★ひとこと 「水分れ公園からヒカゲツツジを求めて向山を経て清水山へ」
三ノ山手前から石生の街を望む
★行った日 2015年4月22日(水) 晴一時曇 単独
★コース
高槻6:18(府道46、府道6、R9、R423、府道407、R372、R173、県道300、県道97、県道69、R175)=8:32水分れ公園駐車場8:42→一ノ山9:12→(298m)二ノ山9:23→(470m)三ノ山9:57→10:11(511m)四ノ山10:21→10:51(569.0m)向山10:59→(591m)五ノ山11:10→11:49(542m)清水山12:15→P416
12:29→(416m)剣爾山12:33→鳳翔寺12:59→13:06水分れ公園駐車場13:12(R175、県道7)=氷上IC(北近畿豊岡道、舞鶴若狭道)=丹南篠山口IC(県道306、R372、R173、県道731、府道54、府道731、R372、R423、R9、府道6)=高槻15:22
遅ればせながらヒカゲツツジで有名な丹波市石生(いそお)の向山(むかいやま)だ。水分れ公園を起点に一ノ山から向山を経て清水山へ周回の計画だ。高槻から石生へは高速道利用より30分位余分にかかるだけなので、途中の亀岡の崖崩れの東別院の迂回路と篠山の工事中の栗柄峠さえ辛抱すれば一般道で十分だ。一昨日の雨と風の影響を心配しながら快晴の水分れ公園駐車場に到着だ。
水分れ公園から二ノ山へ直接登る観音堂登山口を右に分けて山裾を北上、途中から小径を右へ入り、墓地の手前から踏み跡をたどって尾根に取り付く。ネットのゲートを開閉して、道形が残るが倒木の多い藪っぽい尾根筋を登る。やがて一ノ山と思しき林間の平地を通過、倒木を乗り越えながら急坂を登ると正規の登山道に合流、すぐに滝山古墳の表示があってその先が二ノ山だ。ピンクのツツジに彩られた落葉樹の尾根を登り続けると柏原(かしわら)の田園が見渡せる岩頭の展望所だ。すぐ先の三ノ山を過ぎるとすぐに四ノ山だ。この辺りからヒカゲツツジが現れ始め、時々現れる春日町の田園風景を北側に眺めながら一旦下って登り返すと向山三角点だ。この少し手前のつつじヶ丘展望所から、氷上(ひかみ)の田園と共に登ってきた稜線が望める。向山からは東北の視界が開け、眼下の春日町はじめ丹波の山々が箱庭のようだ。向山からヒカゲツツジの美しいなだらかな稜線を進むとコース最高点の五ノ山だ。
(ゲートを開閉して踏み跡を登る) (落葉樹の森を登る) (何の表示もない一ノ山)
(急な尾根を登ると登山道合流) (二ノ山) (三ノ山)
(四ノ山)
(ピンクのツツジの尾根道を行く)
(景色の良い松の台展望所)
五ノ山から急坂を下ると岩稜だ。これから通る清水山を眺めながら岩稜の右裾を通り、譲葉山(ゆずりはやま)を左に分けて稜線をなだらかに下る。しばらく進み、鞍部から急登すると反射板のある清水山だ。ここで柏原の単独行の男性に近場の山々を教えてもらいながら大休止だ。山頂から急な尾根道を下り、イルカ岩の下で南多田を左に分け、亀岩を過ぎると剣爾山(けんじやま)だ。ここから往路の一ノ山から向山を経て清水山にいたるまで全部を見渡すことができる。領家(りょうけ)ノ頭や天狗岩など柏原の田園風景を見渡せるビューポイントを楽しみながら稜線を下り、植林帯に入って害獣防止ネットを通ると鳳翔寺(ほうしょうじ)だ。周回してきた山並みを眺めながら車道を北上すると水分れ公園はすぐだ。
前々日の風雨で心配したが花期終盤のヒカゲツツジは標高約500メートル以上の稜線で控えめに、そして全山に派手なピンクのミツバツツジが咲き誇っていた。稜線各所の展望ポイントから氷上の田園風景が見事だ。道標も完備しており安全に周回可だ。
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・2万5千分の1地形図 柏原
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