★ひとこと 「錨山から再度公園を経て石楠花山経由谷上へ」
市章山から市街を望む
★行った日 2014年1月27日(月) 晴 単独
★コース
JR高槻駅6:38(JR)=JR元町駅7:34→諏訪山公園下7:49→ビーナスブリッジ8:04→8:28錨山8:38→市章山8:45→布引分岐9:02→大竜寺下9:27→9:50休憩(再度公園)9:57→10:32(476.5m)高雄山10:40→11:37植物園東門11:44→12:45展望台13:07→天狗岩13:14→(651.9m)石楠花山13:23→烏帽子岩13:32→14:38神鉄谷上駅14:40(神鉄、阪急)=阪急高槻駅16:15
このところ雪山歩きが続いているので、昨年末に引き続いて六甲山系だ。元町から錨山(いかりやま)を経て六甲山系を北へ横断、再度(ふたたび)公園から高雄山、石楠花山を経て谷上へ下る計画だ。西へ向う快速で曇り空の高槻を出発、明石・須磨間の人身事故で少し遅れたが、天気予報通り殆んど雲のない元町駅に到着だ。
人影の少ない官庁街を北上、諏訪山公園の遊歩道を上ると見晴のよい螺旋橋のビーナスブリッジだ。かつて欄干に愛の女神ビーナスに因む南京錠がびっしりと取り付けられていたが、いまはすっきりとした夜景展望ポイントだ。車道を渡って展望所を経て下り、再度、車道を横切って急な雑木林の尾根を登る。錨マークの電飾の縁をたどると錨山展望所だ。朝日を浴びて輝く神戸市街を楽しみ、風車を経て少し上ると神戸市マークの市章山だ。展望の良いのはここまで、あとはドライブウエーと絡み合いながら樹林帯の稜線を進む。布引を右に分け、二本松林道を左に分け、なだらかな遊歩道をしばらく進むと善助茶屋跡の東屋だ。すぐ先の大竜寺(たいりゅうじ)の石段下で軽く手を合せて素通り、ちょっと先で縦走路とお別れして再度公園の修法ヶ原池へ向う。池畔を通り、再度公園から高雄山へ登る道がわからず、適当に尾根へ向って藪を登る。意外にヤブに手間取りやっと稜線の山道に合流だ。もう少し南に取り付きがあるようだ。稜線を道なりに進むと、すぐお隣に摩耶山が見える高雄山三角点だ。
(官庁街を北へ) (諏訪山公園入口を振り返る) (ビーナスブリッジ)
(錨山を見上げる) (錨マークの上辺を登る)
(錨山休憩所から)
(市章山ベンチから) (二本松林道へ山道を行く)
(善助茶屋跡)
(修法ヶ原池) (高雄山へ尾根道を行く)
(高雄山から摩耶山を望む)
高雄山から北尾根を北上、分水嶺越林道を横切って、高雄山管理道と称する山道をたどると植物園東門で生田川と合流だ。工事中の砂防堰堤を迂回して生田川に沿ってしばらく進み、道標に従って黄連谷沿いの山道を進む。西六甲ドライブウエーを横切って稜線を登り続けると展望台の建つ林道終点の広場だ。木々が生長して展望台の眺望はあまり望めないがここで昼食だ。林道を少し北上、西へ伸びる次の小尾根をちょっと下ると展望の良い天狗岩だ。天狗岩全体の姿は判らないがその岩頭から播磨方面の見晴しが素晴らしい。元に戻り、林間の石楠花山三角点を素通り、炭ヶ谷道分岐を過ぎて稜線をしばらく下ると三角形の烏帽子岩だ。木々に囲まれているので展望は皆無だ。元へ戻るのも面倒なので、そのまま尾根を下ったが、試行錯誤しつつ急坂を木の幹を頼りに下り、ちょっとした藪コギの後、小沢を越えて炭ヶ谷道に合流だ。立派な杉や桧の並ぶ炭ヶ谷道を下り、高速道路橋脚をくぐって竹林を過ぎると住宅地に入り、川沿いに1キロほど西へ下ると神鉄谷上駅だ。
交通至便の六甲山系は道標も完備し、網の目のようにトレッキング路があるが、きょうはいままで僕があまり通ったことのないルートを選択した。早くも春を感じさせる小鳥の鳴き声を聞きながら樹林を歩いたり、ビーナスブリッジから市章山までの神戸市街の展望、天狗岩からの播磨の見晴しなどが良かった。
(小尾根からヤブを下る)
(炭ヶ谷山道に合流)
(高速高架橋をくぐる)
★ルート断面図
★地 図
(1)元町〜再度公園 (2)再度公園〜谷上
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 六甲・摩耶・有馬
・2万5千分の1地形図 有馬、神戸主部
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