頭巾山(871.0m)オバタケダン(729.0m)

 

★ひとこと   「棚野坂でオバタケダンを経て県境尾根で頭巾山経由野鹿谷へ」

頭巾山頂上


★行った日   2014年4月9日(水) 晴 単独

★コース

高槻4:46(府道6、R9、府道19、R162、県道771、頭巾山林道)=6:44林道倒木地点(自転車デポ)6:52(頭巾山林道、県道771、R162)=7:07名田庄口坂本路駐7:14→棚野坂登山口7:21→8:14P439 8:23→六地蔵9:18→9:23棚野坂峠9:29→9:59(729.0m)オバタケダン10:07→棚野坂峠10:30→堀越峠11:01→11:34P639 11:54→(675.2m)P675 12:09→横尾峠13:04→13:23休憩13:30→14:16(871.0m)頭巾山14:24→野鹿谷登山口15:10→野鹿の滝15:29→林道倒木地点(自転車ゲット)15:49(頭巾山林道、県道771、R162)=自転車(8.1km)=16:24名田庄口坂本16:31(R162、府道19、R9、R423、府道407、府道46)=高槻18:32

 京都府美山町と福井県旧名田庄村の県境歩きだ。名田庄(なたしょう)口坂本(くちさかもと)から棚野坂(たなのさか)でオバタケダン経由県境稜線を経て頭巾山(ときんざん)から野鹿(のか)谷へ周回の計画だ。周山街道を北上、堀越トンネルを過ぎて福井県に入り、道の駅名田庄の所を左折して県道に入る。更に頭巾山林道に入って野鹿ノ滝へ向うが途中で倒木のため1.2キロの地点で自転車をデポしてUターン、再度、周山街道に戻って棚野坂起点近くの名田庄口坂本で路駐だ。
 南川(みなみがわ)の橋を渡って坂尻(さかじり)の集落から金網ゲートを開閉して棚野坂登山口の道標を横目に谷沿いに登る。植林帯を抜けるとジグザグに雑木林を登る古道らしい雰囲気のよいV溝の道が続く。P332から来る支尾根に乗り、なだらかに稜線下を登ると整備された大崩壊地で道は消滅だ。ロープ場もある踏み跡を崩壊地の上辺をなぞるように登るとP430だ。だらだら坂を少し下ると本来の古道と合流、気持ちのよい広葉樹のなだらかな稜線を陽の光を浴びながらぶらぶら進む。樹間から左前方に電波中継施設の丸いアンテナが見え出すと稜線の向きを真南に変え、勾配を増した坂道を登る。標高600メートル付近から残雪が見え始め、少し先で4体が倒れている六地蔵だ。掲示によれば、棚野坂はかつて小浜と京都を結ぶ繁盛した鯖街道の一つだったそうだ。六地蔵のちょっと先で縦走路の通る主稜線と合流、棚野坂峠だ。頭巾山は西だが、ここでちょっと東のオバタケダンへ寄り道だ。電波中継所の下を通り、しばらく広葉樹の稜線を東へ進むと南側が開けたオバタケダンだ。春霞か、見通しはあまり良くないが、山頂から丹波高地の山々が広がっているのが望める。

 (口坂本の南川を渡って板尻へ)    (棚野坂登山口)        (植林帯を登る)

(V溝の古道をジグザグに登る)(整備された崩壊地で道は消滅)  (崩壊地の上辺を迂回)

   (消滅した登山道に合流)(気持ちの良い広葉樹林帯を行く)(標高600米で残雪が現れる)

  (旧街道 棚野坂の六地蔵)    (稜線出合が棚野坂峠)        (峠の電波中継所)

      (稜線を東進)    (南の視界が開けたオバタケダン)    (稜線を東へ戻る)

 オバタケダンから往路を戻り、棚野坂峠を過ぎて稜線を西へ進み、中継所アンテナ塔の手前でNTT道路出合だ。舗装の混在する狭い車道をしばらく下ると福井県側から上がってくる旧道と合流だ。旧道は倒木や土砂で埋もれた所も多く四輪は上がって来ていないようだ。合流した少し先が堀越峠だ。峠の西側の尾根先端から急坂を標高差100メートルほどよじ登ると尾根上の緩斜面となり、広葉樹林の幅広尾根を進む。ブナの純林もある癒しの広葉樹の尾根を進み、西谷三角点を過ぎても相変わらず幅広尾根がしばらく続く。P718に近づくと視界が開け、残雪が斜面に点在する広大な斜面だ。地蔵の祀られた祠が和佐谷分岐の横尾峠だ。

              (オバタケダン山頂から南の展望)

  (NTT中継所用道路出合)     (NTT道路を下る)      (堀越峠から西の尾根へ)

   (尾根端の急坂を登る)    (広葉樹林帯尾根を進む)       (西谷三角点)

  (気持ちの良い稜線を行く)   (横尾峠の広々とした稜線)      (横尾峠の地蔵)

 この先の鉄塔から約2キロの同じような稜線がたんたんと続き、退屈した頃に前方に頭巾山の頭が見え、最後の急坂を登ると古和木(こわぎ)権現の祠の祀られた頭巾山三角点だ。振り返ると歩いてきた稜線が霞んで見えている。前回来た8年前の記憶は殆んどないが、山頂直下の小屋は倒壊して屋根だけが残っている。山頂のすぐ下で尼来(あまき)峠を左に分け、ロープ場の岩稜の急坂を野鹿谷めざして下る。今年はまだ殆んど歩かれていないので踏み跡が薄れ、残雪にも紛れ、別の尾根を下りかけてあわてて戻る一幕もあった。岩場が過ぎると植林帯のジグザグの道を長々と下り、最後に野鹿谷を渡渉して、残雪の階段を登ると頭巾山林道登山口だ。落石と倒木の林道を20分ほど下ると野鹿ノ滝だ。普通はこの先まで車が上がれるのだが、まだ20分ほどの歩きだ。野鹿ノ滝には谷沿いの遊歩道があるが、車道から見た限り、流された所もあって遊歩道歩きは危険?だ。自転車をデポ地でゲット、下り坂を快走して口坂本へ帰り着いた。
 若狭と丹波の若丹境界歩きだが意外に山深い感じだ。初めて通る棚野坂だが、しっかりした古道がなだらかに続き、積雪時のスノーシュー歩きも面白そうだ。オバタケダンから頭巾山までの稜線はブナなど広葉樹主体の癒しの尾根歩きを楽しむことができる。全体として藪もなく道標も要所にあり、判りやすい所だ。詳細については小浜山の会が詳しい。

   (残雪の稜線を行く)    (やっと前方に頭巾山が近づく)   (後ろに続く越してきた稜線)

   (頭巾山頂上の祠)        (山頂から振り返る)       (尾根を下り始める)

(直進は尼来峠、右の野鹿谷へ) (ロープ場の急坂を下る)     (ジグザグに延々と下る)

  (コブシ点描の山肌を下る)     (対岸が頭巾山登山口)    (林道の頭巾山登山口)

  (林道横足下の野鹿ノ滝)      (野鹿谷の遊歩道)       (頭巾山林道始点)

★道で出会った花

  ジロボウエンゴサク(板尻)      コブシ(六地蔵)        アセビ(西谷三角点)


  バイカオウレン(頭巾山)       キブシ(野鹿谷)       ミヤマカタバミ(野鹿谷)


  ヤブツバキ(名田庄中野)  サイゴクミツバツツジ?(中野)   ヒメオドリコソウ(中野)


★ルート断面図

★地  図
(1)口坂本〜P674

(1)P674〜野鹿谷

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  口坂本

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