ポンポン山(678.7m)小塩山(642m)沓掛山(415.1m)

 

★ひとこと   「ポンポン山から小塩山、沓掛山を経て上桂へ西山縦走」

吹きさらしの寒いポンポン山頂上


★行った日   2012年12月9日(日) 晴時々雪時雨 単独

★コース

 JR高槻駅6:36(高槻市バス)=神峰山口バス停6:52→本山寺古道入口6:59→展望鉄塔7:36→東海自然歩道出合8:03→8:11本山寺8:20→9:08(678.7m)ポンポン山9:17→杉谷9:50→10:20金蔵寺10:32→淳和天皇稜(小塩山)11:17→(568.1m)大暑山11:52→西山グランド12:04→大枝山12:23→首塚12:42→老ノ坂バス停12:52→13:05休憩13:15→唐櫃越出合13:33→14:06(415.1m)沓掛山14:15→展望ベンチ14:36→墓地15:11→15:28上桂駅15:32(阪急)=阪急高槻駅15:52

 初冬の京都西山だ。本山寺(ほんざんじ)古道を起点にポンポン山、小塩山(おじおやま)、大暑山(だいしょやま?)を経て老ノ坂(おいのさか)峠から沓掛山(くつかけやま)経由唐櫃越(からとごえ)で上桂(かみかつら)へ下る計画だ。丁度、日の出を迎えて山々の頂付近が明るくなりだした原集落の神峰山口(かぶさんぐち)バス停から出発だ。
 バス停から東海自然歩道の車道には向かわず、集落を少し山沿いに北上した所から本山寺古道に入る。少し進むと先日と様子が全く変わり、里山が削られ掘り返された新名神の工事現場だ。通行止めだが、日曜日の早朝とあって重機が放置されているだけなので、工事現場を横断して古道をたどったが、通常は通行不能なので神峰山寺(かぶさんじ)を回る必要がある。以前よりも伐採が進んで明るくなった道を進み、鉄塔の下で谷道を左に分け、尾根道をしばらく登ると展望鉄塔だ。朝もやに煙る北摂の田園地帯が綺麗だ。ここからなだらかになった尾根道をしばらく進み、東海自然歩道と合流すると間もなく本山寺だ。本山寺から小時間、なだらかな遊歩道で南西尾根をたどると静かなポンポン山頂上だ。いつも賑やかな山頂だが日曜日にも拘らず誰もいない頂上を独占だ。風があって寒いので早々に山頂を辞して東尾根を進み、釈迦岳を右に分けて谷筋を下ると冬枯れた田畑が谷間に広がる杉谷だ。田畑の横を北上、車道を横切って墓石の集積所から山道に入り、山腹をジグザグに下ると金蔵寺(こんぞうじ)だ。ここは西山縦走ルートで老ノ坂峠についで標高の低い第2の鞍部だ。本堂の裏から裏山を登るが、木々には名札が付けられているので退屈しない。小塩山の林道に出合い、淳和(じゅんな)天皇稜に立ち寄ってから稜線を北上だ。

    (原の本山寺古道入口)   (新名神工事で古道は通行止め)  (谷道と尾根道分岐点)

   (展望鉄塔からの眺望)     (東海自然歩道に合流)         (本山寺)

 (明るくなった遊歩道を行く)   (ポンポン山三角点広場)    (釈迦岳分岐を杉谷へ下る)

               (ポンポン山から愛宕山方面を望む)

    (杉谷から金蔵寺方向へ)            (金蔵寺)            (金蔵寺から裏山を登る)

   (小塩山の淳和天皇稜)    (景色のよい林道を北上)  (右に市街地を見ながら北上)

 大原野(おおはらの)へ下る電波中継施設巡視林道と別れて尾根道に入る。しばらく雑木林の続く尾根道を北上、鉄塔の下からちょっと左へ入ると林間の大署山三角点だ。尾根道に戻って道なりに下り、西山グランド横から西山工業団地を北上、林道に入ってもそのまま道なりに進むとNTT中継施設だ。ネットの東側を回り込むと西北の角の大枝山(おおえやま?))に標柱があり、道標通りに北へ急坂の尾根を下ると首塚だ。老ノ坂の表示に従って進み、R9の歩道橋を渡ると老ノ坂バス停だ。まだ時間が早いので上桂へ向かうことにして西山団地へ車道を上りはじめた。住宅団地を抜け、荒れた山裾から林道に入り、車止めを過ぎると舗装林道がしばらく続く。稜線にて唐櫃越に合流、上桂へ向かう山道に入る。なだらかな自然林の尾根道をしばらく東進すると沓掛山だ。愛宕おろしの霰混じりの風が吹きつけ、寒いので早々に山頂を辞して上桂に向かった。冬枯れの桂坂野鳥公園を通り抜け、竹薮が現れると間もなく松尾に入り、ここから上桂駅はすぐだ。
 東海自然歩道、大阪環状自然歩道、唐櫃越などのハイキングコースをつなぎ合わせたこのコースは自然豊かな美しい里山をたどるルートだ。ポンポン山の山野草、西山稜線の自然林、唐櫃越の野鳥公園など四季折々に楽しめる山域だ。

  (大暑山付近の尾根道を行く)  (西山工業団地を北上)    (大枝山の中継所から下る)

     (急坂の枝尾根を下る)             (首塚)             (老ノ坂の歩道橋を渡る)

       (唐櫃越出合)        (自然林尾根を東進)       (沓掛山付近を行く)

      (野鳥遊園を行く)         (野鳥遊園の展望ベンチ)        (展望ベンチから桂方面)

   (美しい尾根道を下る)      (美しい尾根道を下る)    (竹薮を過ぎると上桂はすぐ)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図
(3)西山団地〜沓掛山〜上桂

(1)原〜ポンポン山               (2)ポンポン山〜西山団地

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  高槻、法貴(ほうき)、京都東南部

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