★ひとこと 「風越峠からハライド、御在所岳を経て中道で周回」
キノコ岩から鈴鹿山脈北方を望む
★行った日 2013年9月18日(水) 晴 単独
★コース
高槻5:02(名神、新名神)=鈴鹿IC(R306、県道752、R477)=7:00希望荘裏7:18→風越峠8:02→8:17休憩8:25→10:08(908m)ハライド10:21→腰越峠10:31→11:32キノコ岩11:41→12:04(1171.5m)国見岳12:09→国見峠12:24→12:56(1212.0m)御在所岳13:18→富士見台13:43→6合目キレット14:21→R477出合14:59→15:38希望荘裏15:47(R477、R307)=信楽IC(新名神、名神)=高槻18:35
鈴鹿山脈の主峰、御在所岳だ。鳥居道(とりいど)から東海自然歩道で風越(かざこし)峠を経てまだ通ったことのないコブ尾根に入り、ハライドを経て縦走路に合流、御在所岳から下山の計画だ。当初、中道のR477登り口に自転車をデポして鳥居道駐車場から登ろうとしが、先日の台風18号の影響で鈴鹿スカイラインの三重県側ゲートが閉鎖だ(下山時には通行可)。仕方なく自転車デポは中止、東海自然歩道の入口を探して側道に入り、東海自然歩道の標柱付近の空き地に駐車だ。
標識通りに進み、林間の橋を渡って砂防ダムに沿って遊歩道を進む。数ヶ所、渡渉しながら沢に沿って進み、樹林帯をしばらく登ると風越峠だ。ここで遊歩道とお別れして雑木林の登山道に入り、P723まで急坂を登り、ピークの南側を巻いてアップダウンしながら尾根筋を進む。北側に朝明(あさけ)渓谷を垣間見ながらしばらく進み、鞍部から道なき急坂を劇登りし、再び現れた稜線の踏み跡を少し登ると好展望のハライドだ。北には朝明渓谷の向こうに釈迦ヶ岳、南には御在所岳が望める。山頂から西側の急坂を下り、鞍部の腰越(こしごえ)峠で藤内(とうない)小屋を左に分け、稜線の急坂を登る。急坂を登りきって緩斜面の笹原林床のウバメガシ?林をしばらく行くと、右手にキノコ岩だ。何回見ても自然の造形の妙に感心するばかりだ。大岩上からの展望も素晴らしく、北には鈴鹿北部の山々、西にはイブネ/クラシの台地が広がっている。
(鳥居道の希望荘裏から林間へ) (沢沿いに進む)
(数ヶ所渡渉する)
(植林帯の丸太階段を上る)
(風越峠から稜線を登る) (P723からアップダウンの道)
(北に見える釈迦ヶ岳と朝明渓谷) (薮っぽい稜線を登る)
(展望の良いハライド山頂)
(山頂から急坂を下る)
(鞍部の腰越峠)
(急坂の稜線を登る)
(樹林帯を行く) (見晴台のキノコ岩) (縦走路出合)
(キノコ岩から北方の鈴鹿山脈を望む)
キノコ岩の先で縦走路と合流、青岳を過ぎて次のピークが大石の積み重なった国見岳だ。登ってきたコブ尾根が望める。ピークから石門を右に分けて直進すると鞍部の国見峠だ。裏道を左に、水晶谷を右に分けて直進し、急坂を登りつめると遊歩道出合だ。スキー場横の道をしばらく直進すると御在所岳三角点、少し先が絶景ポイントの望湖台、鈴鹿山脈の展望台だ。ピークから富士見台まで戻り、絶景ポイントの多い中道で下山だ。鎖場のある岩場の急坂を下り、キレットの岩壁を上り、地蔵岩やおばれ石のそばを、雲母(きらら)峰や鎌ヶ岳を眺めながら下り続けるとやがてR477出合だ。本当は自転車で下る予定の車道を3キロ余歩くとやっと駐車場所だ。R477が全通しているようなのでR307経由信楽ICから帰阪した。
台風一過、多少荒れた所もあったが、東海自然歩道を通り、風越峠から静かなコブ尾根の山旅だった。コブ尾根は薮っぽい所もあるがテープやはっきりした踏み跡があるので迷うことはない。展望豊かなキノコ岩、御在所岳の望湖台、中道など、晴天に恵まれて存分に楽しむことができた。
(岩壁を眺めつつ稜線を行く) (国見岳入口)
(岩頭から登ってきた尾根を望む)
(鞍部の国観峠)
(天文台下の遊歩道出合) (スキー場から御在所岳へ)
(御在所岳の山頂の望湖台からの展望)
(御在所岳三角点)
(山頂の望湖台) (スキー場から中道へ向かう)
(中道を下る)
(富士見台から湯ノ山温泉を俯瞰) (下山道から望む鎌ヶ岳)
(6合目キレットの岩壁を上る)(キレットからロープウエーを望む)
(地蔵岩)
(見晴の良い中道を下る)
(おばれ石) (R477出合から車道歩き)
★道で出会った花(花はなし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 御在所・霊仙・伊吹
・2万5千分の1地形図 御在所山
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