音羽山(593.2m)

 

★ひとこと   「長等公園から音羽山経由高塚山を経て上醍醐へ」

音羽山から京都市街を望む


★行った日   2013年1月3日(木休) 晴時々曇 単独

★コース

JR高槻駅7:15(JR)=JR大津駅7:45→長等公園桜広場8:07→逢坂山歩道橋8:40→8:50休憩9:02→NTT中継塔9:38→10:00(593.2m)音羽山10:15→パノラマ台10:30→10:51牛尾観音10:59→桜ノ馬場11:07→11:45(485.0m)高塚山11:52→醍醐寺五大堂12:30→12:51休憩12:58→醍醐寺仁王門13:32→13:48地下鉄醍醐駅13:56=JR山科駅14:17(JR)=JR高槻駅14:46

 今年の初山は京都山科の東に連なる音羽山(おとわやま)から醍醐の山並みの稜線歩きだ。近場なのでゆっくり出発、日がさし始めたが風もあってひとしお寒い人影まばらなJR大津駅到着だ。
 大津駅から西へ向かい京阪京津線を横切って観音堂の石段を上ると車道に出合い、その先が長等(ながと)公園上り口だ。すぐ上の桜広場の展望台から大津市街の彼方に山頂部が白い蓬莱山(ほうらいさん)が望めた。時々、木の間から琵琶湖を眺めながら雑木林のなだらかな尾根道を進み、少し下ると逢坂山(おおさかやま)歩道橋でR1を渡る。すぐに長い丸太階段で尾根端を上り、ちょっとなだらかな稜線を進むが、すぐに再び長い丸太階段をフーフーいいながら上りきるとNTT中継塔のある稜線上だ。天気予報通り冬型気圧配置が強く、正月ボケした軟弱な体に、この辺りから西風がまともに吹きつけ、涙と鼻水の難行苦行だ。しばらく樹林の尾根道を進むと前方が明るくなり、林間にベンチが散在する音羽山頂上広場だ。すぐ先の三角点広場から西〜北にかけて視界が開け、京都市街から琵琶湖まで絶景だ。寒いので早々に山頂を辞しパノラマ台に向かった。

     (長等公園上り口)     (長等公園から大津市街を望む) (雑木林の尾根道を南下)

                 (長等公園桜広場から琵琶湖を望む)

  (琵琶湖の見える道を行く)   (R1を逢坂山歩道橋で渡る)   (長い丸太階段を上る)

    (平坦な尾根道を進み)       (再び長い丸太階段を上る)   (NTT中継塔から平坦な道)

   (音羽山頂上広場)      (見晴し抜群の三角点広場)  (なだらかなリョウブ林を下る)

                  (音羽山から京都市街と琵琶湖を望む)

 吹きさらしの寒い鉄塔下を通って少し下ると牛尾観音分岐だ。その先の瀬田方面しか垣間見えないパノラマ台から戻って牛尾観音へ向かう西南尾根を下った。松林の気持ちの良い尾根道をしばらく下ると天狗杉と呼ばれる巨樹があり、修験道の行場もある牛尾観音だ。ちょっと下の音羽川畔の桜ノ広場から山道に入り小谷に沿ってなだらかに上ると醍醐三宝院(さんぽういん)分岐だ。直進は上醍醐だが三宝院方向へ少し進むと高塚山三角点だ。視界のない林間のなだらかな尾根の一通過点なのですぐ引き返し上醍醐へ向かった。すぐに車道と合流し、正面に醍醐山を見ながらしばらく車道を進む。途中に西側の視界が開けた展望ポイントがあり、京都市街や西山を見渡すことができる。鞍部の横嶺峠で車道と別れて急な丸太階段を上り、稜線をしばらく進むと醍醐寺境内に入り、五大堂の石段下だ。上醍醐の寺院に今年も安全に山へ行けるよう祈願、長い長い丸太階段の続く参道を下り、夕刻には閉じられる上醍醐入山口(入山料600円)から下山だ。裏側から醍醐寺境内に入れず、外側を回って仁王門の正面を経て西進、住宅地の遊歩道を進むと地下鉄醍醐駅だ。
 時々日ざしがあるが風の強い寒い日だ。冬枯れた広葉樹林帯の尾根道は華やかさはないが、まわりの景色が垣間見えるので広々とした感じだ。音羽山からは京都市街から琵琶湖にかけて素晴らしい景観だ。道標も完備し交通至便のハイキングコースだ。

  (パノラマ台から瀬田を望む)  (松林もある尾根道を下る)       (牛尾観音)

     (桜ノ広場から山道へ)       (小沢沿いに雑木林を行く)      (高塚山分岐点)

     (林中の高塚山三角点)    (醍醐山めざして車道を行く)    (横嶺峠から丸太階段を上る)

                 (車道途中の展望所から京都市街を望む)

       (上醍醐の五大堂)     (延々と続く丸太階段を下る)       (槍山・太閤花見跡)

      (上醍醐入口)          (醍醐寺仁王門)      (住宅地の遊歩道を西進)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図
(2)音羽山〜醍醐                               (1)大津〜音羽山

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  京都東北部、京都東南部

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