綿向山(1110m) ★ひとこと 「熊野神社から文三ハゲで山頂を経て塩の道峠へ」 ![]()
★行った日 2013年2月3日(日) 晴時々曇 単独
★コース (霧氷の稜線を北へ進む) (ヤセ尾根を北上) (おなじみ変形ブナ) 遠方は霞がかかって視界不良だが、鈴鹿中部の峰々の360度展望台だ。風が強く寒いので早々に切り上げ、綿向山東斜面で風をよけて大休止だ。雨乞岳を眺めながら飲む熱いテルモスのコーヒーの苦味は格別だ。これから、初めて通る下山ルートなので早めに腰をあげ、出発だ。往路の稜線出合から南尾根に入るが、昨日以前のスノーシューの跡が所々に残っているだけなので新しく足跡をつけながら下る。先日の暖かさで積雪量が減ったらしく、所々で地肌が出ているのでスノーシューは担いだままでアイゼンだ。稜線を少し下るとブナの茂る広い雪原、ブナの木平だ。残雪期のようにブナの周りの雪が丸く融けている。 ![]() ![]() ![]() P992から東尾根に入らないようにして南尾根を下る。正面に、これから向かう稜線の彼方に政子がそびえる雰囲気の良い稜線だ。残雪が徐々に少なくなり、東面が崩壊地の急なヤセ尾根の西面を、落葉をアイゼンに絡ませて木々の間を下る。樹木の切れ目から往路の林道やその先の文三ハゲが見渡せる。Ca783辺りで残雪が少なくなりアイゼンを外す。塩の道峠手前の台地からは西の視界が開け、蔵王ダムが望めた。鞍部の塩の道峠を過ぎ、登り返して次のピークから西尾根を下る。塩の道峠から東西に下る道は認められなかったが、かつては旧道があったのかも知れない。植林帯の西尾根の踏み跡をしばらく下ると崩壊地で踏み跡消滅だ。仕方がないので谷底へ下り、倒木を避けながら沢筋をたどり、しばらく山肌をトラバースしつつ谷沿いに下ると杣道が現れる。突然、林道に飛び出し、大堰堤を越えて下ると東山橋だ。林道を西へ進み、天然記念物ヒダリマキガヤを通り過ぎると熊野神社はすぐ上だ。ヒダリマキガヤとはカヤの一変種で素人目には普通のカヤと区別は付かない。計画より早く下山したので、陽光に誘われ日野から信楽をドライブして瀬田西から帰阪した。今回は、認定ガイドの長岡京のTさんのレポを参考にしました。 (東崩壊地の急な西面を下る) (雰囲気のよい稜線を行く) (Ca783ピークを南下) ![]() ![]() ![]() (ピークから林道〜文三ハゲ) (峠手前のちょっとした展望地) (展望地から蔵王ダム) ![]() ![]() ![]() (塩の道峠) (稜線別れのピーク) (植林帯を下る) ![]() ![]() ![]() (踏み跡が崩壊地で消える) (谷筋へ無理やり下る) (谷に沿って山腹を行く) ![]() ![]() ![]() ★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
(参考地図)
・山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹 ・2万5千分の1地形図 日野東部 |