★ひとこと 「紅葉シーズンの大段ヶ平から氷ノ山を経て殿下登山口へ」
三ノ丸展望台から氷ノ山を望む
★行った日 2015年10月23日(金) 曇ただし山頂晴 単独
★コース
高槻4:47(府道46、府道407、R372)=丹南篠山口IC(舞鶴若狭道、北近畿豊岡道)=八鹿氷ノ山IC(R9、県道272、県道6、県道48、横行林道)=7:44三ッ滝P7:55→大段ヶ平登山口8:16→8:42大屋町避難小屋8:48→9:04神大ヒュッテ9:09→9:40(1509.8m)氷ノ山9:47→二ノ丸10:09→10:32三ノ丸(大休止)11:04→坂ノ谷コース分岐11:15→林道出合11:29→三ッ滝P12:08(横行林道、県道48)=天滝P12:40→13:16天滝13:26→13:48天滝P13:55(県道48、県道6、県道272、R9)=八鹿氷ノ山IC(北近畿豊岡道、舞鶴若狭道)=丹南篠山口IC(R372、府道407、府道46)=高槻17:02
兵庫鳥取県境にあって兵庫県最高峰の氷ノ山(ひょうのせん)だ。紅葉のシーズンを迎え、大屋町側からのアプローチだ。大屋から県道を戸倉方面へ向い、中間(なかま)から大屋川沿いにさかのぼり、紅葉の鮮やかな横行(よこいき)林道を最後までつめ、瀞川(とろかわ)・氷ノ山林道との出合が三ッ滝橋駐車場だ。
休憩舎の建つ三ッ滝橋から鮮やかに朝日に映える紅葉を眺めながら瀞川・氷ノ山林道をしばらく東へ歩くと大段ヶ平(おおだんがなる)だ。広い駐車場や休憩舎もある登山口からなだらかなブナ林を進む。右上に鮮やかな緑の草原を見ながら急坂を上がると三角屋根の大屋町避難小屋だ。ネマガリタケの切り開き道をしばらく登ると東尾根道との合流点の神大ヒュッテだ。少しなだらかになった尾根道を千本杉、古千本杉を過ぎて進むと前方の笹原の彼方に三角屋根が望める。しばらく笹原の道を登ると山頂避難小屋の建つ一等三角点の山頂だが、殆んどの山々は雲海に隠れ、大展望の山頂の展望は寂しい限りだ、
(三ッ滝橋から大段ヶ平へ) (紅葉鮮やかな林道を行く) (大段ヶ平登山口)
(なだらかなブナ林を行く)
(少し急な笹原を登る)
(大屋町避難小屋)
(山頂避難小屋)
(二ノ丸へ向う) (二ノ丸から三ノ丸へ向う)
山頂から笹原を南へ下り、二ノ丸を過ぎて下って登り返すと三ノ丸だ。展望台からは氷ノ山から三ノ丸にかけて広がる笹原の高原は美しく望めるが、山々は雲海の彼方だ。三ノ丸避難小屋の下で鳥取県側の春米(つくよね)を右に分け、さらに下って坂ノ谷登山口を右に分け、殿下コースを下る。やがてブナの大木が現れ、そこから左へ横道を下ると瀞川・氷ノ山林道出合だ。紅葉を眺めながら約3キロの車道歩きで三ッ滝橋駐車場だ。横行林道を往路通りに下り、途中の天滝に寄り道だ。天滝駐車場から渓流沿いに標高差196メートル1.2キロ進むと天滝だ。高さ100メートル弱の白布を広げたような姿は見事なものだ。ただ紅葉前線は天滝の標高5、600メートルまで降りてきてないので、もう少し後がベターだ。便利になった北近畿豊岡道から舞鶴道を篠山で一般道へ、終盤の篠山黒豆の枝豆をゲット、今夜のビールを夢見ながら帰阪。
氷ノ山では標高7、800〜12、300メートルの間が紅葉適期だ。従って横行林道や瀞川・氷ノ山林道の周辺は紅葉の最盛期だ。今回のコースは急坂もなく、刈り払いもしっかりされ道標も整備されているので誰でも楽しめるルートだ。
(三ノ丸展望台) (三ノ丸頂上) (三ノ丸避難小屋)
(ネマガリダケの切り開き道を下る)
(ブナ大木から横道へ下る) (瀞川・氷ノ山林道出合)
(林道を三ッ滝橋へ向う) (しんどい天滝へ寄り道) (紅葉に少し早い天滝)
★道で出会った花(なし)
★ルート断面図
★地 図
(備考)この地図および断面図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第90号)
(参考地図)
・山と高原地図 氷ノ山・鉢伏・神鍋
・2万5千分の1地形図 氷ノ山、戸倉峠
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