竜王山(604.7m)鶏冠山(490.9m)

 

★ひとこと   「上桐生から鶏冠山、天狗岩、竜王山を周回」

鶏冠山付近から湖東の三上山を望む


★行った日   2015年2月7日(土) 晴後曇 単独

★コース

高槻6:37(名神)=瀬田西IC(県道16、県道108)=7:43上桐生駐車場7:51→落ヶ滝分岐8:12→8:51(490.9m)鶏冠山9:00→落ヶ滝分岐9:16→9:53天狗岩10:06→狛坂寺跡分岐10:30→10:44(604.7m)竜王山10:54→狛坂寺跡分岐11:07→磨崖佛11:28→南谷出合11:39→水晶谷出合11:57→12:08逆さ観音12:26→12:38上桐生駐車場12:41(県道108、県道16)=瀬田西IC(名神)=高槻14:02

 折角の晴なので雪山を歩きたかったが午後から所用のため湖南の半日トレッキングだ。上桐生(かみきりゅう)を起点に湖南アルプスの鶏冠山(とさかやま)から竜王山(りゅうおうざん)へ時計回りに周回の計画だ。瀬田西ICから県道を草津方面へ向い、新名神をくぐると間もなく桐生に入り、草津川の堤防を進むと上桐生のキャンプ場駐車場だ。
 駐車場から北谷林道に入り、すぐに落ヶ滝へ向う遊歩道を進む。何度か渡渉しながら沢沿いに進み、林道のような「たまみすぎの道」を横切り、すぐ先で落ヶ滝を右に分けて谷筋を登りきると北谷林道の続きの尾根道と合流、時折樹間から白銀に輝く蓬莱山を眺めたりしながら尾根道を登る。鶏冠山手前の小ピーク、小鶏冠から眺める北方の栗東トレセンやその向こうの三上山(みかみやま)が綺麗だ。ここから少し登りつめると木立に囲まれた本峰の鶏冠山だ。山頂から少し南下した尾根筋から北方の視界が開けている。鞍部で先に別れた落ヶ滝からの道を合せ、所々で好展望の風化した花崗岩層を乗り越えて稜線を登り続けると大きな岩山の天狗岩だ。最高点まで登るのは難しいが、岩場の舞台からの眺めは、朝よりも透明度が落ちて比良や鈴鹿の山々は霞の彼方だが360度の絶景だ。ちょと南の耳岩まで登りつめ、さらに尾根道のコンクリ丸太階段を登ると、狛坂(こまさか)寺跡分岐の白石峰だ。

 (北谷林道から落ヶ滝方面へ)     (ハイキング図)      (落ヶ滝方面と別れて鶏冠山へ)

   (尾根筋を鶏冠山へ)      (途中から望む蓬莱山)      (小鶏冠から三上山)

     (鶏冠山三角点)    (風化した花崗岩の尾根を行く)       (天狗岩)

                 (天狗岩上から360度の展望)

   (天狗岩上のだんご岩)           (耳岩)          (稜線を白石峰へ)

 薄雪の残る尾根道を茶沸(ちゃわかし)観音を経てしばらく進むと祠があり、その上が竜王山だ。山頂からは北側が少し切り開かれているが展望はあまり良くない。元へ戻って白石峰から急坂を下り、重ね岩を過ぎて新名神の流れを足下に眺めながら下ると狛坂寺跡だ。周辺は少し荒れ模様だが高さ6メートル幅4メートルの壁面に磨崖佛が彫られている。羊歯の茂る谷筋をしばらく下ると南谷林道出合だ。荒れた林道を水晶谷出合を経て新名神をくぐり30分ほど下ると逆さ観音だ。休憩舎で昼食、オランダ堰堤を経て少し進むと上桐生駐車場だ。
 天狗岩を代表とする風化した丸い花崗岩の岩場は湖南の展望台だ。麓には磨崖佛はじめ史跡が点在し、詳細な道標も完備しているので家族向けトレッキングに好適だ。

     (白石峰頂上)         (竜王山直下の祠)         (竜王山三角点)

   (白石峰から急坂を下る)         (重ね岩)        (眼下に広がる湖南地方)

   (狛坂寺跡の磨崖佛)      (狛坂寺跡の平地)         (南谷林道出合)

    (水晶谷出合)          (新名神下をくぐる)        (逆さ観音と休憩舎)

★道で出会った花(花はなし)

★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・2万5千分の1地形図  三雲

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