金剛山(1126m)

 

★ひとこと   「水越峠からカヤンボ谷で葛木神社を経て六道ノ辻へ」

霧氷に彩られた仁王杉


★行った日   2014年12月7日(日) 曇 単独

★コース

 高槻6:41(近畿道)=松原IC(府道31、R170、R309)=8:05水越峠駐車場8:13→水越峠8:23→カヤンボ8:54→堰堤9:07→ダイトレ出合9:57→一の鳥居10:19→10:38国見城址10:45→(1094m)大日岳10:57→六道ノ辻11:08→太尾窯跡11:22→11:46カヤンボ12:07→水越峠12:29→12:38水越峠駐車場12:45(R309、R170、府道31)=松原IC(近畿道)=高槻14:25

 昨日から寒波襲来、金剛山へ今冬初めての霧氷見物だ。水越峠からモミジ谷(結果的にはカヤンボ谷)から国見城址を経て太尾尾根(結果的にカヤンボ)へ周回の計画だ。富田林からR309を進み、水越トンネル手前から旧道に入って青崩(あおげ)の先の水越峠駐車場に車を止めて出発だ。
 下山予定の太尾(ふとお)尾根の登山口(結果的に通らなかったが)を右に見て旧道を東進、水越峠からゲートを通って林道に入る。山頂を雲で隠した金剛山を正面に見て薄雪の林道を30分ほど進むとカヤンボだ。ダイトレを左に分け、ちょっと林道を直進し、カーブの所から踏み跡に従って左の沢筋、カヤンボ谷に間違って入る。モミジ谷は10メートルほど先から西へ向っている沢筋だが、谷間のためGPSも衛星を拾えず、そのときはモミジ谷と思い込んで沢沿いに進んだ。小さな砂防堰堤を幾つか過ぎると大きな堰堤があり、右岸壁面の梯子を利用して堰堤に上る。この辺りから倒木が増え、5〜10センチの積雪のため足場確保にやきもきしながら河床を進む。地図ではモミジ谷にも堰堤のマークがあり、テープ印も所々に付いているので間違った谷とは気付かずに地形図と見比べて疑惑を持ちながら進む。言い訳がましいが雪景色の倒木の谷筋からでは地形が分かり難い。沢の源頭の急坂を上がってダイトレに合流して初めて違う谷を上ってきたことが分かった。標高1000メートルを超えると霧氷が付き始め、ダイトレをしばらく登ると一の鳥居だ。

    (水越峠駐車場を出発)    (水越峠の林道ゲートへ)(雲を頂いた金剛山を正面に進む)

  (カヤンボの先から谷筋へ)      (沢沿いに進む)      (堰堤右岸の梯子を上る)

   (倒木の沢筋を進む)      (枯れ沢の平地を行く)      (急坂を滑りながら登る)

       (ダイトレに合流)      (丸太階段を登る)            (一の鳥居)

 ガスって日の光はないが霧氷に飾られた木々の小枝が美しい大杉並木道を進む。葛城山がブナの幹の間からよく見える筈だがきょうはガスって真っ白、霧氷が美しい小広場だ。丸太階段を上るときょうの最高点の葛木神社だ。今年も安全に山歩きができたことに感謝して手をあわせ、転法輪寺(てんぽうりんじ)へ巨大な象の足のような夫婦杉が鎮座する雪道の参道を下る。生憎アイゼンを持ってきてなかったが、温度が高く凍てついてなかったので小またでチョコチョコと下ると、大勢の人が行き交う国見城址だ。小休止後、セトへ向って下り、途中から右へ少し登ると明るい広場の大日岳だ。稜線を下り、六道ノ辻から石ブテ道を左に分け、県境尾根をしばらく下ると太尾塞(ふとおさい)跡だ。ここで太尾尾根を下るべきところをうっかりして右へ、カヤンボを通る林道へ下り、遠回りして水越峠駐車場へ帰り着いた。なお、下山時に林道のモミジ谷入口を確認したが、材木伐採中につき通行禁止の表示があってロープで閉鎖されていた。
 今冬初の霧氷見物、久しぶりの雪景色を楽しむことができた。緊張感がなかったせいかボケたせいか、谷筋を間違えたり、帰りの尾根を誤ったり、の山歩きだった。

  (霧氷の大杉並木道を行く)      (雪の葛木神社)           (参道の夫婦杉)

    (ガスった国見城址)      (セトへ向う道を下る)        (明るい大日岳)

       (六道ノ辻)         (太尾窯跡を間違って左へ)   (林道を延々と下る)

  (カヤンボの休憩舎で大休止)   (雪のとけた林道を下る)        (水越峠へ到着)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図


★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       金剛・葛城・紀泉高原
・2万5千分の1地形図  御所(ごぜ)

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