸)

    (2007年3月時点の橋)     (茨川の神社の鳥居)        (真ノ谷を遡る)

     (広い河原を行く)     (本流を見過ごして蛇谷へ入る) (険しくなる蛇谷をUターン)

 (天狗岩を正面に本流を行く) (涸れ沢になると三筋滝はすぐ)   (三筋滝ならぬ一筋滝)

 滝の左の急坂の倒木の辺りにザイルがあり、この助けを借りて滝上へよじ登る。ちょっと狭くなった河原を進み、上空に高圧線が見える辺りから右岸へ取付く。急な斜面を滑りながら登って小尾根に上がってちょっと進むとすぐに鉄塔だ。ここから巡視路をたどり、紅葉した木々の混じる広葉樹林の小尾根をジグザグに登ると次の鉄塔だ。高圧線の先には頭陀ヶ平(ずだがひら)の鉄塔が望める。さらに、尾根筋を登りつめるとP944のヘリポート広場の鉄塔だ。藤原岳の山並みが間近だ。ここから稜線を少し西進するとノタノ坂からくる稜線と合流し、広葉樹の稜線をなだらかに西北に上ると土倉岳だ。ピークらしくない平らな疎林帯の中の空き地に三角点があり、視界はない。山頂から北へ疎林帯を抜けると御池岳へ続く草原の展望の良い丸い尾根となり、御在所岳は遠く霞んでいるが、藤原岳や登ってきた支尾根が望めた。

  (滝の右岸側のザイル場)   (ザイルの助けを借りて登る)     (滝を越えて進む)

   (高圧線の真下から取付く)       (急坂を登る)          (すぐに鉄塔に着く)

  (ジグザグに上る巡視路)     (次の鉄塔からの見晴し)     (尾根をなだらかに登る)

(ヘリポートもある展望鉄塔台地)     (稜線を進む)       (ノタノ坂からの道と合流)

      (稜線を登る)         (土倉岳三角点)       (稜線を御池岳台地へ向かう)

 テーブルランドへの上り坂途中から東に見えるT字尾根へトラバース開始だ。広葉樹林の急坂を横滑りしながら目標の尾根に着くとリボン満載だ。下へも上へもピンクリボンが並んでいるので、これをたどって急な尾根を下るだけだ。ちょっとしたシャクナゲ藪のP967を越えてしばらく下ると、P918で南に方向を変え、わずかなアップダウンはあるがほぼ水平の幅広の広葉樹林の癒し尾根が続く。P878の先で尾根を直進せずに西に向きを変えて尾根心を逃さないように天狗堂を正面に見てどこまでも下る。やがて植林帯に入り、しばらく下ると林道出合のT字尾根登山口だ。約1キロ、テクテク歩くと茨川分岐点の駐車場だ。
 荒れ模様の真の谷を予想していたが、茨川からしばらくは小石を敷き詰めたような緑に包まれた小川の流れる広い河原歩きだ。増水時以外は普通の登山靴で十分だ。ただ、濁流の爪あとは中ほどまで河原に埋没した木々や倒木、崖崩れなどに残っている。広葉樹の幅広尾根が続くT字尾根もなかなかのものだ。


               (台地へ向かう稜線から登ってきた尾根筋を望む)

 (台地下の山腹をトラバース)      (T字尾根出合)        (T字尾根を下る)

 (シャクナゲ茂るP967ピーク)     (幅広尾根が続く)         (P878ピーク)

   (西尾根を下る)        (天狗堂を正面に見て下る)  (御池林道T字尾根登り口)


★道で出会った花

   アキノキリンソウ(林道)      イナカギク(林道)       ミツバツチグリ(林道)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)


(参考地図)
・2万5千分の1地形図  篠立(しのだち)、竜ヶ岳

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