小金ヶ岳(725m)

 

★ひとこと   「筱見四十八滝から多紀連山縦走コースで小金ヶ岳」

筱見四十八滝の大滝


★行った日   2013年2月14日(木) 曇後晴 単独

★コース

高槻6:11(府道46、府道407、R372、R173)=7:37筱見四十八滝登山口7:48坊村駐車→周回路分岐8:55→9:00休憩9:11→(630.6m)峠山三角点9:21→峠谷9:37→小倉タワ10:02→10:21休憩10:31→11:30(725m)小金ヶ岳11:50→12:26岩頭12:34→小倉タワ12:57→峠谷13:19→峠山三角点13:45→周回路分岐13:56→14:14筱見四十八滝登山口14:21(R173、R372、府道407、府道46)=高槻15:51

 篠山(ささやま)北部に連なる多紀(たき)アルプスの東に位置する筱見(ささみ)四十八滝を起点に、多紀連山縦走路を小金ヶ岳(こがねがだけ)へピストンの計画だ。R173の筱見四十八滝の表示に従って進み、林道の終点が東屋の建つ登山口だ。
 東屋の横から谷に沿って進むと、これから現れる八つの滝の名前の掲示板が立っている。谷に入り込むと小さな滝が次々岩肌にかかり、修験者の行場のような雰囲気が漂う滝もある。鎖場を上ると岩頭があり、まだ明けやらぬ墨絵のような山々が望めた。谷筋をさらに進み、最も大きな滝、大滝を過ぎると見上げるような岩盤の鎖場だ。見掛けよりも簡単によじ登ると、がらっと雰囲気が変わり、雑木林疎林帯の平地だ。八ヶ尾(はちがお)山へ向かう道を右に分け、所々、薄雪の残る林を抜け、山裾を回り込むと滝周回コース分岐だ。ここから多紀連山縦走コースに入る。稜線をなだらかに登ると残雪が目立ち始め、すぐに登山道の真ん中にある峠山三角点だ。ここから長い丸太階段が続き、鞍部の峠谷の手前の林道交差点で右に川阪、左に上筱見を分け、再び丸太階段を登り返す。次の鞍部の小倉タワで右に川阪、左に火打岩(ひうちわん)を分け、また、雪のついた急坂を滑りながら上り返す。

   (筱見四十八滝登山口)   (八つの滝がこの順番に現れる) (かつての修験道の行場)

    (鎖場も現れる)    (岩頭から眺める墨絵のような山々)    (谷筋を進む)

     (最も大きな大滝)       (長い鎖場で滝は終了)     (雑木林が現れる)

    (薄雪の雑木林を行く)       (滝周回コース分岐)       (稜線をなだらかに登る)

      (峠山三角点)             (長い下り坂)           (峠谷の四叉路)

 (また丸太階段を上り返す)      (峠山を振り返る)           (小倉タワ)

 樹林帯の稜線から岩稜尾根に変わり、見晴しの良い岩角を越えて進む。左下の鍔市(つばいち)ダムの彼方に北摂の山々を眺めながら岩稜帯を過ぎ、急坂を登ると薄く雪化粧した小金ヶ岳山頂広場だ。南を除いて西から東まで大展望だ。西には三岳が立ちはだかり、東にはたどってきた稜線が波打っている。山頂で大休止後、下山開始だ。疲れた体には、最後の鞍部、峠谷から峠山への上りがしんどく、休み休み何とか越えて登山口の東屋へ帰り着いた。
 小金ヶ岳は大タワからのピストンが定番だが多紀連山従走路を筱見四十八滝からたどるのも捨てたものではない。滝や鎖場の連続する渓谷美、見晴しの良い岩尾根、山頂からの大展望など、変化のある山歩きが楽しめる。

  (鍔市ダムと火打岩方面)      (岩稜尾根を行く)        (小金ヶ岳山頂)

                 (小金ヶ岳から東北を望む)

                 (小金ヶ岳から南を望む)

   (小金ヶ岳から三岳を望む)    (西へ続く稜線をたどる)     (見晴しの良い岩稜で休憩)

   (小倉タワから登り返す)     (峠谷から長い上り坂を戻る)       (もうすぐ登山口へ)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  村雲

Homeへ