雲山峰(490.0m)俎石山(420.0m)札立山(349.3m)飯盛山(384.5m)
★ひとこと 「紀伊駅から岬公園駅へ県境沿いに紀泉高原を縦断」
飯盛山
★行った日 2013年2月7日(木) 曇時々晴 単独
★コース
高槻6:38(JR)=8:17JR紀伊駅8:21→紀泉高原登山口8:39→鉄塔(34)8:53→9:22鉄塔(35)9:34→地蔵山10:09→10:24(490.0m)雲山峰10:35→地蔵山10:49→井関峠11:13→籤法ヶ岳11:31→11:45大福山(427m)11:54→12:06(420.0m)俎石山12:12→大福山12:25→12:44奥辺峠12:50→見返り山12:59→鳴滝峠13:14→13:29(349.3m)札立山13:38→鉄塔14:02→孝子分岐14:18→14:28(384.5m)飯盛山14:39→15:31展望台15:37→飯盛山登山口15:47→15:57南海岬公園駅16:12(南海、JR)=JR高槻駅17:44
僕の厳冬期の定番、雪のない暖かな低山の里山巡り、大阪と和歌山県境の紀泉高原だ。和歌山の紀伊駅を起点に、雲山峰(うんざんぽう)、俎石山(まないたいしやま)、札立山(ふだたてやま)、飯盛山などを経て大阪の岬公園駅へ下る計画だ。久しぶりのラッシュ時間帯の紀州路快速で紀伊駅到着、初めての紀伊の街中を近くの中学生の登校集団と共に歩き始めた。
阪和道の紀ノ川SAの下をくぐると紀泉高原登山口だ。竹薮を抜け、急坂を登ると気持ちの良い雑木林の尾根道が続く。時折、右手に朝日に輝く紀ノ川を眺めながら南国らしい照葉樹林の多い里山を進む。要所に地図つきの道標があり、わかり易い道が続く。落合へ下る道を右に分け、さらに先で六十谷(むそた)へ下る道を左に分けて、しばらく直進すると紀ノ川流域の展望が開ける芝生広場の林間休憩所だ。その先の地蔵山分岐から雲山峰ピストンだ。だらだら坂の尾根道を下って登り返すと山頂に小祠が祀られた紀泉アルプスを代表する雲山峰だ。地蔵山分岐まで戻り、すぐ横の笹薮の中にある三角点を訪れてから井関峠へ向かう。さわやかな稜線を下りきった鞍部が右に鳥取池、左に六十谷を分ける井関峠だ。ここを直進、稜線の北側を巻いて登ると籤法ヶ岳(せんぽうがだけ)南峰を過ぎると展望ベンチのある北峰だ。眼下に西谷池を中心に濃密な樹林が広がっている。さらに稜線をしばらく登ると南と西に視界が開けた山頂に祠が並ぶ小広場の大福山だ。なだらかな尾根道を北に行くと視界のない俎石山(まないたいしやま)だが、その先の北展望台から望む関空から大阪湾が素晴らしい眺めだ。
(紀泉高原登山口)
(紀ノ川を眺めながら尾根を行く) (地図つき道標のある道)
(地蔵山手前の林間休憩所) (なだらかな遊歩道を行く) (雲山峰三角点)
(籤法ヶ岳) (大福山) (ヤセ尾根を俎石山へ)
大福山まで戻り、南尾根を下り、奥辺峠で淡輪(たんのわ)を右、六十谷を左に分け、急坂を直進すると見返り山だ。ここから西尾根をしばらく進むと札立山だ。尾根の一通過地点のような山頂からの展望はあまりよくない。鳴滝不動尊を左に分け、北尾根を進む。ちょっと藪っぽい道を進むと、途中から近畿自然歩道の道標があり、改良された歩き易い尾根道となる。次の分岐で孝子(きょうじ)を左に分け、丸太階段を上ると鉄塔の建つ尾根にでて、その少し先が大阪湾大展望の飯盛山だ。丸太階段の稜線を延々と下り、時々、飯盛山を振り返りながら複雑な地形の雑木林を進む。藪っぽい道をテープ印を頼りに進むと岬町を俯瞰する展望台だ。ここからあじさいロードと名付けられた稜線を下ると飯盛山登山口だ。住宅街を北へ下るとほどなく岬公園駅だ。逆に登る場合は街角の要所に小さなあじさいロードの表示に注意することだ。
肌寒い一日だったが、そんなに寒くない低標高の紀泉高原を楽しむことができた。遊歩道や道標も完備し、何処からでもエスケープできるなだらかなレクエリアだ。照葉樹林の多い里山が素晴らしい所だ。
(奥辺峠) (同じような遊歩道が続く) (札立山)
(改良された近畿自然歩道)
(改良された道を行く)
(大展望の飯盛山)
(飯盛山から関空を望む)
(丸太階段を下る)
(飯盛山を振り返る)
(藪っぽい道を行く)
(展望台から岬町を望む) (飯盛山登山口)
★ルート断面図
★地 図
(1)紀伊駅〜俎石山
(2)俎石山〜岬公園駅
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図 淡輪(たんのわ)
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