★ひとこと 「雪がなくスノーシュー担いで明神平から桧塚周辺漫歩」
雪がとけてしまった明神平
★行った日 2013年3月16日(土) 晴 風強し 単独
★コース
高槻5:12(近畿高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R309、R169、R370、県道16、県道220、大又林道)=7:29大又林道登山口駐車場7:50→林道終点8:25→明神滝9:03→9:37休憩9:52→明神平10:06→(1432m)明神岳10:38→11:29ヒキウス平11:40→12:08(1420m)奥峰12:13→12:27(1402.0m)桧塚12:42→明神岳13:41→13:58明神平14:11→明神滝14:40→林道終点15:00→15:23登山口駐車場15:34(大又林道、県道220、県道16、R370、R169、R309、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻18:25
台高の明神平周辺の散歩だ。東吉野の大又から林道に入っても道端に雪を見かけず、周辺にまったく雪のない登山口駐車場に到着だ。明神平の雪が心配だが未練がましくアイゼンとスノーシュー(以下SS)を担いで出発だ。
林道登山口ゲートを過ぎて急な車道をしばらく登り、路面が崩壊した所を過ぎて橋を渡ると林道終点だ。旧アシビ山荘下を通って何回か渡渉を繰り返すと右下に滝が見える。明神滝だ。この先で谷筋を迂回路で渡り、広葉樹林帯をジグザグに上り、水場を過ぎた先が明神平だ。草原に残雪が点々と残るだけだ。そのまま草原を上り、三ッ峠分岐から明神岳方面へ稜線を登る。北斜面のブナ林は残雪に覆われ、南の大峰山脈の山頂付近は白く輝いていた。山頂の先で千石山を右に分け、ブナ林をなだらかに下る。小鳥のさえずりを聞きながら残雪の点在するブナ林の台地を、SSなしで歩くのも素敵だ。P1394から少し南下するとヒキウス平だ。このまま下るとスリル満点のヌタハラ谷右尾根の焼け尾根だ。行ってみたい誘惑に駆られるが戻って来るのがしんどいので、雪の消えたばかりの草原でしばし休んでから目の前の奥峰へ出発だ。
(大又林道登山口ゲート)
(渡渉を繰り返して登る) (明神滝)
(迂回路の谷を渡る)
(ジグザグに広葉樹林帯を登る) (雪のない明神平)
(三ッ塚分岐を桧塚方面へ)
(北斜面に残る雪原) (明神岳)
(明神岳から大峰山脈方面を望む)
(明神岳からブナ林を下る)
(雰囲気のよいブナ林台地を行く)
(ヒキウス平から奥峰を望む)
誰もいない奥峰の窪地で、風をよけながら日の光を浴びて山並みを眺めながらひと時を過ごす。季節を問わずいつ来てもここからの展望は素晴らしく、桧塚劇場と呼ばれる所以だ。マナコ谷へ下る千秋峰の笹原を北側に眺めつつ、桧塚へ向かう稜線を進む。少し上り返すと桧塚三角点だ。この先からヌタハラ谷の連瀑へ下れる筈だが、いつの日か通ってみたいルートだ。きょうはここまでにして奥峰、明神平を経て順調に下山した。
ブナの台地でSS散歩をしようとしたが、昨年の今頃は絶好のコンディションだったが、今年は雪が早く消え、地肌の出たブナ林の早春漫歩だ。少し風があったが暖かな晴天に恵まれ、誰一人会うこともなく静かに春の息吹きを感じることができた。
(奥峰山頂標識) (奥峰から桧塚を望む) (奥峰からヒキウス平を望む)
(奥峰から台高の峰々を望む)
(奥峰から桧塚へ向かう)
(もうすぐ桧塚)
(桧塚三角点)
(桧塚へ向かう稜線から曽爾方面を望む)
(明神平へ戻る)
(林道始点付近を下る)
(やっと登山口ゲート)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 大台ケ原・高見・倶留尊山
・2万5千分の1地形図 大豆生(まめお)
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