★ひとこと 「坊村から雪化粧の西南尾根で武奈ヶ岳」
武奈ヶ岳山頂直下の霧氷林
★行った日 2014年12月30日(火) 曇 単独
★コース
高槻6:07(名神)=京都東IC(湖西道路、県道311、R367)=7:25坊村P7:44→8:45Ca680(アイゼン着)8:57→(1097m)御殿山10:22→11:21(1214.4m)武奈ヶ岳(SS着)12:08→12:54御殿山13:08→P846(SS脱)13:51→Ca680
14:03→14:42坊村P14:51(R367、県道311、湖西道路)=京都東(名神)=高槻16:28
今冬の雪山散歩(雨乞岳と蓬莱山)はどちらも山頂までたどり着けなかったので、三度目の正直を期待して武奈ヶ岳だ。坊村を起点に武奈ヶ岳銀座の西南尾根をピストンの計画だ。このコースは登山者が多いので新雪直後以外はアイゼンだけでOKだ。雪のない途中峠を越え3、4℃の曇り空の坊村駐車場に到着、アイゼンとSS(スノーシュー)をぶら下げて出発だ。
雪のない道を地主(じしゅ)神社前から明王院(みょうおういん)を通って御殿山登山口から急坂だ。地肌のでた杉林の急坂をジグザグに登り、標高500メートル付近の落葉樹林になると雪がまだら模様となり、Ca680の平地でやっと銀世界だ。ここから凍結した急な雪道となるのでアイゼンを付け、急坂を上りきるとP846からなだらかな稜線歩きだ。大勢の人が歩いているので歩き易い道だが、最初にラッセルした人に感謝だ。やがて夏道を右に分け、稜線を直進し、樹間から武奈ヶ岳をちらちら眺めながら落葉樹林を登り続けると御殿山だ。西南尾根の彼方の武奈ヶ岳が美しい。南の蓬莱山は薄雲に遮られて霞んでいる。SSに履き替えるのも面倒なのでアイゼンのまま急坂を下り、ワサビ峠を過ぎ、急坂を登ると展望の良いピークだ。京都北山の峰々はじめ北方は雪雲に覆われて視界不良だ。ここから武奈ヶ岳山頂までが最高の展望稜線だが、きょうは季節風が強く、下を向いてやっと山頂到着だ。
(雪のない地主神社への道)(植林帯の急坂をジグザグに登る)(標高500米から雪が現れる)
(Ca680の平地でアイゼン履く)(P846からなだらかな稜線登り) (夏道分岐)
(だんだん雪が深くなる尾根道) (見晴しのよい御殿山) (山頂から武奈ヶ岳を望む)
(ワサビ峠) (次のピークへ急な稜線を登る)(ピークから御殿山を振り返る)
(ピークから西南尾根を望む) (武奈ヶ岳へ稜線を登る) (武奈ヶ岳山頂)
山頂下の風下で暖かい昼食後、SSを履いて北尾根散歩だ。山頂から北は歩く人が殆んどいないのでつぼ足ではちょっとしんどそうだ。北尾根は北西の風がまともに当たり、霧氷が美しい稜線だ。八幡谷左尾根分岐まで下ったが、強風のため細川越まで下るのを諦めて引き返した。山頂からP846まで快調にSSで雪面を楽しむことができた。P846からつぼ足で下り、Ca680からは泥んこ道に手こずりながら坊村へ。
季節風が強く展望もあまりきかなかったが、武奈ヶ岳西南尾根のSS漫歩がよかった。北尾根の雪景色も次の計画に是非組み入れたいところだ。今年も無事いろいろ山歩きができたことを感謝し、来年も元気に山へ行けるよう明王院に手をあわせ、帰途についた。
(武奈ヶ岳から東の釈迦岳方面を望む)
(北尾根の霧氷)
(北尾根の霧氷)
(北尾根から釣瓶岳を望む)
(西南尾根を戻る)
(雪のない明王院前)
(時雨だしたあけぼの橋)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 比良山系・武奈ヶ岳
・2万5千分の1地形図 久多(くた)、北小松
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