大普賢岳(1779.9m)伯母ヶ峰(1266.6m)
★ひとこと 「伯母峰峠から大普賢岳と伯母ヶ峰ピストン」
大普賢岳下から地獄谷と伯母ヶ峰(右)を望む
★行った日 2013年7月19日(金) 晴時々曇 単独
★コース
高槻4:17(阪神高速、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R309、R169、県道40)=6:26伯母峰峠駐車場6:35→P1132
7:33→和佐又分岐7:45→8:16P1326 8:26→和佐又分岐8:45→小普賢岳9:36→10:15(1779.9m)大普賢岳10:33→小普賢岳10:58→和佐又分岐11:30→11:43P1326
11:51→和佐又分岐12:08→P1132 12:17→13:01稜線出合(下り口)13:08→P1262
13:53→14:10(1266.6m)伯母ヶ峰14:18→P1262 14:34→稜線出合14:56→15:05伯母峰峠駐車場15:12(県道40、R169、R309、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿高速)=高槻17:56
大峰山脈の大普賢岳と台高山脈から西へ張り出した伯母ヶ峰を結ぶ連絡通路のような七窪(ななくぼ)尾根だ。伯母峰峠を起点に大普賢岳と伯母ヶ峰をピストンの計画だ。R169から大台ケ原ドライブウエーに入り、大台口隧道を過ぎると伯母峰バス停前が駐車場だ。
車道を少し戻り、トンネルを過ぎて北口から林道に入ると山側に丸太梯子があり、斜面を適当に登ると稜線の登山道に合流だ。西へ少し下り、鞍部の中継施設から鉄梯子を上り、もうひとつ中継施設を過ぎるとなだらかな樹林帯の尾根歩きだ。北側は檜植林帯、南側は落葉広葉樹の自然林の尾根が続く。鞍部付近のP1132のブナ林を過ぎ、和佐又(わさまた)を左に分けて尾根をなだらかに登り続けると岩角が散在するP1326だ。この少し先からP1505の南側を巻くトラバース道に入る。ビヤ樽のような変形ブナの横を通り、ブナ林をを抜けると和佐又から大普賢岳へ向かうお馴染みの道と合流だ。行場窟群を通り過ぎ、急坂を登ると文殊岳の鞍部だ。ここから鉄梯子や桟道の連続する岩稜地帯で、好展望の石の鼻を過ぎると小普賢だ。ここから一旦下って再び登り返し、笹原の樹林帯を登ると稜線で奥駈道と合流し、すぐ先が大普賢岳だ。三角点広場から360度の大展望、山上ヶ岳から釈迦ヶ岳まで奥駈の峰々や大台ケ原方面などが展望できる。
(トンネル北口の林道から登る)
(伯母峰峠の稜線道に合流) (中継施設横梯子を上る)
(右は檜左はブナの尾根を行く)
(P1132のブナ林を登る)
(左に和佐又を分け尾根を直進)
(P1326) (P1505手前からトラバース道へ) (道端のビヤ樽ブナ)
(美しいトラバース道を行く) (和佐又からの道と合流) (岩窟群を通る)
(急な岩稜帯を登る) (文殊岳の鞍部) (桟道や梯子が連続)
(石の鼻から東の伯母ヶ峰方面を望む)
(梯子が続く) (笹原になると稜線は近い) (大普賢岳三角点)
やって来た稜線を伯母峰峠まで戻り、今度は東へ伯母ヶ峰めざして尾根道を登る。急坂を東進、西北から来た稜線と合流して直角に方向を変え、ほぼ水平な尾根を進み、主稜線を南に分けてさらにブナ林尾根を東へ進む。農水省中継局を過ぎると伯母ヶ峰はすぐだ。半分露出した三角点が山頂にあるだけの愛想のない林間の頂上だ。来た尾根道を元へ戻り、伯母峰峠から林道へ降り立ち、大台口隧道を通って駐車場へ帰着だ。
七窪尾根は急坂の少ないブナ、ヒメシャラ、ミズナラなど落葉広葉樹の多い歩き易い樹林の稜線だ。大普賢岳頂上や石の鼻からの展望が素晴らしく、山頂近くの岩稜帯も歩き応えのある道だ。また、伯母ヶ峰近くの稜線も樹林の美しいところだ。
(大普賢岳山頂から山上ヶ岳方面を望む)
(大普賢岳山頂から大台ケ原方面を望む)
(伯母峰峠分岐稜線を東進)
(左は檜右はブナの尾根を登る) (北西からの稜線と合流)
(美しい落葉広葉樹の森を行く)
(南へ下る稜線と分岐)
(伯母ヶ峰めざして稜線を行く)
バイケイソウ(P1132) ヤマアジサイ(シタンの窟) ガクウツギ(シタンの窟)
コアジサイ(小普賢) タカネオトギリ(小普賢) ?(大普賢岳)
ノイバラ(大普賢岳) ハナニガナ(石の鼻) シモツケソウ(笙ノ窟)
★ルート断面図
★地 図
(1)大普賢岳
(2)伯母ヶ峰
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 大峰山脈、大台ケ原・高見・倶留尊山
・2万5千分の1地形図 弥山、大台ケ原山
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