三岳山(839.2m)


★ひとこと   「坂浦坂峠から稜線経由信仰の山、三岳山を経て喜多へ」

大江山から雲海にそびえる三岳山を望む

2006年11月撮影
   
★行った日   2014年9月27日(土)  晴   単独
 
★コース

高槻4:53(府道6、R9、R426、地方道)=7:06青少年山の家7:11(地方道、府道528、地方道)=7:28坂浦峠7:46→8:29P520(三角点)8:36→アンテナ施設9:00→P650 9:10→10:00休憩10:12→10:21(839.2m)三岳山10:30→御嶽神社10:44→10:51休憩11:00→喜多登山口11:30(地方道、府道528、地方道)=自転車(5.4km)=12:02坂浦峠12:07(地方道、R176、R175、R9、R173、R372、府道407、府道46)=高槻14:45

 三岳山は福知山市にあり、鬼退治で有名な大江山の南に位置する信仰の山だ。ずっと以前に大江山から見た雲海にそびえる三岳山の雄姿が忘れられず、登山口からの単なるピストンでは物足らないのでちょっとした縦走を計画した。坂浦峠から尾根通しで三岳山を経て青少年山の家の建つ喜多登山口へ下山の計画だ。所々で丹波霧の立ち込めるR9で福知山を経て喜多の青少年山の家前に自転車をデポ、車道を北上して昔のR176の国道標識の残る道を進み、坂浦峠の配水施設前に路駐だ。
 排水施設横から林道に入り、山裾を巻きながら竹林を進み、尾根を越える辺りから尾根筋に入る。竹林の踏み跡をたどり、溝形の道を横切る辺りから杉林に竹が入り込んだような杉竹混交林の尾根を登る。やがて竹の姿を見かけなくなり、杉林の尾根を登り続けるとP520の三角点だ。東側が自然林、西側が植林帯の尾根をしばらく登り、山稜の東側に林道が現れると前方にアンテナ塔が見え出す。林道はアンテナ施設の先で尾根を越えて西へ下っている。この先から倒木帯の急坂を大江山を振り返りながら登るとP650だ。アップダウンを繰り返しながら植林帯尾根を登ると山頂手前の羊歯原尾根だ。

 (坂浦峠から大江山を望む)  (旧国道の坂浦峠から林道へ)     (竹林を進む)

  (林道から尾根筋へ入る)     (溝形の道を横切る)   (竹が浸入した杉林尾根を登る)

   (植林帯を登り続ける)       (P520三角点)     (東側が植林帯尾根道を進む)

     (アンテナ施設)          (倒木帯を急登)   (急坂から赤石ヶ岳と大江山(右))

 (主に植林帯の稜線が続く)  (切り開きの羊歯尾根を行く)       (三岳山頂上)


 羊歯を掻き分けて進むと反射板の建つ三岳山頂上だ。山頂は8年前より山頂付近の木々が生長して見晴しは悪化しているが大江山など丹波方面が絶景だ。ピークから西へ少し下ると烏帽子岩があり、ここからも山頂以上に西方が絶景だ。ここから行者神社へ下るつもりだったが急坂の行者ルートがはっきりしないため、普通のルートで御嶽神社へ下った。ブナ林もあるが殆んど植林帯の稜線を下ると喜多の車道だ。どこかで登山口への道を見逃したらしく、車道を少し上り返して青少年の家へ帰り着いた。ここで自転車をゲット、美しい山里を大江山を見ながら快調に下り、旧国道を登り返すと坂浦峠だ。
 竹林、広葉樹林、杉林の静かな里山の尾根歩きだ。三岳山までリボンなど道標は皆無だが尾根を外さないように歩けば問題ない。三岳山から登山口へは信仰の山らしくしっかりした山道だ。御嶽神社の梟の狛犬が珍しい。

           (山頂の烏帽子岩から見晴しの悪くなった西方を望む)

           (山頂の反射板から見晴しの悪くなった北方を望む)

    (三岳山三角点)       (山頂から大江山を望む)      (杉林の急坂を下る)

 (御嶽神社の梟のコマイヌ?)     (植林帯を下る)          (ブナ林もある)

   (車道から登山口へ戻る)      (喜多登山口)       (大江山を正面に上野条を戻る)

★道で出会った花(花は見かけず)

★ルート断面図


★地  図
 
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  三岳山

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