半国山(774.2m)

 

★ひとこと   「宮川から半国山を経て巡視路で南八田へ」

霧雨の半国山頂上


★行った日   2013年10月2日(水) 曇一時霧雨後晴 単独

★コース

 高槻6:22(府道46、府道407、R372、県道453)=7:25南八田路駐(自転車デポ)7:37(旧道)=7:55宮川登山口8:21→8:44金輪寺8:50→登山道出合9:10→9:16休憩9:22→中野分岐9:46→千ヶ畑分岐10:12→10:24(774.2m)半国山10:33→赤熊分岐10:45→牛つなぎ広場10:59→烏帽子岳11:05→11:17鉄塔(NO.117)11:32→11:51P557北11:57→鉄塔(NO.114)12:13→12:25鉄塔(NO.113)12:30→南八田路駐12:56(旧道)=自転車(5.3km)=13:44宮川登山口13:54(R372、府道407、府道46)=高槻14:47

 半国山(はんごくさん)は亀岡から篠山方面へ向かう際に目にする北摂の展望の山だ。宮川から金輪寺(きんりんじ)を経て半国山経由巡視路の尾根道をたどって南八田(みなみはった)へ下る計画だ。半国山の稜線には鉄塔が並んでいるので尾根西端の南八田付近に巡視路が下っていると考え、県道453に自転車をデポ、宮川神社まで戻って駐車だ。
  金網扉を開閉して金輪寺の参道を登り始めるが、嵐山水害も記憶に新しい台風18号の豪雨禍の爪跡が生々しく、所々で参道が河原のようだ。金輪寺本堂の右奥から山道に入り、自然に返った段丘状の神尾山城跡を横目に尾根道を進む。地形図の点線道は自然に戻りつつあり、ちょっとした薮コギをしながらしばらく進むと、宮川登山道出合だ。登山道と云うよりもなだらかな遊歩道を進み、鉄塔の切り開きで左から来た千ヶ畑(せんがはた)道を合わせ、ちょっと先でルリ渓を左に分け、ひと登りすると半国山頂上だ。展望豊かな山頂の筈だが、きょうは丁度霧雨が降り出し、最悪のコンディションだ。早々に山頂を後にし北尾根を下り、赤熊を右に分けた少し先が牛つなぎ広場だ。そのまま北上、一通過点の烏帽子岳を過ぎ、ちょっと下って大岩の積み重なった所から右へ稜線を下ると、少し展望の広がった鉄塔(NO.117)だ。このまま高圧線下の尾根を下ろうとしたが薮なので元へ戻り、西よりの稜線を下る。この辺りが唯一迷い易い地点だ。あとは立派な巡視路をたどり、P557の東を巻き、雰囲気の良い尾根を深山(みやま)など北摂の山々を垣間見ながら下る。鉄塔(NO.114)、鉄塔(NO.113)を過ぎて、最後の鉄塔で巡視路が行方不明だ。下方に県道453が見えているので、薮っぽい急坂を適当に下り、植林帯に入って下り続けると沢筋だ。豪雨禍で荒れた沢を渡って林道を少し進むと県道出合だ。自転車をゲット、南八田から地形図の名称でもある埴生(はぶ)の集落を通る旧道で道草を食いながら宮川へ帰り着いた。
 生憎の空模様、残念ながら山頂からの展望は駄目だったが、僕にとって新ルートの南八田へ下ることができた。稜線には巡視路があって迷うことはないが、南八田の下り口の火の用心マークが判らなかったので、逆に登る時は要注意だ。

      (宮川登山口)      (台風18号豪雨で荒れた参道) (金輪寺本堂裏から山道へ)

      (神尾山城跡)         (宮川登山道合流)     (山頂手前の雑木林を登る)

   (霧雨に煙る半国山頂上) (牛つなぎ広場から烏帽子岳へ) (一通過点の烏帽子岳頂上)

       (鉄塔(NO.117))     (雰囲気の良い尾根道を下る)   (稜線から見える深山)

   (巡視路マークの点在する道) (最終の鉄塔で道がなくなる)  (急な樹林帯を適当に下る)

   (豪雨で荒れた沢を渡る)  (県道453の自転車デポ場所へ)    (自転車で旧道を宮川へ)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       北摂・京都西山
・2万5千分の1地形図  埴生(はぶ)

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