武奈ヶ岳(1214.4m)釈迦岳(1060.3m)堂満岳(1057m)

 

★ひとこと   「イン谷から釈迦岳経由武奈ヶ岳を経て堂満岳へ」

ヨキトウゲ谷(奥の深谷近傍)の芦生杉


★行った日   2015年6月15日(月) 曇時々晴 単独

★コース

高槻4:36(名神)=京都東IC(湖西道路)=5:43イン谷口P5:52→リフト釈迦駅跡7:06→7:10リフト駅上展望所7:19→8:01(1060.3m)釈迦岳8:10→カラ岳8:25→比良ロッジ跡8:51→9:05八雲ヶ原9:11→イブルギノコバ9:27→中峠分岐10:00→10:15(1214.4m)武奈ヶ岳10:28→中峠分岐10:42→(1181m)コヤマノ岳10:53→中峠11:05→11:42八雲ヶ原分岐(広場)12:05→金糞峠12:10→12:45(1057m)堂満岳12:54→ノタノホリ14:04→14:38イン谷口P14:45(湖西道路)=京都東IC(名神)=高槻16:30

 久しぶりの無雪期の比良山北部のぶらぶら歩きだ。イン谷から釈迦岳、武奈ヶ岳、堂満岳を周回の計画だ。名神の集中工事渋滞にひやひやしたが、早朝のため意外にスムースに流れ順調にイン谷口に到着、駐車場に一番のりだ。イン谷から登るのは久しぶりだ。
 イン谷の車道をつめ、沢沿いの山道に入り、神璽(しんじ)谷を左に分けて登山リフト跡をぬうように登る。松の古木の多いV溝の道だ。イン谷から1時間ほど頑張るとリフト釈迦駅跡だ。工事中の建物は厳重封鎖だが、登山道をちょっと登ると駅跡上の展望所だ。きょうは雲の中だが堂満岳など北比良の峰々が望めるはずだ。カラ岳へ向うトラバース道を左に分け、大石の点在するシャクナゲの多い道を登り、イチョウガレの先でワンゲル道と合流、緑の樹林帯を過ぎると岩クズを敷きつめたような展望のない釈迦岳三角点だ。なだらかな落葉樹の森を西進、カラ岳の工事中のアンテナ塔を過ぎて稜線を下り、八淵ノ滝(はちのたき)からきた道を合せて登り返すと比良ロッジ跡だ。地肌が露出し、所々で掘れたスキーコース跡を八雲ヶ原へ下る。一度破壊された自然はなかなか元に戻らないようだ。イモリが水底に多数這っているヤクモ池から草原を北上、芦生(あしう)杉の多い道をたどるとイブルギノコバだ。広谷を右に分け、杉古木の道を過ぎて落葉樹の森を登り、中峠分岐を過ぎてV溝の急坂を登りきると西南尾根と合流して武奈ヶ岳山頂だ。梅雨空に覆われ、雲に閉ざされた釈迦岳や蓬莱山の山影がほのかに望めるだけだ。

 (イン谷から沢沿いの山道へ)  (神璽谷を左に分け右へ)   (松の大木の多い道を登る)

     (リフト釈迦駅跡)       (釈迦駅跡上の展望所)      (大石の道を登る)

(緑の樹林帯をなだらかに進む)     (釈迦岳三角点)     (カラ岳付近のアンテナ塔)

(比良ロッジ跡から八雲ヶ原へ)    (八雲ヶ原のヤクモ池)      (芦生杉の道を登る)

   (イブルギノコバ付近)       (中峠分岐を直進)         (武奈ヶ岳三角点)

 武奈ヶ岳山頂から急坂を下り、中峠分岐からブナ林のだらだら坂をコヤマノ岳へ向う。一通過点のコヤマノ岳を経て中峠を左へ折れて芦生杉の点在する美しい沢筋のヨキトウゲ谷を渡渉しながら下る。やがて芦生杉の点在する平地で奥の深谷と合流、沢に沿って東進すると休憩の適所、八雲ヶ原分岐の広場だ。小鳥のさえずりを聞きながら緑の木陰で大休止だ。昼食後、少し先の金糞(かなくそ)峠から縦走路の稜線をちょっと南下、南比良峠を右に分け、堂満岳北壁の絶壁を見ながら稜線を登り、シャクナゲやベニドウダンの多い道をしばらくたどると堂満岳山頂だ。岩クズの敷きつめたような山頂からは樹間から霞んだ琵琶湖がちょっと望めるだけだ。山頂から東南稜の急坂を木の根っこを掴みながら下ると標高1000メートル辺りから少しなだらかになり、白いエゴノキの落花が地面を飾っている幅広の樹林帯尾根を下る。しばらく松や落葉樹の混在する尾根を下り、沢のガレ場を過ぎると杉林のなだらかなトラバース道が続く。やがていつ来ても同じ水位のノタノホリだ。池辺の枝にはモリアオガエルのソフトボール大の卵泡がぶら下がっている。杉林の坂道を下り、ちょっとした湿地を過ぎて、倒木のあるガレた歩き難い急な道をしばらく下ると旧別荘地の民家の横だ。林道を道なりに少し下り、イン谷口の表示に従って左折、しばらく進むとイン谷口と比良駅を結ぶ道に出合い、ここを左折するとイン谷口Pだ。帰りは工事渋滞のノロノロ運転の名神で2時間近くかかって帰阪。
 北比良の核心部の周回コースだ。釈迦岳は一通過点のような山頂だがリフト駅から山頂までの大石が点在する落葉樹の道が好きだ。明る過ぎる八雲ヶ原は昼行灯のような感じだが、その先の芦生杉の多いイブルギノコバ周辺はしっとりとしたいい所だ。金糞峠へ下るヨキトウゲ谷も変化があって興味深い沢筋だ。堂満岳東南稜は標高1000〜700メートルにかけて樹林の美しい稜線だ。

  (山頂から雲に隠れた釈迦岳)(山頂から雲をかぶった蓬莱山) (コヤマノ岳のブナ林を行く)

    (中峠を左へ下る)        (芦生杉が現れる)       (ヨキトウゲ谷を下る)

   (八雲ヶ原分岐の広場)     (広場から金糞峠へ向う)     (金糞峠から南下)

   (シャクナゲ尾根を登る)        (堂満岳山頂)   (急坂下り後なだらか尾根を下る)

  (V溝のトラバース道を下る)   (水の枯れないノタノホリ)     (旧別荘地を下る)

★道で出会った花

     ウツギ(釈迦駅跡)       コアジサイ(釈迦駅跡)     キランソウ?(釈迦岳)


    ヤマツツジ(釈迦岳)        ヤマボウシ(カラ岳)         ?(カラ岳)


    ニガナ(比良ロッジ跡)      ホウノキ(八雲ヶ原)     ムラサキサギゴケ(八雲ヶ原)


   コナスビ?(八雲ヶ原)       ベニドウダン(堂満岳)       エゴノキ?(堂満岳)


★ルート断面図

★地  図

 (備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)

(参考地図)
・山と高原地図       比良山系・武奈ヶ岳
・2万5千分の1地形図  北小松、比良山

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