★ひとこと 「篠山の火打ヶ嶽から三国ヶ岳へ里山を歩く」
小枕付近から三国ヶ岳を望む
★行った日 2013年5月9日(木) 晴 単独
★コース
高槻8:48(府道46、府道407、R372、R173)=10:20春日神社前10:27→金網扉10:40→11:00(337.1m)火打ヶ嶽11:08→虚空蔵山分岐11:32→11:39(363m)虚空蔵山11:45→12:24天王峠12:35→鉄塔13:06→13:28(648.2m)三国ヶ岳13:42→美濃坂峠14:14→春日神社前15:12(R173、府道731、府道54、府道731、R372、府道407、府道46)=高槻17:00
兵庫県篠山市と三田市との境界に連なる三国ヶ岳だ。良い天気に誘われ、目標を決めずR372を西へ向かい、まだ訪れたことのない火打ヶ嶽(ひうちがだけ)から三国ヶ岳へ登ることにした。R372の小枕(こまくら)を左折した所の小枕公民館の広場に駐車させて頂いた。
すぐ先の春日神社から裏山へ入ろうとしたが柵があって駄目、柵沿いに時計方向にたどり、集落から山へ入る道の扉があってやっと山へ入れた。杉林の道なき斜面を支尾根めざして登り、稜線を少したどると何も表示もない林間の火打ヶ嶽三角点だ。山頂から稜線をちょっと南下すると小多田(おただ)から上がってきた道に出合い、以降、はっきりした尾根道が続く。しばらく南下すると、右へ派生した支尾根に沿って道が分岐し、しばらく西へたどると鞍部に虚空蔵(こくうぞう)大菩薩の鳥居と祠がある。その裏山が虚空蔵山だが、何の目印もないピークだ。もとの稜線に戻り、雑木林の尾根道をなだらかに南へ進むと石仏もある天王峠だ。峠から境界を南へ向かうのが正解だが、東南へ尾根通しの薄い踏み跡をたどり、一旦、田畑まで下ってから柵を2回横断し、沢筋を戻って鉄塔のある稜線に戻った。鉄塔からちょっとしたヤブの急坂を登ると三国ヶ岳の山頂広場に飛び出す。近畿自然歩道の終点でもある山頂には展望図もあるが、回りの木々が生長して殆ど見通しはない。山頂から近畿自然歩道を下り、茶畑を通り過ぎると摂丹(せつたん)国境の美濃坂(みのさか)峠のふきのとう休憩所だ。峠から小枕へ道端の草花を愛でながら約1時間下ると公民館の駐車場所だ。
火打ヶ嶽から三国ヶ岳界隈は手軽に楽しめる里山だが、東側の愛宕山や青野川渓谷も楽しそうだ。天王峠については山あそさんのレポに詳しいです。
(小枕の春日神社の奥へ)(柵を時計方向に回って扉から山へ)
(林間の燧ヶ岳三角点)
(雑木林の稜線を南下)
(山頂直下の虚空蔵大菩薩) (何もない虚空蔵山)
(天王峠) (遠回りして稜線へ登る)
(稜線上の鉄塔下を行く)
(近畿自然歩道終点の三国ヶ岳)
(山頂から望む三田の山々)
(茶畑の横を下る)
(美濃坂峠のふきのとう休憩所)
(小枕へ県道を下る) (車道を延々と下る)
タチツボスミレ(小枕) キンポウゲ(小枕) シャクナゲ(小枕)
カキドオシ(小枕) ヒメバライチゴ?(小枕) ミツバツチグリ(三国ヶ岳)
キランソウ (美濃坂峠)
シハイスミレ (美濃坂峠)
ジロボウエンゴサク(美濃坂峠)
ミヤマキケマン(美濃坂峠) ユリワサビ?(美濃坂峠) ヤマルリソウ(美濃坂峠)
コバノガマズミ?(美濃坂峠) ヒメオドリコソウ?(小枕) ドウダンツツジ(小枕)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 篠山
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