★ひとこと 「常宮から敦賀湾を眼下に敦賀半島を縦断して浦底へ」
蠑螺ヶ岳頂上
★行った日 2013年10月22日(火) 曇時々晴 単独
★コース
高槻4:44(名神)=京都東IC(湖西道路、R161、R8、R27、県道142、県道33、県道141)=7:16浦底(蠑螺ヶ岳登山口)7:21(自転車デポ)=7:32常宮神社7:40→奥の院展望所8:06→8:15鉄塔8:23→銀命水8:54→9:17オウム岩9:26→10:03(764.1m)西方ヶ岳10:12→カモシカ台10:37→11:08(685.4m)蠑螺ヶ岳11:17→一枚岩展望所11:34→長命水11:56→12:14休憩12:22→鉄塔12:47→浦底(蠑螺ヶ岳登山口)12:55(県道141)=自転車(7.5km)=13:46常宮神社13:57(県道33、県道142、R27、R162、府道12、R27、R9、R173、R372、府道407、府道46)=高槻17:50
海が見たくなったので敦賀半島の西方ヶ岳(さいほうがだけ)から蠑螺ヶ岳(さざえがだけ)へ続く尾根歩きだ。明るい17夜の月に見送られて出発、雲間から日の出を眺めながら琵琶湖西岸を走り、日本の三大松原の一つ、気比(けひ)の松原の横を通って敦賀半島東岸を進む。西方ヶ岳登山口の常宮(じょうぐう)神社を過ぎて浦底(うらそこ)の日本原電明神寮横の蠑螺ヶ岳登山口に自転車をデポ、来た道を戻って常宮神社にとめさせていただく。
常宮神社に手をあわせ、道標通りに集落を抜けて一本道を進むと、所々、プラ階段もある山道だ。木の間から山腹の鉄塔を眺めながら急坂をしばらく頑張ると見晴しのよい大岩の奥の院展望所だ。登ってきた尾根筋が俯瞰できるとともに陽光に輝く敦賀湾が絶景だ。少し先の鉄塔を過ぎて、明るい尾根道を進んでからひと登りすると大岩の下から清水が湧き出している銀命水だ。大岩が点在する稜線をしばらく登ると麓からも見える大岩のオウム岩だ。岩頭から東に稜線越しに常神(つねがみ)半島が望める。なお、近くに呼石と云われる岩があって、そこから呼びかけるとコダマが応えるところからオウム岩と称されるそうだ。この辺りからブナが現れ、山頂近くまで笹原林床のブナ林が続く。やがて避難小屋の建つ西方ヶ岳山頂広場に飛び出すが、周囲に樹木が茂り展望はない。小屋の横を少し東へ下り、縦走路を右に分けて、ちょっと上ったピークが薮の中の三角点だ。一旦、樹林を下って、高原のような稜線を進むとカモシカ台分岐だ。分岐から5分ばかり鞍部を過ぎて登り返すと大岩のあるカモシカ台だ。立石(たていし)岬まで続く主稜線、左手眼下の丹生(にゅう)の浦や若狭湾の彼方に広がる日本海など、素晴らしい眺めだ。
(常宮神社前から登山口へ) (表示通りに農道を進む)
(プラ階段を登る)
(大岩の奥の院展望所)
(奥の院展望所から敦賀湾を望む) (明るい尾根道を行く)
(大岩下から湧く銀命水) (石段を登る) (オウム岩展の展望台)
(ブナ林を行く) (展望のない西方ヶ岳山頂)
(少し離れた西方ヶ岳三角点)
(高原のような尾根を行く) (カモシカ台分岐) (大岩のあるカモシカ台)
(カモシカ台から西方の若狭湾方向を望む)
元の分岐まで戻ってブナ林の稜線をたどると蠑螺ヶ岳頂上だ。東方が少し展望があるだけで、周りの灌木が成長して視界はあまりよくない。山頂からしばらく巨岩の点在する尾根歩きだ。一枚岩展望所からは眼下に水島や明神岬が見えている。しばらく稜線を下るとP531の長命水分岐だ。ちょっと左へ下ると小沢(長命水?)だ。ここで主稜線と別れ、ロープ場の急坂もある浦底へ向かう支稜線を下る。やがて林道と出合い、しばらく下って日本原電の明神寮横の蠑螺ヶ岳登山口表示の所で自転車をゲット、意外にアップダウンがあり、しんどいチャリンコをコイで海岸美を楽しみながら常宮神社へ帰還だ。帰りは、篠山へ回り道して好物の黒枝豆をゲット、一般道で帰阪した。
海抜ゼロメートルから登るので標高のわりに歩き応えがあり、花崗岩が山稜に点々と露出したアルペン的風貌の山だ。このコースは植林帯が見当たらず、低標高にもかかわらず山頂付近にはブナ林があり、岩頭からは展望豊かな山だ。バス便は日に3本、浦底の一つ常宮寄りのバス時刻表を示す。
(ブナ林尾根を行く) (蠑螺ヶ岳山頂)
(蠑螺ヶ岳から水島を望む)
(長命水分岐)
(北に原発を眺めながら下る) (大岩点在の急坂を下る)
(下山途中から浦底を望む) (ロープ場の急坂を下る)
(蠑螺ヶ岳林道登山口)
(県道の蠑螺ヶ岳登山口表示)
(西浦学校前のバス時刻表)
(風光明媚な海岸を常宮へ戻る)
アキノキリンソウ(鉄塔) イナカギク(銀命水) センブリ?(オウム岩)
リンドウ(オウム岩) アキチョウジ(カモシカ台) ヤクシソウ?(県道)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 杉津
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