三岳(793.4m)小金ヶ岳(725m)西ヶ岳(727m)
★ひとこと 「火打岩から小金ヶ岳を経て三岳、西ヶ岳経由周回」
西ヶ岳から三岳を望む
★行った日 2014年4月11日(金) 晴 単独
★コース
高槻5:49(府道46、府道407、R372、県道301)=7:14小金口7:23→小金ヶ岳登山口7:29→8:13福泉寺跡8:20→8:59(725m)小金ヶ岳9:09→9:48大タワ9:55→10:41(793.4m)三岳10:49→栗柄分岐11:12→11:33(727m)西ヶ岳11:59→栗柄分岐12:20→12:47三岳12:53→大岳寺跡13:13→鳥居堂跡13:27→丸山分岐13:40→三岳登山口13:52→14:05小金口14:12(県道301、R372、R173、府道731、R372、府道407、府道46)=高槻16:45
三岳を主峰として左右に西ヶ岳と小金ヶ岳を連ねた展望豊かな丹波の多紀連山だ。火打岩(ひうちわん)を起点に小金ヶ岳を経て展望稜線で三岳と西ヶ岳を経て周回の計画だ。R372で亀岡から篠山に入り、三岳登山口近くの火打岩に路駐だ。
小金口から大タワへ向う道と別れて車道を北上、小金ヶ岳登山口の道標通りに林道に入り、金網扉を開閉してしばらく進むと林道終点だ。荒れた沢に沿って山道をしばらく進むとクリンソウ群生地を経て福泉寺跡の平地だ。畑山を巻いてちょっと進むと鞍部の大タワ分岐だ。初めは丸太階段だがすぐに岩稜まじりの急な坂道だ。途中の岩頭から見晴しがよく、登ってきた尾根筋やコブシが山肌に点在する三岳の眺めが素晴らしい。急坂を登り終えると展望の良い小金ヶ岳山頂広場だ。きょうは春霞のため丹波の山々の遠望はいまいちだ。山頂から灌木帯の急なヤセ尾根を下ると、しばらく鎖場もある起伏の激しい岩場が続く。広葉樹林帯を過ぎて、植林帯をしばらく下ると、休憩舎もある大タワだ。ここまで車で来ると三岳や小金ヶ岳の山頂ピストンは楽だ。
(小金口の先の林道登山口) (金網扉から林道を進む) (荒れた沢筋を進む)
(クリンソウ群生地を通る) (ツバキ林をジグザグに登る) (福泉寺跡)
(鞍部の大タワ分岐から急坂へ) (岩稜を登る) (急坂の鎖場もある)
(岩稜から南を振り返る) (小金ヶ岳山頂)
(三岳方向へ下る)
(小金ヶ岳頂上から東方を望む)
広場の西の端の階段が三岳登山口だ。ヤブツバキの多い雑木林を過ぎて、広葉樹のなだらかな尾根を進む。やがて、急な長い階段が現れ、息を切らして頑張ると山頂に続く稜線上だ。アセビの多い尾根を進むと見晴のよい東峰の岩頭だ。三角点のある西峰より展望が良い。東峰下の石室の前を通り西峰を通過して稜線を西へ下る。西峰から下った所の岩頭からの展望は最高だ。アップダウンの激しい稜線を西進、鞍部付近で栗柄を右に分け、しばらく登り返すと西ヶ岳だ。ここも展望抜群だ。ここで恒例のラーメン休憩後、三岳まで引き返し、山頂下の休憩舎から南尾根を南下だ。岩稜の上に小松が点在する見晴しのよい急な稜線を下り、ヤブツバキの多いなだらかな尾根道をしばらく下ると山岳仏教が盛んだった頃の大岳寺(みたけじ)跡だ。ここから鳥居堂跡を過ぎて丸山分岐まで起伏の少ないなだらかな下り坂が続く。分岐からしばらく下り、金網扉を経て民家の間にでると三岳登山口だ。しばらく車道を下ると駐車地点だ。
修験道の旧跡を巡るとともに、北摂、多紀、但馬の山々を望む展望歩きができる。小金ヶ岳近くの険しい稜線や三岳へ続く広葉樹の森なども優れものだ。
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 宮田、村雲
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