★ひとこと 「嵐山から落合経由米買い道で愛宕山を経て高雄神護寺へ」
二尊院
★行った日 2012年11月16日(金) 曇後晴 単独
★コース
阪急高槻駅7:48=阪急嵐山駅8:23→鳥居本9:19→落合9:45→9:47米買い道入口9:56→10:49長坂峠11:00→11:42水尾別れ11:50→愛宕神社石段下12:17→12:52首無地蔵12:58→林道別れ13:32→神護寺多宝塔14:00→神護寺石段下14:13→14:38休憩14:45→15:08清滝15:12(京都バス)=阪急嵐山駅15:45(阪急)=阪急高槻駅16:13
先週の愛宕山紅葉狩りは少し早過ぎて空振りに終わったので、前回を外回りとすれば今回は内回りでリベンジだ。嵐山を起点に、行楽の人々が出ないうちに嵐山を通過し、落合から米買い道を経て山頂へ向い、首無(くびなし)地蔵から高雄神護寺(じんごじ)へ下り、東海自然歩道で清滝へ戻る計画だ。
渡月橋から眺める山々の中腹以上は、天気予報に反して夜来の雨が上がったところで雲に閉ざされていた。まだちらほらと人が歩いている程度の渡月橋を渡り、保津川左岸を少し遡ってから天竜寺境内に入る。雨に濡れたさかりの紅葉が見事だ。日中は大混雑だが、今は静かな竹林の小径に入り、トロッコ嵐山駅の上を通って進む。紅葉の素晴らしい二尊院(にそんいん)や化野念仏寺(あだしのねんぶつでら)の門前の景色を独り占めして贅沢な時を過ごす。小径を北上し、鳥居本(とりいもと)から六丁峠へ向う薄暗い車道を進む。峠を越え樹間から保津峡の流れを眼下に垣間見ながらしばらく下ると落合の赤い橋だ。橋の手前から東海自然歩道の標識通りに下って橋を渡ると米買い道入口だ。水尾(みずお)へ向う植林帯ばかりを登る退屈な道を小1時間ばかり登り続けると保津峡駅からきた道との合流点の長坂峠だ。ここで亀岡から来られたマウンテンバイク好きの単独行の方と会い、雑談しながら時を忘れて一緒に登り、表参道に合流した。水尾へ下る単独行と別れて、黙々と表参道を登りつめると、灯篭の並ぶ参道のなごりの紅葉に何とか間に合った感じだ。
(渡月橋から上流の眺め) (竹林の小径を行く)
(鳥居本)
(落合) (対岸が米買い道登り口)
(植林帯を登る)
(昔は京都が見えた長坂峠) (ネットに沿って登る) (表参道に出合う)
(灯篭の並ぶ参道) (愛宕神社石段下) (ジープ道から比叡山方面)
きょうは愛宕神社を省略、首無地蔵分岐から稜線を下る。稜線の広葉樹は殆んどが葉を落としてしまっているが、眼下に見える山肌の彩色が綺麗だ。高雄道に合流して林道を延々と下り、途中から山道に入って、首無地蔵から約1時間で高雄神護寺の多宝塔の裏から境内に入る。何事も、はしり、さかり、なごりの三段階あるそうだが、神護寺の紅葉はさかりとなごりの中間だ。多くの参拝者の間を通り抜け、山門を出て紅葉回廊の石段を下ると赤い高雄橋だ。やっと人並みから開放され、ちらほら歩きの東海自然歩道を清滝へ向う。渓谷美を愛でながら川沿いに下り、紅葉に飾られた猿渡橋を渡ると清滝バス停はすぐだ。嵯峨野付近の渋滞のため遅れてきたバスで嵐山に戻るが、バスから見える朝方に通った嵐山の通りは歩くのもままならぬ位の人並みだ。帰りにも渡月橋付近の散策を予定していたが雑踏におそれをなして早々に帰阪した。
愛宕山頂上付近はなごりの紅葉だったが、嵐山、高雄、清滝など紅葉の名所はさかりを迎えていた。特に、朝方の人の少ない静かな嵐山の小径で夜来の雨に濡れた紅葉の輝きが素晴らしかった。
(首無地蔵へ向かう尾根道) (紅葉した山腹の風景)
(首無地蔵)
(林道を延々と下る) (多宝塔から神護寺境内に入る)
(紅葉真っ盛りの神護寺)
(神護寺入口の高雄橋)
(渓流沿いに清滝へ向かう) (渓流の風景)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 京都北山
・2万5千分の1地形図 京都西北部
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