六甲山(931.3m)白水山(771.7m)

 

★ひとこと   「十八丁橋から白水尾根で六甲山経由七曲を経て岡本へ」

岩壁の上から白水峡を望む


★行った日   2014年3月22日(土) 晴一時曇 単独

★コース

JR高槻駅7:01(JR)=7:46JR宝塚8:20(阪急バス)=十八丁橋BS8:50→9:55船坂谷分岐10:05→(771.7m)白水山10:18→白水尾根出合10:56→11:16(931.3m)六甲山11:38→土樋割峠分岐12:14→12:30雨ヶ峠12:38→13:15風吹岩13:20→(338m)金鳥山13:41→14:25阪急岡本駅14:27(阪急)=阪急高槻駅15:12

 お彼岸寒波襲来で関西北部の山は湿雪、先日の金糞岳撤退に懲りて雪のない六甲山だ。十八丁橋から白水尾根で六甲山に登り、七曲で風吹岩を経て岡本へ下山の計画だ。白水峡霊園のお彼岸の墓参りの人々で賑わう十八丁橋BSに降り立った。
 丘陵地帯を道なりに進み、ちょっとしたヤブを経て十八丁川の導水路沿いに進み、砂防ダム堰堤を越える。すぐに踏み跡にしたがって雑木林に入り、テープに従って少し登ると赤茶けた絶壁の縁だ。樹木の隙間から崩落の続く白水峡の奇岩帯を眺めながら、絶壁と付かず離れずアップダウンを繰り返しながら白水峡の縁を進む。奇岩帯を通り抜けると赤茶けた尾根に小ぶりの松の点在する雰囲気の良い展望尾根道だ。やがて、はっきりした尾根道となり、急な稜線を頑張ると船坂谷分岐ピークだ。笹原が現れてきた稜線を少し登ると白水山だ。三角点広場の樹間から西北方面が少し見えるだけであまり展望は良くない。小ピークをいくつか越えて徐々に高度を上げて進むと旧車道のガードレールの切れ目に飛び出す。この辺りは平成7年の神戸大震災のときに大規模な地すべりが発生し、車道が付け替えられた所だ。六甲縦走路と合流し、六甲山三角点まで登ったが、都会近くのトレッキングの名所らしく、晴れの三連休中日とあって山ガはじめ老若男女、沢山の登山者で大賑わいだ。

 ( 墓参りで賑わう十八丁橋BS)(十八丁川の導水路沿いに進む)(砂防ダム堰堤の左を上る)

 (白水峡の岩壁を巻いて進む)(雰囲気の良い展望尾根を進む)   (自然林尾根を行く)

     (船坂谷分岐)        (あまり展望のない白水山)   (笹原の尾根道を上る)

  (旧車道の白水尾根出合)   (六甲山頂付近から大阪湾)   (山頂の自衛隊通信施設)

 山頂の片隅で昼食後、まだ金鳥山を通ったことがないので、一軒茶屋から七曲を下り始めた。この道は登って来る人で行列状態、しばらく挨拶の切れ目なしだ。幼児が元気一杯に上ってくるのを見ると、こちらも元気付けられる。土樋割(どひわり)峠分岐を過ぎ、雨ヶ峠へ登り返し、ゴルフ場横の松林を通ってしばらく下ると風吹岩だ。この岩の上も人で満艦飾だ。風吹岩の下で原住民に挨拶後、ロックガーデンを左に分けて直進、しばらく下ると四差路にベンチがあり、表示はないがGPSから判断すると金鳥山らしい。ピークはなく一通過点だ。ここからの下り尾根は日当たりのよい、樹木が点在する展望豊かな道だ。保久良(ほくら)神社梅林を過ぎて樹林帯を少し下ると住宅街、川沿いにしばらく下ると阪急岡本駅だ。
 まだ冬枯れの雰囲気だが木々の芽吹きを見ていると春はそこまで来ているようだ。白水尾根は白水峡の奇岩もあり、自然林の中を静かに歩ける所だ。金鳥山から保久良神社にかけて好展望の美しい尾根だ。

   (一軒茶屋から七曲へ) (大勢の登山者と挨拶しつつ下る) (ゴルフ場横の松林を下る)

    (風吹岩の原住民)        (砂岩の道を下る)     (何の表示もない金鳥山?)

                (金鳥山下の展望台から神戸の町並みを望む)

    (展望稜線を下る)   (保久良神社を過ぎて樹林を下る)(保久良神社への登り口付近)

★道で出会った花

    ヤブツバキ(七曲)      タチツボスミレ(金鳥山)     オオイヌノフグリ(金鳥山)


★ルート断面図

★地  図
(1)十八丁橋〜土樋割峠分岐  (2)土樋割峠分岐〜阪急岡本駅

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       六甲・摩耶・有馬
・2万5千分の1地形図  宝塚、西宮

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