八経ヶ岳(1914.9m)明星ヶ岳(1894m)弥山(1895m)

 

★ひとこと   「川合からレンゲ道で八経ヶ岳を経て狼平経由ピストン」

レンゲ道林道出合付近の紅葉


★行った日   2013年10月27日(日) 曇時々晴 単独

★コース

高槻4:59(近畿道、西名阪)=柏原IC(R165、県道30、R309、県道53)=天川温泉(坪内林道入口)6:59(県道53)=7:12川合登山口7:21→鉄塔7:48→Ca1017 8:16→鉄塔8:40→8:50林道出合8:57→栃尾辻9:48→カナビキ分岐10:22→11:05休憩11:12→狼平分岐11:22→日裏山11:40→奥駈道出合12:18→12:36(1914.9m)八経ヶ岳12:43→弥山小屋13:05→13:43狼平13:51→狼平分岐14:07→カナビキ分岐14:48→15:14栃尾辻15:22→林道出合16:03→鉄塔16:08→Ca1017 16:22→鉄塔16:39→16:59川合登山口17:06(R309、県道30、R165)=柏原IC(西名阪、近畿道)=高槻19:35

 紅葉の季節を迎え、まだ通しで歩いたことのないレンゲ道で八経ヶ岳(はっきょうがだけ)だ。川合(かわい)からレンゲ道で明星ヶ岳(みょうじょうがだけ)、八経ヶ岳、弥山(みせん)経由狼平(おおかみたいら)を経てピストンの計画だ。当初、坪内(つぼのうち)林道を利用して歩く距離を短くするつもりだったが天川(てんかわ)温泉の先の林道入口で通行止めだ。仕方なく、川合登山口の空き地に駐車、レンゲ道全行程を歩くことにした。長距離なので明るい内に戻るべく、秋の日は短いので途中引き返しも視野に入れて出発だ。
 登山口から植林帯の急な階段を30分ばかり息を切らせて登ると2連の鉄塔だ。東方の眼前に観音峰(かんのんみね)山、その右に稲村ヶ岳やバリゴヤノ頭の岩峰が逆光に霞んでいた。少し傾斜のゆるくなった植林帯の稜線を登るとCa1017の門前(もんぜん)山だ。山頂の道端にテレビアンテナの残骸が放置され、ここまで登山道と並行して中継ケーブルが残されている。更に、稜線を登り続けると扇形(おおぎがた)山から稲村ヶ岳まで展望が開けた鉄塔だ。そのすぐ先で轍の跡のない坪内林道へ合流、50メートルほど行って左の山道に入る。この辺りから植林帯はなくなり、紅葉真っ盛りの広葉樹林帯だ。紅葉稜線を登り、再び荒れ果てた林道のすぐそばを通ってから稜線を登り続けると栃尾辻(とちおつじ)だ。避難小屋があるが土間だけなのであくまで緊急避難用だ。ナメリ坂の急坂を登ってから、天女の舞のP1518の西南側中腹を巻いて進み、カナビキ尾根分岐手前で広い尾根上に出る。この間がミズナラ、カエデ、ブナなど、紅葉の絶景ポイントだ。鞍部のカナビキ尾根分岐を過ぎると紅葉は終わり、落ち葉絨毯の尾根を登ってP1598付近を過ぎると頂仙岳(ちょうせんだけ)北の肩のナベの耳だ。頂仙岳は時間があれば帰りに立ち寄ることにして、ピークの西側を巻いてしばらく進むと高崎横手の狼平分岐だ。ここから稜線を直進して明星ヶ岳へ向かう。

    (川合登山口)        (植林帯の階段道が続く)    (初めの鉄塔から観音峰山)

(稲村ヶ岳とバリゴヤを下山時)   (植林帯を登り続ける)    (次の鉄塔から扇形山(左))

      (林道出合)         (林道の左を登る)        (広葉樹林帯を行く)

   (林道に並行して登る)      (林道と別れて左へ)         (栃尾辻)

 (稜線(ナメリ坂)を登る)     (稜線の西南斜面をトラバース) (天女の舞下を過ぎて稜線へ)

    (カナビキ尾根分岐)   (紅葉の終わったナベの耳付近)(高崎横手の狼平分岐を右へ)

 この辺りからコメツガやトウヒなど針葉樹林となり、背の低い小さな羊歯原の針葉樹林をしばらく進み、P1725の次のピークが日裏(ひうら)山だ。視界が開けている筈だがきょうはガスまじりの強風のため周りの山々は見えず、荒涼とした山頂が広がっているだけだ。コメツガについた霧氷が強風でパラパラ降ってくる樹林を一旦下り、鞍部から細尾(ほそお)山へ登り返し、苔むした針葉樹の疎林帯を登ると保護ネットが現れ、そのすぐ先が奥駈道出合の弥山辻だ。視界のない強風が吹き荒れるなか、明星ヶ岳のピークは省略して、霧氷の残片が散らばる坂道を登りつめると八経ヶ岳だ。見通しのきかない寒い山頂だが、近畿の最高峰らしく7、8人の登山者で賑わっていた。山頂からシーズンには可憐な姿を見せる天女花も枯れ草となっている斜面を下り、鞍部から立ち枯れトウヒと苔の道を登り返すと弥山小屋だ。沢山の登山者が小屋陰で休憩しているのを横目に弥山の鳥居前から狼平へ向かう道を進む。晴れていれば見晴しの良さそうな雰囲気の良い稜線をなだらかに下り、時々現れる三角錐の頂仙岳を眺めながら木道を下ると狼平だ。吊橋を渡って弥山川ルートと合流、樹林帯を登り返すと往路との合流点の高崎横手だ。標高1500メートル付近から日がさし始め、鮮やかな紅葉を眺めながら下り、頂仙岳も省略して、長い階段道に辟易しながら何とか暗くなる前に足を棒にして登山口にたどり着いた。
 この時期の紅葉は、標高1000〜1500メートルの間が良かったが、特に、天女の舞の西南斜面が素晴らしかった。レンゲ道は長距離ルートながら、急坂も少なく歩き易いなだらかな道が多く、道標もあって迷う恐れもないので明るい内に歩けた。ただ、標高約1800メートル以上ではガスった強風が吹き荒れ、残念ながら眺望は皆無だった。

    (強風の日裏山)       (トウヒやコメツガ林を行く)     (弥山辻で奥駈道と合流)

(霧氷の残片が散らばる道を進む)  (もうすぐ八経ヶ岳)    (寒い強風でも賑やかな山頂)

  (天女の花も今は枯れ草)    (みずみずしい苔の道を行く)  (弥山頂上下で左の道へ)

  (頂仙岳へ向かって下る)      (木道を下ると狼平)         (狼平)

  (高崎横手で往路に合流)  (紅葉の天女の舞の下を戻る)      (栃尾辻まで戻る)

   (夕日を浴びる林道出合)      (稜線を根気よく下る)      (やっと鉄塔まで戻る)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図
(1)川合〜カナビキ分岐              (2)カナビキ分岐〜八経ヶ岳

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       大峰山脈
・2万5千分の1地形図  南日裏、弥山

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